冬の堤防で魚釣り!冬は釣れない?
夏から秋にかけて堤防は釣り人で大きくにぎわっていました。
サビキ釣りでアジやイワシが爆釣だったり、青物のBIG FISHが飛び出したり歓声がやむことはありませんでした。
しかし、木枯らしが吹き始めると、釣果が落ち始めコタツに足元をすくわれた釣り人が堤防から姿を消します。
冬の堤防は釣り人が少ない( ̄▽ ̄;)
寒くなると堤防から魚は釣れなくなってしまうのでしょうか?
実は、冬には冬の魚が堤防の周りにいて魚釣りが楽しい季節なのです。
今回は冬の堤防で釣れる魚や釣り方などを紹介します。
教えて!冬の堤防の釣りはどんな感じ?
冬の堤防いったことありますか?
冬の堤防で釣果は?
冬の堤防の釣りおすすめする?
冬は釣れない!?夏に釣れてた魚が消える理由?
今年一年の魚釣りを振り返るとこんな感じ。
— とれいし / YOSSY (@tracye_) December 31, 2022
1月-メバル
5~6月-イワナ
8~9月-クロダイ
10~12月-アオリイカ、シーバス
渓流は去年より少なめ。そのかわり登山によく行ってた。
シーバス釣りにこんなに熱中するとは思わなかった。磯マルにも興味が出てきた。 pic.twitter.com/fDIJV0oLv8
魚には適水温なるものが有るらしい
夏にサビキで釣れていたアジやイワシが冬になると影も形もなくなってしまうのはなぜでしょうか?
夏と同じ釣り方をしていると冬は一匹も釣れないボウズが確定してしまいます。
釣れない理由は水温の変化とともに小魚が深い海へと落ちていくからです。
魚は恒温動物で寒さに耐えられない
魚が冬になると水深の浅い堤防周りから深場へと落ちていく理由は、恒温動物だからです。
人間は変温動物で、外気温にかかわらず自身の体温を一定に保つことが出来ます。
魚はそれが出来ません。
海水温が下がると体温もそのまま下がってしまうのです。
そして、水深が浅い港湾や堤防は、外気温の影響を受けやすく、水温の低下も激しいのです。
だから多くの魚が冬になると姿を消してしまうのです。
「やっぱり冬は魚釣れないじゃん!」
そう思われるかもしれませんが、全ての魚が堤防周りから消えるわけではありません。
魚は種類によって適水温が異なり、低い海水温を好む魚もいるのです。
堤防から冬の魚を釣る!魚は種類に応じた適水温
12月30日朝8時から18時頃まで和歌山の田ノ浦漁港で釣りをした。一日中あたりが途切れることはなかった。良い天気だからか。ただ根掛かりがすごくある。20㌢弱程のベラ1匹、小さいベラ、カワハギ、カサゴ、キタマクラ、フグなど沢山釣れた。 pic.twitter.com/8DHvWmk3pt
— のりゆき (@noriyukigeka) December 30, 2022
適水温を調べると釣れる魚の時期が
冬に堤防周りで魚を釣るには、低海水温でも元気に動き回れる魚を釣るしかありません。
魚はそれぞれの種類に応じた適水温を持っています。
冬の堤防で魚を釣るには、適水温が低くても大丈夫な魚を狙います。
堤防周りで釣れる魚の代表格と適水温
堤防やサーフで釣れる魚の適水温を紹介します。
この適水温は「活性が高まる」水温と解釈をした方がよさそうです。
例えばヒラメは15℃~25℃が適水温ですが、15℃を下回る厳冬期でも産卵で近づいた個体が良く釣れます。
ただし冬に釣れる魚の目安にはなるでしょう。
■冬に釣れる魚の適水温
- 冬は釣れないマゴチ:20℃~22℃
- 冬は釣れないキス:18℃~24℃
- 冬は釣れないアジ:16℃~25℃
- アオリイカ:16℃~25℃
- ヒラメ:15℃~25℃
- カワハギ:15℃~28℃
- タチウオ:15℃~25℃
- カサゴ:13℃~18℃
- シーバス:10℃~28℃
- クロダイ:10℃~30℃
- メバル:8℃~22℃
- アイナメ8℃~20℃
- カレイ5℃~20℃
続いて湘南のある年の平均水温の年間水位を見てみましょう。
アジやキスやマゴチが釣れる時期がおおよそ見えてくるではありませんか。
海の中の季節は2か月遅れ!?
湘南の水温変化グラフをみると最低水音が2月が15℃で3月も16℃で4月も16℃だと分かります。
海の中は2か月遅れて季節が進むといわれます。
地上では3月には桜が咲き、4月は春の陽気ですが海の海水温はまだまだ寒いのです。
逆に12月は地上では年の瀬で木枯らしがビュンビュンと吹く時期。
雪も舞うのに、海の中は海水温が20℃と夏を引きづるような陽気です。
冬の堤防で釣れる魚!有力候補
謹賀新年!!
— 坦々@痛風㌠ (@tantanman1415) December 31, 2022
今年初アイナメは泳がせで!! pic.twitter.com/yNHkMfqBKg
初心者でも釣果!カサゴが釣りやすい
では実際に冬の堤防で釣れる魚を紹介しましょう。
- ヒラメ
- スズキ
- クロダイ
- メジナ
- メバル
- アイナメ
- カサゴ
- カレイ
冬の堤防で釣ろう!ヒラメ
釣り名人が釣り上げたヒラメを捌いて煮付けにして大事に食べました。めちゃくちゃうまかったです!!冬のみんなでフィッシングにヒラメ釣りありですね。#徳島 #釣り #徳島釣り #フィッシング #ヒラメ #ヒラメ釣り #ヒラメの煮付け #ジグサビキ #ジグ #釣り好き #徳島釣り好きと繋がりたい pic.twitter.com/rMvzoPmUSU
— NPO法人徳島HANABI (@tokushimanavi) December 20, 2022
ヒラメは適水温が15℃~20℃で冬に釣るには少しばかり適水温が高めです。
晩秋には深場に落ちる前の場荒食いん時期になり数釣りが期待できます。
冬になると多くのヒラメが深場に落ちていきます。
ただし釣果がゼロになるわけではなく、冬にもヒラメが釣れます。
冬に釣れるヒラメの事を特別に”寒ひらめ”と呼び重宝します。
その理由が脂がのって非常に旨いから。
寒ヒラメを追いかけ、冬にヒラメを狙うアングラーが多いのは一度食せば理由に納得できます。
冬の堤防で釣ろう!シーバス
こないだのナイトゲーム❗️
— きっころ (@15_kikkoro) December 22, 2022
プラグで反応は出るものの針掛りしないので、BRフィッシュをボトムコロコロ😁
当たり連発でした🐟#DUO#DUOinternational#DUOモニター#BRフィッシュ#BRヘッド#シーバス#冬 pic.twitter.com/S1CWVX8jLo
シーバスの適水温は10℃~28℃と広いです。
さぞかし冬でも釣れやすい魚なんだろう…と予測しますが意外とそうでもないのです。
スズキの産卵時期は晩秋から初冬にかけてで、産卵場所は沖にある藻場などだそう。
つまり産卵で接岸する魚が多い中で、ススキは全く逆の沖で産卵するという手段を取ったひねくれものなおです。
そのため50㎝以上のシーバスの数は激減し30㎝クラスのシーバスが冬のターゲットになります。
またベイトも少なくシーバスの活性も鈍いです。
冬場のルアーアクションは、とにかくゆっくり撒くことを心がけましょう。
冬の堤防で釣ろう!クロダイ
良いクロダイが出たっ‼️
— まじめな大学生アングラー (@Angler_Kodai) February 11, 2019
最後までホントに良く引いた✨
冬の淀川チニング最高😍 pic.twitter.com/oNSEaZTKIC
堤防周りで超人気のターゲットがクロダイ。
クロダイの適水温は10℃~30℃とかなり広く、冬でも夏でも通年で釣り人を楽しませてくれます。
ただし2月3月はクロダイにとっても非常に冷え込みが厳しい季節です。
13℃を下回るとエサをほとんど食べなくなりるといわれています。
クロダイの釣り方は堤防の足元で釣る落とし込み釣り、ウキを使ったフカセ釣り、ぶっこみ仕掛けの置き竿釣りなど様々な仕掛けが有ります。
クロダイ用のウキがセットになった仕掛け。
最初はセット任った仕掛けが便利ですね。
冬の堤防で釣ろう!メジナ・グレ
釣り納め初日は初島でした。冬らしくなって来たらしくタナもいつもよりは深目でしたよ。今年最後の初島40cm頭に目標サイズ5枚で最近にしては気持ち良いメジナ釣りが出来たよ🤣 pic.twitter.com/Wo85SaJaPV
— Oっchan (@mejina_0612) December 28, 2019
メジナは堤防周りで通年を通して釣れる魚というイメージが有ります。
適水温は16℃~20℃と意外と狭く、予想外に神経質な体を持った魚のようです。
堤防周りでは春先から夏にかけて、木っ端グレと呼ばれる20㎝前後までのグレ・メジナがたくさん釣れます。
サイズが大きくなるのは地上では木枯らしが吹き始める12月~1月。
小型のグレがどんどん落ちていった後に居残る30㎝級のグレ・メジナをふかせ釣りで狙い撃ちにしましょう。
冬の堤防で釣ろう!メバル
新しいメンバーの中で1番期待してたアミコンの少し重いバージョン!
— くどーりゅー (@turitomo_ryu) December 26, 2022
ボトムに張り付く青森の冬メバルに抜群の使いやすさ最高かよ。 pic.twitter.com/bHWNhE5d2D
メバルの適水温は8℃~22℃とかなり広い海水温で元気に動ける魚だと分かります。
メバル釣りのハイシーズンは晩秋から初冬にかけて。
この時期は1月2月に産卵を控えた魚体が、一気に荒食いをする時期です。
メバルの釣り方はエサを付けたミャク釣りや、ワームを使ったメバリングが良く釣れます。
産卵真っ最中になると、メバルは極端に神経質になりエサを捕食しなくなる傾向が有ります。
だから1月2月は釣果を出すのが渦かしいかもしれません。
冬の堤防で釣ろう!アイナメ
冬になりロックを釣ろうとすると
— シャウラ先輩🦂@イージーゲーム (@shaulasenpai) December 7, 2022
せこいワームや熟成、ガルプを使う人多いけど、
冬こそ
・スピナベデッドスロー
・ディープクランクのデッドスローや物に当てる
・バイブレーションのリフトアンドフォール
が効くんですよ
冬アイナメは穴釣りが主流だけど
こんな釣りクソつまらないから俺はやらない pic.twitter.com/JVmzP0IjoF
アイナメはロックフィッシュ界の三大ターゲットの一匹。
アイナメ・カサゴ・メバルが3大ターゲットですね。
カサゴやメバルは冬にも釣れる魚で、通年で釣れる魚です。
一方でアイナメはほとんど冬限定で、他の季節にはまず姿を見せません。
北海道や東北のように常に水温が低い地域には通年で釣れるようです。
アイナメも産卵のために浅瀬に接岸するsかなで、産卵の時期は12月~1月が多いようです。
産卵前はアイナメもh食活動が活発になるので12月は良型が釣れる可能性が最も高くなる時期。
2月になると産卵を終えて釣りにくくなります。
釣り方は護岸の足元や根回り、岩礁帯が有ればその周辺と、ストラクチャー周りを攻めるのが鉄則です。
仕掛けはブラクリ仕掛けでランガンです。
冬の堤防で釣ろう!カサゴ
ありがとうございます。これを、釣ってから冬はカサゴ釣りばっかり行って、釣り友達にバカ扱いされてますけどw広島なんで、アジもメバルもあるだろうってw pic.twitter.com/bAB38KbQkK
— a (@iPCjNRmyMrJAhk1) November 8, 2022
冬の堤防で最も釣りやすいターゲットの一つがカサゴ。
堤防の足元に仕掛けを落としてランガンすればカサゴの反応が得られる可能性は高いです。
テトラの隙間や堤防の割れ目などもカサゴが好むポイントです。
ブラクリ仕掛けやジグ単+ワームの仕掛けでカサゴの鼻先に仕掛けを落としてやりましょう。
ワームを使うなら汁系の臭い付きがおすすめです。
エサらしきものには、思わず食いついてしまう可愛い性格の魚です。
バークレーの臭い付きワームのガルプです。
ゴカイのような無数の足が生えたサンドワーム。
アジングは1gのジグヘッドが基本の重さにする人が多い。
カサゴは5gをベースにするパターンが多いです。
冬の堤防で釣ろう!カレイ
目撃してしまった😳
— はやと@はやとちゃんねる (@hayachan_h) December 17, 2019
冬の始まりじゃー!!#カレイ #釣り #fishing #チョイ投げ pic.twitter.com/dbrh9SAECF
カレイは冬の投げ釣りの代表選手のような釣り物です。
適水温は5℃~22℃でかなり、低海水温でも活力を失わない魚だと分かります。
堤防からカレイの釣果が最も望める時期は12月。
この季節はカレイの産卵時期になり、良型が仕掛けの届く範囲まで接岸してきます。
産卵前は体力づくりのための荒食いが有り、産卵後も体力回復でエサをよく食べるのだとされています。
また、産卵を終えて一区切りつくとカレイの捕食活動は低活性に落ち着き釣りにくくなります。
2月、3月と春に近づくにつれ釣れなくなります。
冬の釣りがしたいなんてキチガイだけだよ。
もちろん俺はキチガイの代表格さ。
冬に釣ってこそなんぼでしょ。
それに冬って産卵に接岸する魚が多くて、意外とでかいの釣れるんだよな
寒いけど釣りに行くかな。
アイナメ釣って刺し身にしたい。
冬御釣りって(≧▽≦)
風邪ひくからマジでやめとけ。
でも本気でうまくなりたかったら冬も休まずに釣りに行くしかないよね。