アジングの表面直下のアジの釣り方
アジングをやっているとカウントを入れても、ボトムまで沈めても全然アタリがない!
そんな時ってありませんか?
実はアジが表層直下に浮いている可能性があります。
だけど表面直下のアジングって意外と難しいんですよね。
初心者のアジンガーさんはコツを掴まないとほとんど釣れません(ーー;)
そこでこの記事では表層直下のアジングを釣るコツ。
初心者さんが簡単に表層のアジが釣れるアイテムまで紹介します。
表層に漂っているアジを釣るコツは?
小場所、表層1091🎣
— つりったー🎣 (@Ajing_tritter) March 24, 2021
アジング楽しいわー(^-^) pic.twitter.com/7sB9aYqY2p
フィールドに立ってアジが表層に漂っていることは分かった!
では、表層や表層直下のアジを釣るにはどうしたらいいのか?
答えは単純で明快です。
ジグヘッド&ワームを表層に定位してやれば釣れます。
そんなの簡単じゃん!と思った方もいらっしゃるでしょう。
だけど表層ジグヘッドリグの定位って難しくてコツがいるんです。
アジングの表層の定位は難しい?
ジグ単アジング
— K-SUKE (@kekeman4234) January 4, 2022
風なかったから06gを表層付近ダダ巻きでMAX29cm pic.twitter.com/EG549hg2AF
アジングのジグヘッドは自重があるから海水にポチャンと落ちたら、順次沈んていきます。
当然ですよね。
これを早く沈ませないで、できるだけゆっくり定位させてやる。
コレが表層のアジングのテクニックのほとんど全てです。
表層の定位って具体的に何センチ?
アジが「ど表層」に群れている時に、具体的に何センチに定位させたら良いのでしょうか?
例えば表層10cmにしかアジがいないとします。
そんな時に30cmまで沈めたらどうなるか…。
『釣れません』
アハハハハハハ。
アジのレンジって驚くほどシビアなときが多いんです。
アジングのレンジはかなりシビア
上手に土俵層をリトリーブ、定位できるとアジのバイトがある。
それなのに、ちょっと手間取って30cmくらい沈めてしまうと、途端にアタリが消える(ーー;)
「ちょっとくらい待って」
と思うこともあるのですが、アシには融通がきかない(ーー;)
では土俵層を定位させリトリーブするにはどうすればよいのか?
その答えはジグヘッドが海面にポチャンと落ちたらすくにアジングを開始するしかありません。
ジグヘッドが落ちてから釣りを始めるまでの手順
ではジグヘッドがポチャンと、海面に落ちてから釣りを開始するまでの手順を考えてみましょう。
- キャストする
- ジグヘッドが落ちる
- ベールを返す
- 糸ふけを取る
- アジングを開始する
大まかにこんな感じになります。
てばどこを短縮しスマートにすれば表層のアジにアタックできるのでしょうか?
- べールを返す
- 糸ふけを取る
ここしかないでしょう。
糸ふけを取る時間短くする
アジングでジグヘッドをキャストして糸ふけが出る理由は、ジグヘッドに引っ張られたラインが、慣性で出続けてしまうから。
ジグヘッドは海面にポチャンしてるのにラインはしばらく出っぱなしというやつですね。
通常はカウントを取りながら糸ふけをとって、ジグヘッドの重みを感じるテンションにして釣りを開始します。
ところがど表層のアジングには糸ふけを取ってる余裕がないんです。
表層のアジングには余裕がない
例えば5カウント時間をロスしたら、アジが溜まってるど表層はもう過ぎています。
だから対策としては着水と同時にグルグルグルッとリールを巻いて糸ふけを取る!
時間との勝負なのでできるだけ素早くグルグルグル…。
これでもいいのですが、忙しいしあんまりおすすめしません。
もっとど表層のアジングを釣る良い方法があるのです。
それが強制着水速攻スタートパターンです。
強制着水速攻スタートとは
ジグヘッドを強制着水するだけで「ど表層」は格段に釣りやすくなります!
強制着水とは、キャストしたジグヘッドが自然着水する前に指でライン放出を止めてやることです。
つまり着水前にベールを返して無理やりジグヘッドが飛んでいくのを止めちゃうんです。
強制着水とは着水前にベールを返すこと
ベールを返すことにより、スプールからのライン放出が止まり、ジグヘッドはそれ以上飛ぶことができずに強制的に落下し着水します。
着水したらそのままアジングをスタートしたら良いのです。
強制着水のメリット
強制着水のメリットはすぐにアジングが始められる体制が整うことです。
通常のアジングは「糸ふけ」を取る作業が必須でした。
ところが強制着水の場合は、ラインの放出を無理矢理に止めるので、ジグヘッドが着水したときに糸ふけが出ないのです!
糸ふけがでていないから、既にテンションが張った状態になっています。
テンションが張っているから、すぐにアジングが始められ表層のアジにアプローチできるのです。
表層のアジングのジグヘッドは軽くする
表層のアジを釣るには、ジグヘッドを軽くするしかありません。
重たいジグヘッドは早く沈んでしまうので、通常1gだったら、0.8g0.5gと軽くするのがセオリーです。
でも軽くすると飛距離が出ません。
足元のアジングならどうにかなっても、ちょっと離れた沖にアジがいたらどうするのか?
ジグヘッドを軽くしたい…だけど飛距離が出ない…悩ましいところですね。
でも34サーティーフォーから表層を釣る専用のジグヘッドが販売されてたので紹介します。
表層アジング専用のジグヘッド
商品名はZEROGRA HEAD(ゼログラヘッド)といいます。
ジグヘッドのおもりの周りに何か透明な幕のようなものが有りますね。
これはジグヘッドをコーティングしている樹脂の幕。
何のために樹脂でコーティングするのかといえば、体積を大きくして海中で浮力を勝ち取るため。
浮力を得ることができれば通常のジグヘッドより、沈降速度がゆっくりになり、表層でのアジングの強い武器になります。
具体的な釣り方は動画が有ったので参考にしてください。
沖の表層アジングにはフロート
沖の表層アジングはフロート
0.5gや0.8gのジグヘッドには飛距離に限界があります。
2gや3gのジグヘッドのようには、絶対に飛びません!
だから沖の表層のアジングをやるにはフロートリグを使うしかありません。
ダイワのアジングシリーズ「月下美人」から登場しているのが月ノ雫というフロートリグ。
遠投に適したタイプで、着水音がメバルの捕食音に近いのだといいます。
また夜釣りのアジングには嬉しい夜光仕様です。
アジングを始めとしたライトソルト専門メーカーの34サーティーフォーのSキャリーというフロートリグです。
フロートは0.4gのジグヘッドと同じ沈降速度で沈むので表層の釣りには最適なアイテム。
通常は0.4g以下の軽いジグヘッドを装着します。
0.4g以上の重さのジグヘッドなら、ジグヘッドが先行して沈んでいきます。