紀州釣りの竿・ロッドの選び方
紀州釣りはダンゴで付けエサを守りながら海底でチヌ・クロダイを釣る方法です。
かなり奥が深い釣りでハマると沼のように抜け出せない楽しみがあります。
今回は紀州釣りの沼に足を踏み入れようとする「あなた」に、紀州釣りに適した竿を紹介したいと思います。
是非参考にしてください。
紀州釣りの竿・ロッドはどんな種類がいいの?
先ずは紀州釣りに使う竿の基本的な性能や長さを紹介します。
紀州釣りに使うのは磯竿が圧倒的に多いです。
その磯竿を選ぶには3つのポイントがあります。
3つのポイントというのが「号数」「長さ」「調子」です。
紀州釣りの竿のおすすめの設定!
紀州釣りのおすすめの磯竿の設定は下記の通り!
- 磯竿の号数:1.5号~2号
- 竿の長さ :4m~5.3m
- 竿の調子 :7:3先調子
この設定を守って磯竿を選べば、初心者さんが紀州釣りを楽しめることは間違いありません(≧▽≦)
どうしてこんな設定がおすすめなのか紹介したいと思います。
紀州釣りに使う竿は「磯竿」
昨日は淡路で紀州釣り🎣
— makoto801@ウキダンゴ釣りが好き (@m_fishing_m801) June 26, 2022
お昼から雷で納竿⚡️
雷は怖い😱#紀州釣#ウキダンゴ釣り pic.twitter.com/Jze3rlyLQN
紀州釣りに使う竿の種類は磯竿です。
磯竿には1号~3号のように番号が振られています。
投げ竿や船の竿だとこの番号がオモリの容量を表します。
例えば「450-50」と書かれていたら4.5mの長さの竿で、オモリは50号まで使えるんだとわかります。
では磯竿の場合はといえば?オモリのサイズではありません。
磯竿の号数は道糸の太さ
磯竿に割り振られる号数は使用できる道糸・ラインの太さに当たります。
1号の磯竿なら道糸は1号前後がバランスが良い、2号なら道糸の太さは2号前後がバランスが良いとなります。
- 磯竿1号:道糸は1号前後
- 磯竿2号:道糸は2号前後
- 磯竿3号:道糸は3号前後
釣りでは細いラインの方が良く釣れるというのが一般的なセオリー。
堤防や磯でチヌやグレを釣るのにも当てはまります。
「細い道糸を使いたい=磯竿の番手も小さくしていく」
と考えるとわかりやすいかもしれません。
では紀州釣りで道糸って何号を使ってますか?
紀州釣りの竿選び!道糸は何号使ってる
磯竿の番手を決めるのに、普段の紀州釣りで使用する道糸の号数から選定するのも一つの方法です。
50㎝級の大物が釣れるポイントの道糸と、足裏サイズまでしか出ないポイントではおのずと道糸の太さは変わってくるでしょう。
年無しのクロダイガ釣れるようなポイントでは2号以上の道糸を使うかもしれません。
根が無いポイントで大物は来ないポイントなら1号~1.5号の道糸を使うでしょう。
竿の長さは5.3mがおすすめ
暑いけど、ちょっくらホームに紀州釣り!
— 紀州だんご(海中と糸電話) (@bxIfjcQv8GJdwpv) July 11, 2022
チヌの気配もボラもないのにいきなりウキがズコーン!?ふぇ?!って慌ててあわせるとグイーンとドラグ。竿たてるのにレバー緩める。かなりの引きに黒冴はもはやつの字!それでも竿を信じてたえると銀色の体高のある姿。
知ってた。当たりも走りもチヌやない。 pic.twitter.com/0z546o1DeW
竿の長さは5.3mがおすすめです。
磯竿の種類は4m~6mくらいまであります。
最も多いのが5m前後です。
短ければ取り回しが楽で、紀州釣りでダンゴを投げるのも楽です。
初心者の方でダンゴが楽に投げれて取り回しが楽な竿が良いと考えられる方は短めを選ばれるとよいです。
紀州釣りで長い竿を使うメリット
紀州釣りをやっている名手の方の多くは5m前後の長い竿を使っています。
その理由は、紀州釣りの長い仕掛けを扱うのや、クロダイの引きを吸収する、のに長い竿の方が有利だから。
紀州釣り竿の調子は7:3がおすすめ
紀州釣りに使う磯竿には竿の調子と呼ばれるものがあります。
竿の調子とは竿が曲がるポイントで重心を表しています。
「なんのこっちゃ?」
初心者の方には?がたくさんだと思いますが、磯竿の調子には8:2、7:3、6:4など様々な種類があります。
竿を10等分したときにどこのポイントで竿が曲がるかというのが調子です。
- 8:2 超先調子(先端だけが曲がる)
- 7:3 先調子 (先端から胴にかけて曲がる)
- 6:3 同調し (竿の中心付近から上がる)
紀州釣りにおすすめの磯竿を5本紹介
ここからは具体的な磯竿を5本紹介します。
実は釣竿ってメーカーからはたくさんの種類が開発販売されているけれど、釣具屋さんやエサ屋さんにはあんまりおいてない( ̄▽ ̄;)
在庫を持つのが地変なんでしょうね。
なので「この竿だ!」というのが見つかったらネットで注文しちゃうのが速いです。
ホリデー磯:シマノ
シマノから販売されている汎用的な磯竿です。
入門用に位置づけられる竿で、その性能と比較すると非常にコストパフォーマンスが良く使い勝手が良い竿です。
おすすめの設定の1.5号の5.3mの磯竿なら自重が205gと軽いです。
4m・4.5m・5.3mまでの三種類あります。
値段はアマゾンで8000円台!
アドバンス磯:シマノ
シマノのスパイラルXを採用したブランク巣のパワーが一段アップしたハイグレードモデル。
紀州釣りで大物が来ても竿のパワーでいなすことができるおすすめモデル。
ホリデー磯と比較すると…やっぱり全然違う( ̄▽ ̄;)
価格もアマゾンで2万円弱するんですけど、お金が出せる方で本格的に釣りをしようと考えているなら断然にアドバンス磯がおすすめ。
自重は1.2号の5.3mで185gと軽い!
リバティークラブ磯風:ダイワ
ダイワから販売されている初心者用の入門磯竿がこちら「リバティークラブ」です。
アマゾンでの実勢価格は8000円以下でカテゴリーランキングは1位です(≧▽≦)
1.5号の磯竿で3.9m、4.5m、5.3m、のおすすめの長さがあります。
1.5号の5.3mの長さで自重は215gです。
インターライン リーガル:ダイワ
インターラインとは外ガイドが無くて、道糸がラインの中を通っていく竿です。
一般的なアウトガイドの竿に比べるとラントラブルが圧倒的に少ないです
特に磯竿って長いですよね。だから竿先でラインがガイドに~ってたりすることが多い。
紀州釣りなら絡まってるのに気が付かづにダンゴを投げてしまえば「ぼんッ」空中爆発必至です。
紀州釣りでは特にインターラインは使いやすいのでお勧めです。
アマゾンの実勢価格で約1万円です。
1.5号の5.3mで自重は220g。
インプレッサ:ダイワ
より本格的に機種釣りや磯釣りがしたい方におすすめなのがダイワのインプレッサ。
実勢価格はアマゾンで2万円弱で、同じくダイワから販売されているリバティークラブの倍くらいの値段設定。
価格は倍するんですが…かっこいい(≧▽≦)
まず見た目が全然違う。メタルパーツが多用されてて竿の通夜が違う♪
惚れちゃいますね。
1.5号の5.3mの設定で自重は205gです。
ブルーベイ磯:プロマリン
ブルーベイ磯はプロマリンから反ばされている磯竿。
実は筆者はこの竿を使ったことがあります。
悪い竿ではないし価格と比較すればコスパはメチャクチャ高い。
なんせアマゾンで3000円台で売っている( ̄▽ ̄;)
だけど、紀州釣りの竿としてはおすすめはしないです。
なぜなら、2回、3回と紀州釣りをやってみて「紀州釣り面白いじゃん!」と感じられた方は絶対に間違いなく、すぐにもっと良い竿が欲しくなるはず。
だから、ダイワやシマノの入門竿をおすすめしてます。
おすすめの紀州竿5選のまとめ
今回は初心者さん向きの紀州釣りの竿をまとめてみました。
紀州釣りの竿を選ぶポイントは
- 長さ
- 号数
- 調子
がありました。
ぜひお気に入りの竿を見つけて紀州釣りを楽しんでください。