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ウキフカセ釣りと紀州釣りの違い!クロダイ釣れるのはどっち?

紀州釣りとふかせ釣り違い ふかせ釣り
紀州釣りとふかせ釣り違い
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紀州釣りとフカセ釣りの違い!クロダイが釣れるのはどっち?

堤防でクロダイを釣る方法で有名な「ウキフカセ釣り」と「紀州釣り」。

紀州釣りは地方によってダンゴ釣りとかダコチン釣りと呼ばれるそうです。

クロダイを釣ってみたい!という初心者の方の中では、紀州釣りとフカセ釣りの違いや、どっちがクロダイを釣るのに有利なのかわかりにくいと思います。

そこでこの記事ではウキフカセ釣りと紀州釣りの違い。

どちらの釣り方でクロダイが釣れるのか考えてみたいと思います。

紀州釣りとふかせ釣りどっちが好きですか?

紀州釣り (17)どちらでも (5)ふかせ釣り (17)

紀州釣りとふかせ釣り釣れるのはどっち?

紀州釣り (16)どちらとも (11)ふかせ釣り (10)

紀州釣りとフカセ釣りの違いは?

紀州釣りとウキフカセ釣りは似ている釣り方ですが、魚へのアプローチ方法やターゲットにする魚がが違います。

紀州釣りでターゲットにする魚

紀州釣りでターゲットする魚はクロダイ(チヌ)だけです。

マジ?クロダイを釣るためだけに生まれた釣法。

紀州釣りはクロダイだけが本命

だんごの周りにはフグやチャリコやメジナやボラやハなど様々な魚が寄ってきます。

だけど多くの釣り人がターゲットにする本命は”クロダイ”です。

ではウキフカセ釣りはどうか?

ウキフカセ釣りの本命の魚は?

ウキフカセ釣りでターゲットにする魚は、クロダイ、グレ、マダイ、青物、メバル、カサゴ…様々な種類が本命になります。

ウキフカセ釣りは様々な魚が釣れる

ウキフカセ釣りの方が狙える魚が多い裾野が広い釣りと言えます。

では狙える魚が違う理由はどこなるのでしょうか?

紀州釣りとフカセ釣りに違い!上で釣るか底で釣るか

紀州釣りとウキフカセ釣り

紀州釣りとフカセ釣りの大きな差は、底で釣るか浮かせて釣るかの差があります。

浮かせて釣るのはフカセ釣りの得意な技。

オキアミを中心としたコマセを撒いて、魚を浮かせて表層で釣ります。

それに対し、底で釣るのが紀州釣り。

集魚剤を練りこんだ「ダンゴ」を沈めて底に魚を寄せて釣ります。

ウキフカセ釣りは軽いコマセ

ウキフカセ釣りに使うコマセはオキアミを中心とした軽いコマセ・集魚剤です。

軽い集魚剤は沈みにくく、潮に乗って流れていきます。

潮に乗って流れていったオキアミをメジナが食べます。

たくさんのオキアミの中にハリのついた付けエサを紛れ込ますことによって魚を釣るのがウキフカセ釣りです。

だからウキフカセ釣りはコマセと付けエサを同じ潮に流す「同調」が大切だといわれます。

コマセのオキアミと付けエサのオキアミを離さないということですね。

紀州釣りのダンゴは重たい

一方の紀州釣りにダンゴは重たくて沈みやすい素材を使います。

ダンゴは比重が重たく一気に海底を目指して沈んでいきます。

海底に付くと水分を吸ったダンゴが崩壊し、ダンゴの中に隠しておいた付けたエサが飛び出すという仕組みです。

ダンゴの集魚効果で集まっていた魚の目の前にオキアミが飛び出すので、食い気のある魚は思わずパクっと食いついてしまうという仕組みです。

ダンゴに付けエサを隠す意味

紀州釣りでダンゴン中に付けエサを隠す意味は、エサ取りから付けエサを守るためです。

コマセを撒くと本命の魚以外にもたくさんの小魚も寄ってしまいます。

クロダイガ生息する海底まで付けエサをエサ取りに取られることなく届けるには何らかのプロテクターが必要だったのです。

そのプロテクターの役目を果たすのがコマセダンゴ。

コマセダンゴに包まれているから、エサ取りがいくら突いても付けエサまでは届きません。

ダンゴが崩壊する瞬間までハリがついた付けエサは無事なのです。

紀州釣りとウキフカセ釣りの違い!竿は同じ磯竿

紀州釣りとフカセ釣りの竿は同じ磯竿を使います。

磯竿には番手があり番号が小さいほど柔らかくパワーの小さい竿になります。

1号2号3号
柔らかいやや柔らかいやや硬い

堤防周りで紀州釣りやウキフカセ釣りをする場合に、最も扱いやすいのは1.5号前後です。

1号以下だと柔らかすぎて扱いが難しいです。

2号以上だと硬すぎて魚とのやり取りが楽しめませんし、竿が曲がりにくい分ラインに負担がかかり切れてしまう可能性も高まります。

1.5号ならウキフカセ釣りでも紀州釣りでも対応することが可能です。

紀州釣りは砂地、フカセ釣りは磯

紀州釣りとフカセ釣りは得意な釣り場のフィールドも違います。

底で釣る紀州釣りは「砂地」の底が有利です。

砂地なら根係することも少ないし、水深も一定になります。

一方のフカセ釣りは浮かせて釣る釣法なので、海底の形状に影響されることはありません。

沖磯のような非常に根の荒いポイントでもフカセ釣りは釣ることが出来ます。

フカセ釣りは潮の流れの早いポイント!紀州釣りはゆっくりの潮が得意

フカセ釣りは潮の流れの中にコマと仕掛けを同調させて流し込む釣りです。

ある程度の潮の流れが必須で潮が流れていた方が仕掛けが馴染みやすく釣りやすい。

だから堤防のウキフカセ釣りでは潮通しが良い先端付近に人気が集まります。

では紀州釣りはどうかと言えば、潮が緩いポイントが釣りやすいです。

紀州釣りはダンゴを海底に沈め、ダンゴの崩壊とともに付けエサが飛び出し魚を釣る釣法です。

潮の流れが速いと、ダンゴが崩壊する前にウキだけが流れてしまい、ダンゴとウキが離れてしまいます。

ダンゴとウキが離れると、ダンゴが割れた瞬間にウキに引っ張られてダンゴから付け絵sが離れてしまうのです。

紀州釣りとフカセ釣り!リールは2000番前後のスピニング

紀州釣りもフカセ釣りもリールは2000番前後の軽いスピニングリールを使います。

リールは予算と好みに合わせて自由に決めてもらって大丈夫です。

竿のように磯竿の1.5号みたいな細かな設定はいりません( ̄▽ ̄;)

理由はフカセ釣りも紀州釣りも巻で釣る釣りではないから。

巻で釣るとはルアーのような釣りです。

紀州釣りもフカセ釣りも糸ふけを取るのがリールの役目で、魚がかかってからも浮かすのは竿の役目。

リールは結構何でもいいかも。

レバーブレーキ付きリールってどう?

磯竿と組み合わせるリールでレバーブレーキ付きリールがあります。

リールに付いたレバーを握り込むとドラグが放出されるというリールです。

レバーブレーキ付きリールは大型の魚に竿がのされてしまったときに活躍するシステム。

魚がかかった時に最も適切な竿とラインの角度は90度だといわれています。

竿を立てろ!とよく言われますが、90度の角度に近づけろという意味です。

90度の角度が良い理由は竿の柔軟性が適切に発揮されるから。

例えば魚のパワーにのされてしまい、竿が海面と平行になってしまうと、竿の弾力が発揮されずラインにかかる負荷が高まります。

結果としてラインブレイク。

レバーブレーキ付きリールは竿を立て直すために使うリールです。

ウキフカセ釣りでも紀州釣りでも相性はよいリールです。

紀州釣りとウキフカセ釣りはどっちが釣れる?

紀州釣りとウキフカセ釣りのどちらが釣れるのでしょうか?

これは一概には言えませんが、夏と冬で分けて考えることが出来ます。

  • 夏の海の特徴:エサ取りが多い
  • 冬の海の特徴:エサ取りが少ない

冬はウキフカセが釣れる

冬場は表層から中層にかけて煙幕やコマセが広がりやすいウキフカセが釣りやすいです。

クロダイも浮かして釣ることが可能です。

エサ取りも少ないのでじっくり釣ることが可能。

冬の紀州釣りはエサ取りが少なく、ダンゴを突く魚も限られています。

そうなるとダンゴの煙幕はなかなか広がりません。

煙幕が広がらないということはクロダイも寄ってきにくいです。

夏は紀州釣りが有利

逆に夏場は紀州釣りが有利です。

エサ取りが多い時期は付けエサをダンゴで守っている紀州釣りに分があります。

またダンゴを突く小魚の存在は、煙幕を広げクロダイの興味を引くのに役立ちます。

夏場のウキフカセ釣りは、エサ取りが多すぎて「オフシーズン」といわれることもあります。

堤防からクロダイを釣る!クロダイの生態を知ろう

堤防からクロダイを釣るには、クロダイの生態を少し理解したうえで釣りをした方が良く釣れます。

  • クロダイが食べてるエサは?
  • クロダイが釣れる時期は?
  • クロダイが釣れるポイントは?

クロダイガ食べているエサは?

クロダイが普段食べているエサは、エビやカニの甲殻類、イソメなどの多毛類、小魚や貝などです。

その中でも最もよく捕食しているのが貝だとされています。

硬い貝の殻を食い破るためにクロダイの歯は独特の進化を遂げています。

細かい歯が口の中にいっぱいに生えている…人間の歯のように整然とは整列していません。

また硬い貝をかみ砕くために顎の力も非常に強いとされています。

クロダイの活性が最も高いのは夏

魚にはシーズナルで釣れる釣れないが明確にあります。

いわゆる活性が高い時期低い時期というヤツです。

クロダイガ最も活性が高い時期は夏。

だけれど夏がクロダイガ釣りやすいかどうかは別な話なんです…

夏に活性が高いのはクロダイだけじゃないのです。

フカセ釣りにしても紀州釣りにしても、クロダイを釣るのに邪魔をするエサ取りという魚の存在。

夏場はエサ取りの活性も数も非常に多いのです。

夏にクロダイを釣るためにはエサ取りをいかにかわすかが非常に重要になります。

クロダイガ釣れるポイント

堤防の中でも釣りやすいポイントと釣りにくいポイントがあります。

釣りやすい釣りにくいは、足場の良し悪しだけではなく潮の流れも深く関係します。

一般的に堤防の釣りは先端が良く釣れるとされています。

その理由は潮通しが良くいから。

潮通しが良いポイントは、酸素濃度が高く、エサが運ばれやすく、回遊性の魚が移動に使うから…などなど様々な理由があります。

ウキフカセ釣りで狙うメジナ(グレ)は堤防の先端で潮通しの良いポイントが良く釣れるといわれます。

ではこの記事のメインターゲットであるクロダイはどうなのか?

クロダイはやや潮が緩んだポイントで釣りやすいです。

早い潮の流れの中を泳ぎ回りエサを捕食するタイプではないのです。

どちらかといえばクロダイは泳ぎが遅い魚。

潮の流れが速いポイントより緩やかなポイントでホバリングしながらエサを捕食するのが得意です。

食べているエサを考えると納得できますよね。

紀州釣りとフカセ釣りの違いまとめ

紀州釣りとフカセ釣りの違いをまとめました。

紀州釣りは底でクロダイを釣る方法で、ふかせ釣りはコマセで浮かせた魚を釣る方法でした。

似た釣り方ですが、魚へのアプローチの方法が違うのですね。

紀州釣りもふかせ釣りも楽しい釣りで大物が釣れる可能性が高いです。

ぜひ楽しんでください♪

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