メタルジグの赤金!自然界には存在しないアピールカラー
この記事ではショアジギングやロックフィッシュゲームで使うメタルジグの「赤金」の意味と使い方を紹介します。
ショアジギングやロックフィッシュなどソルトのルアーゲームで使うことが多いメタルジグ。
メタルジグのメリットは何といっても自重があってフォールでの誘いが自在なこと。
他のルアーにはないバーチカルな縦の釣りが出来ることが魅力ですよね。
そんなメタルジグの定番カラーの「赤金」
アピールカラーなんて呼ばれ昔からよく使われます。
今回は赤金のメタルジグの使い方やカラー選びを紹介していきたいと思います。
教えて!メタルジグの赤金はどんな感じ?
メタルジグの赤金は釣れる?
赤金と緑金どっちが好き?
アピールカラーとナチュラルカラーどっちが釣れる?
メタルジグの赤金!自然界には存在しない!?
昨日に続き釣れました。
— 釣行科 (@k8DIkc2H5Yfqh1y) September 23, 2022
下津井沖、夕方。ベイトがたまるポイントで釣果あり。メタルジグ赤金にしか反応しませんでした。ボイルがあっても底狙いで良型ゲット。 pic.twitter.com/MzRKpNEjtQ
アカキンはアピール力が最強!
赤と金の組み合わせってゴージャスでバブリーな感じがしますね。
実は海の中には赤と金の組み合わせってほとんど存在しないらしいです。
サバンナに生息するシマウマがそうであるように、海の中でも「保護色」というのが生物の基本的なカラー選択です。
つまり、周りと同調して自分を隠す。
赤金が海の中で目立つアピールアラーだというのは、非保護色で周りに同調した空気が読めない、浮いた存在の変わり者だということです。
ダイワのメタルジグの素材がタングステンのジグ。
もちろんカラーは赤と金。タングステンは比重が大きくジグのサイズを小さくしても早く動かせるというメリットがあります。
メタルジグの赤金は目立ちすぎる!?
メタルジグの赤金は目立ちすぎて釣れないという指摘もあります。
いわゆる「見切られる」という状態。
派手なカラーで興味を持って追いかけては来るけれど、あと一押しが出来ずに食わせるところまでいかない( ̄▽ ̄;)
でもルアー選択の基本的な考えとして目立たせるのが優先です。
とにかく見つけてもらう。
エサ釣り師は釣れない時に、エサを小さくして魚に食べやすくして…という細工をします。
では、僕たちアングラーはどうかといえば派手にして目立たせた方が釣れることが多い。
メタルジグの金字塔で圧倒的に売れまくっているメジャークラフトのジグパラショート。
やっぱり赤金のカラーは存在します。
赤金はマズメに強い!よく釣れる!?
赤金は朝マズメや夕マズメに釣れることが多いです。
理由として、夕方や朝日の光が赤金のアピール力を適度に薄めて馴染ませているかららしい…?
確かにそれも一理あるような気もしますが、それよりも朝マズメ、夕マズメには食う気満々の魚がたくさんいる!
その魚に赤金のアピール力で見つけてもらっているから釣れる!そっちの方がが正解ではないかと思いませんか?
兎も角、夕マズメや朝マズメで捕食スイッチが入っている青物などは、アピールカラー優先でローテーションを組んだ方が良いです。
ジャッカルのビックパッカーシリーズ。このジグも信頼度がかなり高い。
赤金のメタルジグはシルエットがハッキリ
赤金のメタルジグにアピール力があるのは、カラーではなくシルエットだという説もあります。
洋服のコーディネートなどに反対色を指し色に使う…なんてことが言われたりします。
色には、白と黒、寒色と暖色のように正反対の特徴を持つものが存在します。
単純に海の中が水色だとしたら反対色はオレンジ。緑色の反対は赤。
反対色って並べてみると分かりますが、パキッとした感じで明確に分かれます。
逆に色合いが近いとグラデーションのように境界線がぼやけます。
つまり、赤金は海水の反対色でくっきりとシルエットが浮かび上がっているのです。
最近の学説では犬は人間と同じようには物が見えていないというのが通説です。
当然に魚も人間と同じようには見えていません。
赤金が目立つ理由はシルエットにあるのかもしれません。
ただ、いつでもどこでも赤金が無敵で最強のカラーだという気もないです。
赤金のメタルジグとは正反対の意味を持つ「ナチュラルカラー」を使った方が釣れる場合も存在します。
赤金メタルジグは使わない!水が澄んでる
46cmだった。狙い通り朝マヅメに赤金メタルジグで狙い撃ち!!ふふふ。。。 pic.twitter.com/YXnS1frrB7
— takayan!!!@Bバスの人 (@tack_yassu) July 15, 2018
ナチュラルカラーも用意すべし!
水が澄んでいるときは赤金のようなド派手なアピールカラーではなく、ナチュラルカラーを使うこともあります。
ナチュラルカラーとは、青系や緑系の海水に近い色で、更にベイトに似せているカラーです。
キラキラのホロが付いているのはベイトの鱗の反射に似せる為です。
ルアーは派手で目立たせるのが基本という考え方に逆行しているようにも聞こえますが、そうではありません。
海水の透明度が高い!ナチュラルカラーでも十分アピールしている
海水の透明度が高い時はナチュラルカラーでもアピール力が十分高いのです。
赤金のド派手カラーのシルエットパキパキでなくとも、十分に魚に見つけてもらうことが出来ます。
見つけてもらうことが出来れば、さぁどっちが食いたいって話になります。
カレーがいいか?かつ丼がいいか?ステーキがいいか?目先を変えてショートケーキがいいか?
ケースの中に赤金以外にイワシカラーやグローが入っている理由です。
メタルジグの基本の3色
メタルジグは無数にカラーがあるように感じますが、基本の3色があります。
- 赤金系:アピールカラー
- 緑青系:ナチュラルカラー
- グロー系:発光
釣り場ではとりあえず赤金を投げます。
ピンク系も赤金に準ずるアピールカラーだといわれています。
特にハタ系の根魚を釣る場合は赤金やピンク系のド派手が釣果に結びつきやすい。
また、ミスバイトがあって「そこに魚がいるけど釣り切れない」そんな時には、目先を変えるカラーチェンジが有効だったりします。
僕たち人間の目には赤金よりもイワシカラーの方が圧倒的に魚感が強くて、優秀なルアーに見える( ̄▽ ̄;)
ゼブラ系のグロー色
セリアのメタルジグで、ゼブラ赤金を作成。
— よーぜふ (@Joseph_of_seal) March 16, 2021
オフショアならまだしも、LSJの40gで使うシーンがあるかどうかは知らんけど。
蓄光テープに耐水性はないからウレタンコーティングはするよ。 pic.twitter.com/UWmb2e98UR
ゼブラ系のグローがなぜ釣れるのか意味が分からない( ̄▽ ̄;)
とても美味しそうには見えませんが…。
でも使い方によって非常に強い武器になることは間違いないです。
「雨が降って潮が濁ってる」
こんな時にゼブラ系のグローを投げるとドンっと来ることがあります。
濁り潮だから海水の中で光は乱反射し光量は間違いなく少ないはずです。
海の中に光が届いていない。
だとするとグロー系の微発光がアピール力が高いのはわかります。
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