サヨリの釣り方!初心者でもたくさん釣れて面白いぞ

堤防から釣れる魚で、秋から冬にターゲットとして人気が急上昇するのがサヨリです。
釣り方はウキ釣りの仕掛けが簡単で楽しい♪
サヨリは群れで行動する習性があるので、大きな群れに当たれば初心者さんでも数釣りが楽しめます。
そしてサヨリは食べても美味しいのが嬉しいところおり(*^^*)
天ぷら、塩焼き、一夜干し♪サイズが大きければ刺し身でも食べられます。
そこで、この記事では。初心者さんがサヨリ釣りを楽しめるように仕掛けや釣り方、餌などを簡単に説明します。
教えて!サヨリ釣りってどんな感じ?
・サヨリ釣りやったことありますか?
・サヨリ釣りは難しい?
サヨリは初心者でも釣れる?

サヨリが釣れる時期!季節は秋〜冬と春〜夏

【貝塚人工島・サヨリ釣り】息子の秘策❗️けっこう釣れました❣️ https://t.co/3kJbVDDhVJ @YouTubeより
— がみさん釣行記 (@trDhnSxsA331bFg) September 5, 2022
息子とサヨリ釣り
型が大きいサヨリ釣れました😁 pic.twitter.com/0Z9fuSbWUu
風物詩!春と秋に限定
サヨリが釣れる時期は一般的に秋から冬にかけてだと言われます。
この時期にサイズの大きなサヨリが釣れる♪
地域によって差がありますが、概ね11月頃から年が明けた3月くらいまでがシーズンです。
また、春夏にもサヨリの釣果を聞くことがあります。
これは産卵のためのノッコミだと考えられています。

サヨリが釣れる時間は?夜釣りもできる?

浦安釣法のサヨリ釣りはウキカゴを漂わせるのではなく、ゆっくりと巻いてくる釣法です。
— 工房浦安 (@p5NPIt6dnTzgT5H) November 26, 2022
コンコン、ツンツンツンというサヨリのアタリを感じてもビックリして合わせてはいけません。淡々と巻いてくることでサヨリが何度もアタックして来ます。うまく針がかりすると下顎に針が刺さります。#工房浦安 pic.twitter.com/LLBp4KGSfs
サヨリ釣りの基本!夜ではなく「昼間」
魚は夜行性、昼行性と分けることができます。
例えばシーバスやアジは夜のナイトゲームで釣果の出やすい魚です。
サヨリはといえば、健全に昼間に活動する魚。
夜中になると、なぜだか目が血走ってくるヤンキーではない( ̄▽ ̄;)
日が昇りプランクトンの活性が上がる時間帯に、サヨリの行動も始まり、朝一の時合が訪れることが多いです。
サヨリは潮の回遊によって流れてくる!?
またサヨリは潮の干満、満ち引きの流れによって接岸情況が変わるといわれています。
潮の流れが堤防に向かって入ってくる「上げ潮」に釣果が爆発することがあります。
サヨリって細長くて遊泳力が弱い!?ように見える…(ーー;)
潮に逆らって泳ぐのは難しいのでしょうか?

サヨリが釣れるポイント!潮通しが重要

堤防の先端で外洋に釣り座を
サヨリが釣れるポイントは「潮通し」が重要です。
釣れる時間帯でも紹介したように、サヨリの群れの動きと潮の干満には大きく関係があります。
潮に乗って接岸するので、潮通しの良いポイントはサヨリに通り道となりやすいのです。
堤防で釣りをするなら、内湾向きより外洋向きに。
堤防の根元より先端が釣れやすいポイントになることが多いです。
そして、潮通しが良く、上げ潮が釣れる時間になる理由がもう一つあります。
それがサヨリの餌になるプランクトンの動きです!
サヨリの主食はプランクトン
また、サヨリが自然界で食べている主食はプランクトンだと考えられています。
プランクトンとは、自ら遊泳力を持たない微生物のこと。
遊泳力がないからプランクトンは潮に乗って流されます。
あっちにフラフラこっちにフラフラ。すべては潮任せという訳。
だから、上げ潮の場合はプランクトンは勝手に堤防に寄ってきます。
そのプランクトンを追いかけて、サヨリも僕たちの仕掛けが届く範囲まで接岸してくれます♪
また、潮と別の潮の流れがぶつかる潮目は、プランクトンが集まりやすいポイントです。
プランクトンが集まっていれば、当然にサヨリもエサを求めて集まってきますよね。
仕掛けが届く範囲に潮目が見えたらぜひ狙ってみてください。

サヨリの釣り方!釣果の分かれ目は狙う深さ!?

今年4回目の釣行での釣果。
— よへちぼらけ (@ECnstCcQ4cp9uQk) February 14, 2022
何となく普段あまり行かない堤防に行ってみたら、サヨリがいてびっくり。
全くの想定外。大慌てで釣具屋さんにアミコマセ1個解凍予約を入れて釣ってみました。使用竿は虎徹の15尺。
時期外れのサヨリ釣りを堪能しました。 pic.twitter.com/T7w340GPWo
表層を狙え!サビキのコマセは切らせるな
サヨリの釣り方、釣果を伸ばすコツはは表層を狙うことにあります。
魚には表層が好きなタイプ、中層、海底が好きなタイプとに別れます。
サヨリはといえばガチの表層組です。
サヨリの口は、上顎より舌顎が飛び出しています。
何のためかといえば、表層に漂うプランクトンを効率よく食べるため!
独特な口の形は、進化したサヨリの武器なんですね。
サヨリは足が早い!スプリンター
サヨリは細長い形で遊泳力が弱そうに見えますが、実はかなりすばしっこい。
集魚剤のコマセを撒くと、どこからともなくワーワーと集まってきます。
ところが、コマセが切れるとあっという間に散り散りになって「もういなくなっちゃうの?」って感じでさみしさいっぱいになります。
だからコマセを撒いてサヨリを呼ぶことができたら、コマセを切らさないことが重要!
巻き過ぎも良くないですが、切らしてしまうのはもっと釣果に影響します。

サヨリを釣るなら表層を狙える仕掛け

ルアーとかオフショアみたいな釣りばかりをしていると、たまに無性にサヨリを釣りたくなります。
— ゼン (@IdQyFpznqDJ15lh) September 17, 2019
思えば子供の頃、親に初めて連れて行ってもらったのはのべ竿でのサヨリ釣りでした。
おはようございます😃 pic.twitter.com/mEryvS47MP
サヨリ釣りの仕掛けは連玉仕ウキを使え
ではサヨリを釣りたい僕たちが使う仕掛けはどんなタイプが理想なのか?
言うまでもなく表層にプランクトンのように漂ってくれる仕掛けです。
仕掛けを表層に漂わせるために、サヨリの仕掛けには「連玉ウキ」という特殊な仕掛けを使います。
サヨリの仕掛け!連玉ウキって何?
連玉ウキの仕掛けは全長50cmくらいの長さで、仕掛けの中に4つから5つの発泡ウキが仕込まれています。
ウキの先頭にはこれまた。浮かぶ仕組みのカゴがあります。
カゴの中にコマセを詰めキャスト。
仕掛けを引くとコマセがポロポロとこぼれ出し、その後ろに連なる発泡浮きと餌の付いたハリとが同調し、サヨリが食いつくという仕掛けです。
基本的にオモリは使いません。
このサヨリ仕掛けを手作りするのは高度なテクニックを要するので、市販品を購入するのがおすすめです。
サヨリが寄らない!?だったら遠投仕掛け
サヨリが堤防の足元まで寄ってこない!
あるいは大物狙いの時は遠投した方が有利な場合が多いです。
もちろん遠投するなら遠投用の仕掛けを使うのがベストです。
サヨリはのべ竿でも釣れる
遠投仕掛けとは間反対で、サヨリはリールを使わないのべ竿でも釣ることが出来ます!
目視でサヨリの姿が確認できるような釣り場ならのべ竿はとっても楽しいです。
のべ竿専用の仕掛けがあるのでぜひ試してみてください。

サヨリ釣りの餌!オキアミ・アオイソメ・イカの塩辛

早朝からサヨリ釣り pic.twitter.com/5YRc7mCw3e
— edo294 (@edo294) May 4, 2022
オキアミ・アオイソメが定番!最強は塩辛?
サヨリ釣りの餌にはハリに付ける付けエサと、サヨリを寄せるための集魚剤が必要不可欠です。
■ハリに付ける付けエサ
- 定番 オキアミ
- 万能 イソメ
- 最強!? イカの塩辛
■集魚剤に使用
- 専用配合剤
- サビキ アミエビ
付けエサはオキアミやアオイソメ
サヨリ釣りの定番の餌はオキアミやアオイソメです。
どちらも釣具屋さんで購入できるエサで扱いが簡単。
オキアミは頭を付けたままで目玉がしっかりついている方が食いが良いです。
アオイソメは一匹使うのではなく、垂らしを1㎝~2㎝と短くカットするのがコツです。
イカの塩辛は最強の餌!?
サヨリ釣りの餌で「最強」とも呼び声が高いのが、ご飯のお供に最高なイカの塩辛です。
特別な塩辛ではなく、人間様用にスーパーで売っている塩辛。
冷蔵庫に残り物が有ればそれを使ってもいい( ̄▽ ̄;)
- エサ取りに強い
- 遠投してもハリから落ちない
- 集魚剤が必要ない
イカの塩辛の独特で強烈な風味で、サビキ用のオキアミのような集魚剤も必要がないそうです。

サヨリの集魚剤はサビキ用のアミエビ!?

朝からルアーとサヨリ釣り🎣
— so-c @(若洲love) (@soc0987654321) September 23, 2021
ルアーは相変わらず釣れなかったけどサヨリが良い感じに釣れました。 pic.twitter.com/KTuaLcDP8X
釣果アップ!サビキは細目に切らさずに!
サヨリ釣りはサビキ釣りのように、魚を常に集めて寄せておく必要があります。
集魚剤が切れたらあっという間にどこかに行ってしまいます。
群れで行動するサヨリは、釣れ始めるとバタバタ釣れます。
その時合を少しでも長くするためには、集魚剤のコマセワークが欠かせません。
集魚剤のサビキの撒き方
■集魚剤サビキの撒き方
- 遠投…仕掛けのカゴに詰める
- 足元…水に溶かしたサビキを直接まく
遠投の場合は仕掛けのカゴの中にサビキのアミエビを詰めます。
足元でウキ釣りや、のべ竿で釣る場合は溶かしたサビキの上澄みの液体を撒くのがコツ。
アミエビ本体よりも、上澄みのサビキエキスが染み出したピンク色の液体を撒いた方が、表層に溜まりサヨリの興味を引きます。
またサヨリ専用の集魚剤をサビキに混ぜるのも効果的です。
アミエビは下記のようなブロックで凍っているものがおすすめ。
アミエビはバケツに突っ込んで解凍します。
凍っているアミエビを使うメリットは上澄みのアミエビエキスの水が出来る事。
足元にサヨリが寄ってきたときは上澄みがと手見有効です。
サビキを撒くときはこんなのがあると便利です。
サヨリの集魚剤には専用の配合剤が有ります。
メーカーに踊らされてる気もしますが「専用」と聞くと、釣れそうな気がしてしまうんは心が弱いせいでしょうか?
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