浜名湖のサビキ釣りを家族で楽しもう
浜名湖のサビキ釣りは例年5月のゴールデンウィークあたりから始まります。
釣果が安定するのは梅雨が明けたころからです。
最初はイワシが釣れ始め、徐々にアジやサバやサッパが釣れだし賑やかに♪
今回の記事は浜名湖のサビキ釣りの釣り場紹介です。
特に子供さんや女性がいっしょの家族でのファミリーフィッシングが楽しめるポイントを紹介します。
今年の夏は家族で浜名湖のサビキ釣りを楽しんでください!
浜名湖のサビキ釣り!家族で行くなら注意したいポイント
家族でのファミリーフィッシングなら、トイレや手洗い場所が必須条件です。
男性なら草むらでそそくさとも有りですが、女性はそうもいかない。
トイレがない所に女性を連れていくと二度と付き合ってもらえないかも( ̄▽ ̄;)
それに釣りエサって臭いがしたり、手がベタベタしたりします。
釣りが趣味の男性なら全然我慢できる範囲でも、子供を楽しませるために「ガンバって」付いてきたお母さんには正直シンドイ。
だから手洗い場所も必須。
トイレと手洗い場所。この2つをクリアした浜名湖の釣り場を今回は紹介します。
浜名湖でサビキ釣りで釣れるポイントは表浜名湖
浜名湖はとても大きな湖。
湖の一部は外洋の遠州灘と繋がった汽水湖です。
汽水湖とは真水と海水が混ざった河口のような状態を維持する湖のことです。
だから浜名湖の水はしょっぱい♪
浜名湖の塩分濃度は海と繋がる「表浜名湖」が濃く、中浜名湖、奥浜名湖と進むにつれ塩分濃度は下がっていきます。
サビキ釣りでアジやサバが釣れるのは、塩分濃度が高い表浜名湖。
表浜名湖の範囲は国道1号線から南側の遠州灘に近い地域です。
浜名湖で家族で楽しいサビキ釣りポイント【新居海釣り公園】
浜名湖の海釣り公園施設。場所は浜松市ではなく湖西市になります。
今回の釣り場の条件。
トイレと手洗い場所はもちろんクリアです。
釣り場のすぐ近くに駐車場が有り、トイレも手洗い場もあります。
それに新井海釣り公園には、施設内に釣り道具やさんがありレンタルロッドがあります。
つまり手ぶらで行っても大丈夫♪
新居海釣り公園が家族のサビキ釣りにおすすめな理由
新居海釣り公園は敷地が広くて滑り台の遊具もあります♪
釣りに飽きてしまった小さなお子様が遊ぶにはピッタリ。
それに釣り場のすぐ隣は海水浴場になってます。
浜名湖にある新居海釣り公園は【釣りと海水浴】が同時に楽しめるポイントなんです。
家族の夏の思い出作りには最高のロケーション。
アウトドア大好きなアクティブ家族には超おすすめです。
もちろん海水浴場では釣りは禁止!ピーチに釣り針が落ちてるなんてことはありません。
更衣室やシャワーもあります。
新居海釣り公園をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事があります。
浜名湖で家族で楽しいサビキ釣りポイント【六角堂・ウナギ観音前・乙女園】
浜名湖のポイントでウナギ観音前という場所があります。
乙女園という公園に隣接した釣り場で無料の駐車場と公園内のトイレ、手洗い場が使えます。
グーグルマップで検索するなら「乙女園」で検索した方が分かりやすいかもしれません。
ウナギ観音とは、うなぎを供養するために放生会という仏教の儀式を執り行い、その時に立てた観音様です。
観音様のお背中がまるでうなぎのみたい(笑)
そんなことこら地元ではうなぎ観音と呼んでいるそう。
うなぎ観音前、六角堂、乙女園、と呼び方がありますが、基本同じポイントのことです。
うなぎ観音前、六角堂、乙女園が家族サビキ釣りにおすすめな理由
乙女園は浜名湖に隣接する釣り場です。もともと釣り場として整備されたポイントではないので乙女園は普通の公園。
釣りに特化した施設じゃないけど、逆に遊具は充実したきれいな公園♪
だから飽きっぽい子供連れには最適。
きれいな遊歩道もあるし、芝生の広場も遊具もあります。
お兄ちゃんとお父さんはサビキ釣り。小さな妹ちゃんとお母さんは遊具で遊ぶ♪
そんな楽しみも有りですよね。
もちろんトイレも手洗い場もOK。
浜松市が管理運営する公園だから料金はタダ、無料です。
ココはいいかも♪
だけど釣果は新居海釣り公園の方が釣れるかな・・・(ーー;)
9月10月の全盛期ならバンバン釣れてますが。
浜名湖で家族で楽しいサビキ釣りポイント「編み干場」
遠州灘でシラス漁をする漁師さんが、編みを干す場所に利用しているのが編み干し場。
長い編みをトラックで引き出して天日干しにしています。
もちろん漁師さんの邪魔にならないように釣りをする必要あり!
「おい!釣り竿どかせや〜」
漁師さんの船の邪魔をすると怒られますm(_ _;)m
だけど漁師さんの船に注意すれば編み干場はとてもよく釣れるポイントです!
編み干場が家族サビキ釣りにおすすめな理由
編み干場は表浜名湖の中でも遠州灘にすごく近いポイント。
魚の数、魚影がとても濃いです。
サビキ釣りだったらイワシ、サバ、アジ、何でも釣れます。
特に釣れる時期は7月から10月くらいまで。
バケツですくえるんじゃないの?
そのくらいに魚が沢山います。ついつい釣りすぎて食べるのに困るほどです(^o^;)
編み干場の横には巨大な有料駐車場があります。
駐車場の中にトイレと手洗い場があります。
網干場で家族サビこ釣りに行く注意点!
新居海釣り公園や乙女園は釣り以外にも、子供さんが遊べる遊具などがありました。
釣れない時間は子供にとって試練です(;^ω^)
網干場で子供さんが釣れない時間に息抜きできる遊具は・・・
残念ながらありません!
網干場に釣りに行ったら釣り以外にやることはありません。
徒歩圏内にコンビニもない。
あるのは浜名湖と釣り竿だけ。
そうだ、自動販売機はある。
釣りを頑張れるお子様の家庭じゃないと辛いかもしれない。
でも堤防は広くて、堤防の脇は直ぐに空き地になってるからテント張ってる人も時々見かける。
許可された場所以外、浜名湖の周りで焚き火は禁止だから注意してください。
網干場はとても流れが早いから注意して!
網干場は遠州灘ととても近いです。
干潮と満潮の潮の満ち引きでめっちゃ流れが早い。
潮の流れが速いとサビキのコマセを撒いても飛んでいってしまう(;^ω^)
だからちょっと釣りにくい。
また釣りにくいだけではなくて、海に落ちると超危険です!
またたく間に流されてしまいます。
ライフジャケットはマジで必須です。
数千円でお子様の万が一の危険を回避できるのでぜひ着用してください。
家族で沢山釣るための浜名湖サビキ釣りのワンポイント
サビキ釣りのエサはアミエビを使用します。
アミエビは冷凍のブロックなら250円〜400円くらいです。
お店によって若干値段が違います。
冷凍アミエビを使うときはバケツに海水を入れアミエピのブロックを溶かすのがおすすめ。
海水の量はブロックのアミエビがひたひたになるくらい。
アミエビが溶けると海水の中で泳いでいる感じになります。
あとはラインを持って仕掛けのカゴを海水アミエビの中に沈め少し動かしてアミエビを詰めます。
これで余り手を汚さずにアミエビを詰めることができます。
浜名湖のサビキ釣りの仕掛け
浜名湖のサビキ釣りの仕掛けは一般的なサビキ仕掛けと同じです。
市販のサビキ仕掛けと重りの入ったサビキカゴです。
サビキ仕掛けのカラーはピンクと白が中心。
その日にって魚が好む色がなぜか変わります。2種類か3種類のカラーをそろえた方がいいです。
サビキのハリのサイズは4号を中心に
針のサイズは4号を中心に考えると良いと思いです。
5月6月はアジのサイズは小さいので2号とか3号を使う。
7月8月はアジどんどん大きくなってくるので4号を目安に。
そして9月以降の良型のアジが釣れる時期には6号以上といった感じにします。
アジは1年で20㎝近くまで成長する魚なのでそれに合わせてハリのサイズも合わせるんです♪
浜名湖のサビキ釣り仕掛けのサイズ
初夏➡2号~4号
晩秋➡5号~6号
浜名湖のサビキ釣りの簡単な釣り方
サビキ釣りの釣り方は簡単です。サビキのカゴにアミエビを詰めゆっくり海に落とすだけ。
ゆっくり仕掛けを沈めていくと、サビキかごの中から自然とコマセのアミエビがこぼれ出します。
それに魚がよってきて、サビキの疑似餌に食い付いてきます。
ゆっくり沈めて少し待つ。
待っていても魚の反応がなかったら、今度は竿を起こして仕掛けを持ち上げます。
持ち上げる高さは、だいたい1メートルくらい。
持ち上げたら再度ゆっくり沈めます。
沈めて持ち上げてという魚を誘う一連の動作を「サビく」と呼びます。
サビくことによってカゴの中のコマセを撒きながらアジやサバを釣ります。
秋の良型のアジやサバならジグサビキも面白い
秋の浜名湖のアジ・サバの魚影は本当に濃い。
はっきりいってウジャウジャです( ´∀` )
だからルアーフィッシングも面白い!
秋の大きくなったアジやサバをルアーで釣るんです♪
ルアーに使うのは「ジグサビキ」という仕掛けです。
普通のサビキ仕掛けより少し大きめのハリと、大きな疑似餌の誘いが付いたジグサビキの仕掛け。
秋の浜名湖はジグサビキも面白い
仕掛けの先端にはジグと呼ばれる金属製のルアーをつけます。
ジグサビキをキャストしてリールを巻いてくるだけで、大きなアジやサバだけを狙って釣ることができる♪
小さなサイズはジグサビキには反応しません。
大きなアジ・サバだけがやる気になってルアーを追いかけてきます。
ルアー釣りって知識とか技術がないと難しいのですが、浜名湖のハイシーズンのジグサビキなら簡単です!
お子様でもゲームフィッシングの楽しみを味わうことができます。
浜名湖でサビキ釣りをする時期
浜名湖でサビキ釣りができるのはゴールデンウイーク頃から。
最初はイワシです。
だけど釣果はまだまだ安定しません。
6月頃になると豆アジや豆サバが釣れ始めます。
そして梅雨が終わると本格的なサビキシーズン到来です。
7月8月9月は数釣りができる楽しい時期。
そして10月になるとアジもサバも大きくなる!
豆アジサイズだったのが手のひらサイズで刺し身にできる大きさに(^^♪
11月に入ると段々と海の中は冬の支度です。
水温が下がりやすい浅い浜名湖から、水温が安定する遠州灘の深いところへ落ちていきます。
浜名湖のサビキが釣れる時期シーズン
- 5月:サビキスタート釣果は不安定
- 6月:豆アジや豆サバが連れ始める
- 7〜9月:安定して数釣りができる
- 10月:刺し身サイズの大きなアジを狙え
- 11月:サビキシーズンの終了
浜名湖の家族向けファミリーフィッシングでおすすめのサビキポイントまとめ
浜名湖のサビキ釣り。家族でファミリーフィッシングを楽しむならここがおすすめの3箇所です。
- 新井海釣り公園
- 乙女園、六角堂、うなぎ観音前
- 網干場
この3箇所はトイレや手洗い場がついているので、お子様や女性が同伴でも安心して釣りができます。
また新井海釣り公園お乙女園には、遊具もあるから、小さなお子様がいる家庭でも安心です。
ゴールデンウィーク開けたらイワシから回遊が始まるよ。
イワシの唐揚げはアジより旨いよ!