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ヒラメの釣り方!ヒラメってどんな魚
ヒラメは白身の高級魚!歯ごたえがあって、適度な脂が乗っていて甘味もあります。
ヒラメ釣りの人気の秘密はとにかくうまい魚だから!
天然物のヒラメって回らないお寿司屋さんで凄い値段で提供されているらしい。
行ったことないからわからんが(;^ω^)
ともかく釣り人ならヒラメを自力で釣り上げ、腹一杯に高級魚を堪能できるチャンスはあります!
今回はヒラメの釣り方を紹介します。難易度は高い釣りですが、釣れたときの達成感ば半端ない!
ぜひ今年はヒラメ釣りにチャレンジしてください。
ヒラメって何処で釣れるの?
ヒラメはどこで釣れるのか?
ヒラメの生息域は、北は北海道オホーツク。南は九州南シナ海まで生息します。
日本全国でヒラメを釣るチャンスはある感じです。
特にヒラメが好んで住む場所は海底が砂地になっているところ。
海の底でペタッとなって身を潜めているイメージありますよね。
ヒラメは海底が砂時のポイントを好む!
ヒラメは砂に身を隠し頭の上を泳いでいく小魚を捕食します。
ヒラメは見た目は鈍重そうですが、遊泳力は非常に高いです。
特に瞬発力は半端なく、小魚を追いかけ海底から浮き上がるときは砂煙を巻き上げるほどです。
超短距離のスペシャルスプリンターなのです。
また海底にへばり付いているイメージがありますが、海底から数メートル浮き上がり捕食することもあると考えられています。
サーフの砂地で釣れるヒラメ
サーフでキス釣りをしていると、巻き上げてきた仕掛けにドカンとヒラメが食いついてくることがあります。
釣れたキスをヒラメが横取りしてくるのです。
キスの仕掛けでは、ほとほとヒラメには対抗することができず残念ながら仕掛けごと切られるパターンが多いです。
大人のヒラメは小魚が主食!
成体になったヒラメの主食は小魚だけです。
カニやエビなどは狙わす純粋に小魚だけを狙うハンターです。
ヒラメが釣れたらぜひ観察してほしいのが「歯」です。
ヒラメの歯ってかなり鋭いです。肉食系の獣みたいな歯をしています。
鋭い牙は小魚を確実に仕留めるために進化したヒラメの武器です。
ルワーやワームにヒラメの「歯形」がクッキリ残ることも珍らしくありません。
ヒラメの産卵期は3月から7月
冬は水温の安定する深場に落ちる個体が多いヒラメ。
生息域は水深は200mくらいまでだそう。
こうなると陸の「陸っぱり」からは狙えません。
しかし産卵期になるとショアから狙えるシャローエリアまで上がってきます。
いわゆる春ののっこみ期です。
ヒラメの寿命は長くて数年。
数年で50cm〜60cmを超す大きさまで成長するので成長スピードは早い魚です。
のっこみ期は産卵前後に「爆食い」する時期があり、爆食いに当たるといとも簡単にヒラメが釣れてしまうことがあります。
ヒラメが釣りやすい時期
ヒラメには釣りやすい時期と釣り難い時期があります。
ショアから(陸から)釣る場合は時期により顕著に釣果に差が出ます。
ヒラメが釣りやすい時期は6月と11月です。
6月と11月が釣れる!
ヒラメが釣れる時期があるには何故?
ヒラメに限らず海の魚には適水温があります。
水温が暑すぎても冷たすぎても魚は嫌がります。
釣りたい魚の適水温に近ければ釣れやすいのは当然です。
ではヒラメの適水温は何度なのか?
ヒラメの適水温は20度前後
一般的にヒラメは20度が適水温だと言われています。
陸のサーフなど船を使わないショアからの釣りの場合は海水温が変化しやすく釣果に影響します。
陸に近い浅いエリアの海水は大気温で変化しやすいのです。
真夏は海水温が高くなりすぎヒラメは嫌がります。
逆に冬になると冷たすぎてヒラメは嫌がります。
嫌がるヒラメは年間を通して水温が安定した深いエリアに移動します。
魚が深い場所に移動するのを「深みに落ちる」と呼びます。
深みに落ちたヒラメには、残念ながらショアから仕掛けが届きません。
ヒラメは最大で1mまで成長する
大きなヒラメのことを釣り人は「座布団ヒラメ」と呼びます。
その名の通り座布団クラスの大きさです♪
座布団クラスのヒラメになると厚みも半端ないです。
ちなみに「ざぶとん」と呼べるヒラメは70㎝以上だと言われています。
重さは4㎏以上。
ヒラメ狙いの釣り師アングラーにとって70㎝以上はまさに夢。
70㎝以上のヒラメが釣れたら確実に絶対に写真に残しておきたいですよね( ̄▽ ̄;)
ヒラメを釣る仕掛け
ヒラメを釣る仕掛けはルアー釣りと泳がせ釣りの2択になります。
ルアー釣りとはミノーやワームやメタルジグを小魚に似た動きで釣るゲームフィッシング。
泳がせ釣りは、別名で飲ませ釣りとも呼ばれ生きた小魚をエサにした釣りです。
肉食で成体になると「小魚しか食べない」ヒラメには虫エサやエビなどのエサは使いません。
- ルアー釣り
- 泳がせ釣り(飲ませ釣り)
ヒラメ釣り!ルアーで釣る仕掛け【ロッド】
ヒラメ釣りに使用するロッドは、シーバスやショアジギング用のルアーを投げるために開発設計されたロッドがおすすめ。
ヒラメ釣り専用モデルも存在しますが「ルアー投げる竿」であれば楽しく釣りができるはずです。
しかしアジングやメバリングモデルは軽いルアーを飛ばす事を念頭に設計されているのでヒラメには不向き。
ジーバスモデルやショアジギングモデルが必要になります。
ロッドの長さは遠投が必要なサーフで10ft~13ft。遠投が必要ない港湾部なら8ft~10ftでも可能。
1ftは30.48㎝です。10ftで約3m。13ftなら約3.9mです。
- ロッド:シーバスやジギング用
- 長さ :8ft~13ft
ヒラメ釣り!ルアーで釣る仕掛け【リール】
リールは3000番から5000番のスピニングリールを使用します。メーカーはこだわりがなければシマノかダイワが無難です。
3000番なら港湾部の遠投が不要なポイントを見据えて。
5000番なら青物を狙ったショアジギングでも活躍してくれます。
4000番なら海のルアーフィッシングでマルチに対応してくれます。
ヒラメ釣りのリールはハイギアがおすすめ
リールのギヤ比はハイギアが使いやすいです。
糸ふけを取ったり、テンポよくルアーを泳がせ回収するのに便利だから。
ハイギヤとは1回転ハンドルを回した時にラインの巻取り量が多いことを表します。
「H」や「XH」や「XG」がハイギアの表記です。
ヒラメ釣り!ルアーで釣る仕掛け【ライン】
ルアーでヒラメを釣る仕掛けはPEラインにフロロカーボンのリーダーを1m~2mくらい結びます。
サーフなど遠投が必要になる場面が多いので飛距離に定評があるPEラインがおすすめ。
メインラインは細いほど抵抗が小さく飛距離が伸びます。
ただし細くし過ぎると強度の心配が出てきます。
またPEラインは伸縮率が低くヒラメが釣れた時のアタリをよりダイレクトに感じられます。
- メインライン:PE
- 太さ、号数 :1.2号~2号
ヒラメ釣り!ルアーで釣る仕掛け【リーダー】
リーダーはPEラインとルアーの間に付ける糸です。素材はフロロカーボンです。メインラインをPEにした時の弱点を補強する貯めに使います。
PEの弱点とは根に擦れたり魚の歯で簡単に切れてしまうことです。また高切れしてメインライン自体を交換するコストを避ける意味もあります。
- リーダー:フロロカーボン
- 太さ号数:4号~5号
ヒラメ釣り!ルアーで釣る仕掛け【スナップ】
スナップはルアー交換の手間を省くために多くのアングラーが利用しています。
フロロカーボンのリーダーを直接ラインアイに結んでもかまいません。
ただし直接ルアーに結ぶとルアーの動きが小さくなります。
ルアーを設計通りの本来の動きにしたい場合はスナップやリングを使うと良いでしょう。
ヒラメ釣り!ルアーで釣る仕掛け【ルアー選択】
ヒラメを釣るルアーは4種類あります。
- ミノー
- ワーム
- メタルジグ
- バイブレーション
ヒラメのルアー釣り!ミノーの特徴
ミノーとは小魚に似たリアクションをするプラグ系のルアー。ヒラメを釣りたいときに最も出番が多いルアーがミノーです。
浅いシャローを釣るときはフローティングミノーを使い、深場を釣るときはシンキングタイプを使います。
またヘビーシンキングミノーは自重があるのでミノーでありながら遠投も可能です。
ヒラメのルアー釣り!ワームの特徴
ワームは合成樹脂で作られた小魚をイミテーションした疑似餌です。
ハードルアーと比較して柔らかな素材を利用しているのでヒラメに見切られることが少ないです。
オモリが付いたジグヘッドと組み合わせて使うことが多く、ヒラメ専用モデルが販売されています。
ジグヘッドを交換することで自由に重さ変更することができます。14g~20gがおすすめ。
ヒラメのルアー釣り!メタルジグの特徴
メタルジグは金属製の自重があるルアーです。コンパクトなサイズで設計されているので、ミノーでは大きすぎる場合に活躍します。
また比重が大きいので簡単に底を取ることができ、海底をデットスピードで引いてくることも可能。
ヒラメの場合はフォールよりもスイミングで食わせるパターンが多いので細身のメタルジグを使うのがポイント。重さは20g~40g。
ヒラメのルアー釣り!バイブレーションの特徴
バイブレーションとは小刻みに震えて「波動」で釣るルアーです。海のルアーフィッシングではシーバス釣りに多用されることが多いです。
バイブレーションは基本的にただ巻きでOKでし。
ヒラメ釣りの場合は濁りが強く「波動」でアピールしたいときに有効です。
ヒラメ釣りの仕掛け泳がせ釣り
ヒラメの泳がせ釣りは船で沖合のポイントで釣るか、港湾部の堤防で釣るかになります。
船なら20m~60mの水深を狙い胴付き仕掛けで狙います。
堤防ならアジなどの小魚がいるポイントヒラメが付いている可能性があります。
ヒラメの泳がせ釣りの仕掛けに使うエサ
ヒラメの泳がせ釣りに使う生き餌は「アジ」を使うことが多いです。
活きアジはエサ屋さんで購入することもできます。地域によって生き餌の種類は若干変わります。
ボラの子供だったりハゼが主流の地域もあります。
生き餌は現地で調達する?
活き餌は元気良く泳ぎ回ってアピールして食えることが重要。
そのためには現地で調達するのが手っ取り早いです。
現地調達値は「サビキ釣り」などで現地で小魚を釣り、そのままエサにしてしまう方法です。
アジ等の小魚が釣れればヒラメのエサが回遊している証拠であり釣れる確率も高くなります。
ヒラメは死んだ魚でも釣れる?
イカやタコは死んだエサでも釣れます。
ヒラメの場合はどうか?
釣れないことは無いけれど効率が悪いというのが本当のところのようです。
ヒラメを釣るなら活きの良いエサを確保するのが大切です。
ヒラメを釣ったときのリリースサイズ
小さなヒラメをそげと呼びますが「ソゲサイズ」はリリースだと言われています。
ソゲとはおおよそ25㎝~30㎝以下を指すのが一般的。
だいたい靴のサイズと同じですよね。
釣れたヒラメが靴のサイズだったら資源保護の観点からリリースしましょう。
きっと大きな座布団サイズになって夢を運んできてくれるはずですから。
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