浜名湖今切れ口は釣り禁止です
浜名湖は魚のゆりかごと呼ばれ、非常に魚影が濃いことで有名です。
クロダイやヒラメやマゴチやシーバスやアジ…釣れる魚を数えだしたらキリがないほど。
そんな浜名湖と遠州灘の海を繋いでいるのが「今切れ口」です。
今切れ口は多くの魚が生息し神格化されているイメージがあります。
しかし、今切れ口は超危険で事故多発「立ち入り禁止・釣り禁止」なポイントでもあります。
今切れ口周辺は釣り人の事故が多く死亡事故も発生しています。
今切れ口は事故多発!立ち入り禁止
15日に立ち入り禁止の浜名湖今切口堤防で転落死亡事故が有り消防、警察などの多くの関係者にご迷惑をかける結果となったにも関わらず実際鰤等が釣れるものだから同じ場所での釣果をいまだに多くの釣り人がアングラーズ等のSNSに誇らしげに投稿している有り様です。来年もどうか皆さまご安全に。 pic.twitter.com/QKZ1yBOvxY
— 磐田の文太 (@bahalana2143) December 30, 2020
今切れ口では本当に自坊事故が起こっていますす。
遠州灘の海岸の上をヘリコプターが旋回していると、サーファーか釣り人が流されたんだろう…
地元ではよくそんな話題が上ります。
実際に今切れ口では「転落・死亡事故」が起こっています。
- 2017年:死亡事故発生
- 2021年:死亡事故発生
- 2022年:死亡事故発生
参照 静岡新聞:https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1167798.html
このままでは今切れ口が完全に封鎖される
今切れ口は魚影が濃く、多くの釣り人に愛されてきた釣り場です。
単純に危険だから「立ち入り禁止」にすればよい…という問題ではありません。
立ち入り禁止なんだから釣り人は一切排除だ。これも極端すぎやしないかと考えます。
しかし、釣り人が海に転落した!となれば漁港関係者や海上保安庁の方が救助に駆り出されます。
天候が荒れている時なら救助は命がけになることも有るそうです。
釣り禁止エリアで釣りをして、みんなに迷惑をかける「社会の悪」釣り人にそんなレッテルが張られます。
たった一人の転落した釣り人だけの問題ではないのです。
熱海海釣り公園の事例
静岡新聞では今切れ口を「立ち入り禁止」にするのではなく、熱海海釣り公園のような管理施設にできないかという提案をされています。
熱海海釣り公園は多くの釣り人が、安全で安心して楽しめる釣り場です。
しかし、以前は転落事故などが起こる危険な堤防として知られていました。
NPO法人や熱海市や漁港関係者の尽力により、非常に素晴らしい釣り場に変貌し、観光名所の一つにも数えられるようになりました。
今切れ口の堤防も熱海海釣り公園のような活用が出来ないものなのでしょうか?
熱海海釣り施設へのリンクになっています。
今切れ口で釣りをしたい方は、どうにか今切れ口が熱海海釣り施設のようにできないか、考えてください。
死亡事故が続出すると今切れ口は完全に閉鎖されます
今切れ口 pic.twitter.com/gMdAYmUIfS
— Zinn (@aguny) September 7, 2014
現在の今切れ口の状況は、管理者が釣り人のマナーに訴えて立ち入りを制限している状況です。
フェンスなどで囲って完全に入れなくはしてません。
しかし、死亡事故などがこれ以上続けば間違いなく完全に閉鎖されるでしょう。
2022年の死亡事故を受けて、「釣り禁止の呼びかけ」も行うのだそう。
どうにか、今切れ口が安全で楽し釣り場にならないものでしょうか?