夏から秋のクロダイを釣るコツ「鬼釣りせよ」
今回は夏から秋にかけての活性高めのクロダイ・チヌを鬼釣りするコツを考えてみます。
単なる釣りではなく鬼釣りです(ーー;)
活性の高いクロダイでパターンにきっちり嵌め込めば「つ抜け」も夢ではありません。
夏秋のクロダイをガンガン釣る方法やコツを考えてみましょう。
夏秋のクロダイはどう釣る?やっぱり紀州釣りでしょう
活性が高い時期はダンゴ釣りが有利
夏秋の海の中は非常に活性が高いです。
活性が高いのはクロダイだけではなく、エサ取り達も元気いっぱい大ハッスル中。
だから夏から秋にチヌを釣るためには、エサ取りをどう攻略するかが最大のポイントになります。
堤防からクロダイを狙う釣りには
- フカセ釣り
- 紀州釣り
- その他…ヘチ釣り、前打ち
などがあります。
今回の記事で中心的に考えてみたいのは紀州釣りです。
ダンゴに包まれた紀州釣りはエサ取りから付けエサを守るのにはうってつけ。
というよりエサ取りから付けエサを守るために考案された釣りと言っても過言ではないのです。
夏秋の紀州釣り!?メリットはどこにある?
久しぶりの紀州釣り楽しんできました😆
— ikekatsu (@ikekatsu1) July 22, 2021
小さいながらも、本命のチヌが三枚😆😆
でも、やっぱりダンゴは難しい😵😵
今年の夏はふかせ釣り封印して頑張ろう👍 pic.twitter.com/QnvN7esjcz
夏秋の紀州釣りのメリットはどこに?
紀州釣りはダンゴにつけ餌を包んで海底まで沈めてしまう釣りです。
ダンゴがプロテクターになるので、確実に海底までエサを届けることができます。
ダンゴの存在が他の釣りには無い紀州釣りの最大の特徴。
夏から秋の時期には特にダンゴのプロテクターの効果が発揮される次期です。
フカセ釣りのオキアミは裸で野獣の前に連れ出される美女のようなもの。
あっという間にあられもない姿に( ̄▽ ̄;)
一方の紀州釣りはアメフトの防具のようにガッチリガードされてる。
クロダイガ来た時にすっと裸体を差し出せば…ムフフフな結果になrというわけ。
チヌ・クロダイ釣るには海底を徹底的に意識する
クロダイを釣るには「海底で釣る」というのを徹底的にインプットしておく必要があります。
ふかせ釣りの好ターゲットになるグレは浮かせて釣リます。
中層や表層でもグレは釣れます。
ではチヌはどうかと言えば…徹底的に底なんです。
クロダイへのアクセスは『底』がキーポイント
時期的にクロダイが浮きやすいシーズンもありますが、先ずは海底を意識しなくてはクロダイまでのアクセスは開きません。
ふかせ釣りでもチヌは底を意識して釣ります。
グレを釣るときより大きいオモリを最初から打ちますね。
クロダイを釣るには兎に角「底」を取ることが超重要!
だからエサ取りを交わして海底までエサを届けることが容易な紀州釣りは、夏から秋のクロダイ釣りにはもってこいの釣法なのです。
夏の紀州釣りでクロダイを鬼釣りするコツ!
久し振りの紀州釣り pic.twitter.com/62a77HsaBh
— エテキチ (@neodango) September 14, 2022
では釣り方は紀州釣り・ダンゴ釣りで決定しました!
次はダンゴ釣りで鬼釣りするコツです。
- 集魚剤は重めを
- ポイントを作る
- 付けエサは複数種類
それぞれのコツの意味を考えてみましょう。
活性の高いチヌを釣るコツ!ダンゴの集魚剤は重めを!
比重の重い集魚剤を使う
紀州釣りのダンゴの配合剤は釣具屋さんに複数の種類が売っています。
フカセ釣り用、グレ釣り用、クロダイ釣り用、紀州釣り用。
たくさんあるのでどれを買って良いのか迷いますね。
でも本当は迷う必要なんて一つもないのです!
紀州釣りなら絶対に「紀州釣り用」を購入するべきです。
紀州釣り用のコマセはダンゴが握りやすい配合になっています。
しっとりして滑らかでまとまりやすい。
そして比重が重たいです。
紀州釣りのコマセは比重が重たい
比重が重たいとはダンゴわ海中に放おったときに、早く沈下し海底に届けるという意味です。
ふかせ釣りの配合剤は、上で釣るので比重は軽め。
紀州釣りは底で釣るので比重は重めです。
特に夏の紀州釣りは魚を集める事を意識する必要がありません。
勝手に奴らは集まってきます。
冬場はゆっくりダンゴを落とし夏は早くダンゴを落とす
冬場の紀州釣りはゆっくりとダンゴを落とし、中層の魚にもダンゴを見せて海底に集める必要があります。
だから比重は少し軽めに設定。
夏の紀州釣りはズドンと一気に底に落としたほうが、余計なエサ取りを集めなくてチヌを釣るには良い結果をもたらします。
夏秋のクロダイ釣り!紀州釣りはポイントつくりが重要
ポイント作りが鬼釣りへの道
紀州釣りで鬼釣りするコツはポイントを作ることです。
ポイントを作るというのは難しいことではなく、常に同じポイントにダンゴを投げ続けるということ。
範囲は畳1枚分を意識すると良いです。
ポイントが作れると、魚がダンゴを投げ込む周りを回遊し始めます。
手を叩くとコイが寄ってくるのと同じ状態(≧▽≦)
こうなると10m隣の人が全然釣れないのに、自分だけは入れ食いなんてことが本当に起こります。
紀州釣りで鬼釣りするにはポイントの形成が欠かせません。
夏秋の紀州釣り!付けエサは複数種類用意せよ
付けエサは複数用意せよ
夏から秋にかけてクロダイ釣り。
エサ取りをかわすために紀州釣りで釣るのが有利でした。
だけど紀州釣りとはいえ、ダンゴが割れたらプロテクター解除!
無防備な状態で海中に放り出されます。
ダンゴの周りはダンゴ煙幕に集まった餌取りたちのつぶらな眼差しがたくさんです。
我先にとつけエサに飛びついてきます。
ダンゴが割れた瞬間にウキがピクッと一瞬だけ震えて付けエサはなくなってしまいます(ーー;)
こうなるとクロダイは釣れません。
クロダイはがっつかない!間を作るのが重要
クロダイはエサ取りよりも後に、ゆうゆうとエサに近づいてきます。
クロダイはがっつかないんです。列の先頭には並ばない…。
遠巻きに様子を眺めてから、のんびりと地数いてきます。
だからクロダイがやってくるまでエサを保持しなくてはいけないのです。
そこで考えるのがエサ取りか食べにくい『硬いエサ』です。
有名な付けエサを柔らかい順に並べてみた
紀州釣りでよく使われるエサを柔らかい方から順に並べてみます。
- むきエビ 柔らかい
- オキアミ ↑
- ボイルオキアミ ↑
- コーン ↑
- 練りエサ ↑
- サナギ 硬い
こんな順番になるでしょう。
この全てのエサを用意するのは手間だし現実的ではありません。
激荒さなぎを使うと便利だよ
堤防にてコマセ作り〜
— サンゴミドリイシ (@skyqoon) December 28, 2018
激荒さなぎ 押し麦 🌽コーン オキアミ 生さなぎ黒鯛
制覇チヌ白 ナンバー湾チヌ 小麦粉で粘りをだします
コマセが見えやすいように制覇チヌ白多めに。
押し固めて馴染むまでしばらく寝かせます〜 pic.twitter.com/mz0mQ818rh
おすすめはオキアミ、コーン、サナギの3種類。
サナギは冷凍の激荒サナギが便利。
ミンチ状のサナギはダンゴの中へ集魚材として。
形の残っているサナギは拾い集めてつけエサにします。
また激荒サナギの中にはコーンも入ってます♪
同じく拾ってエサにしましょう。
夏から秋!活性の高いクロダイを鬼釣りするコツのまとめ
夏から秋の活性の高いクロダイを釣るコツをまとめました!
夏から秋は活性の高い魚が多く、魚釣りが楽しいシーズンです。
クロダイを釣るのは難しいですぎ、コツを押さえると意外なほど簡単に釣れることもあります。
今年の夏から秋は紀州釣りでクロダイ釣りを楽しんでみませんか?
コメント
夏のクロダイはちょっと難しいね。
特にフカセは難しいわ。知らんうちにエサがなくなる( ̄▽ ̄;)