アジングのリールのおすすめは1000番手!小さいリールが有利なのには理由がある
アジングは全国的に大人気な釣りです!
堤防や港湾などアクセスの良いポイントでアジが釣れて装備も簡単♪
しかもベテランを虜にするようなゲーム性の高さがあります。
そんなアジングのリールの番手について考えてみたいと思います。
アジングリールの番手は何番を使ってますか?1000番?2000番?それとも流行りの超軽量500番でしょうか?
アジングでおすすめのリールはないかな?そう探している方は是非参考にしてください。
アジングリールの番手を教えて♪
あなたは普段のアジングで何番手のリールを使っていますか?
よろしければ教えてもらえると嬉しいです。
アジングのリールの番手!買うなら1000番が良い!?
久々に20ぐらいのアジが相手をしてくれたのでアジフライに!
— みろう (@sakitoto) June 7, 2022
1000番あたりのアジングリール欲しいな…🙄 pic.twitter.com/c0zb07Ya9h
アジングリールの番手は1000番が良い!
アジングのリールは1000番が良い!
ライトゲームの中でもアジングは特に細いラインに軽い仕掛けを使います。
繊細ゆえの微妙な変化を読み解き、アジを釣り上げるのが醍醐味の一つです
ジグヘッドは1gとかを使う…普通に考えて1gの重さの釣りなんて成立しないですよね( ̄▽ ̄;)
マジで異常なほどアジングは軽すぎる仕掛け何です。
だからリールにも繊細な超ライトタッチが求められます。
重すぎても軽すぎても巻きにくくてもいけない。
そこでおすすめなリールの番手は1000番です!
2000番のリールは大きすぎる!?
アジングのリールの番手は1000番から2000番が良いとされることが多いです。
でもナイトアジングで街灯周りを攻めたとします。
ジグヘッドば何グラムを使いますか?
基本は1g前後のジグヘッドを使う方が多いと思います。
そういったアジングで2000番のリールが必要が?と聞かれたら「大きすぎて必要ない」と答えます。
なぜなら2000番台のリールはデメリットの方が大きいからです。
2000番手以上のリールを使うと飛距離が落ちる!?
たら〜ん(^^)
— nico* (@nico_masterise) July 3, 2020
結局アジングリール2台目もヴァンキッシュ買っちゃいました!#ヴァンキッシュ1000SSSPG#Vanquish1000SSSPG pic.twitter.com/zswcZ4sHTJ
2000番手以上のリールを使うと、釣り心地が悪くなるだけではなく、実際の釣りにも悪影響が出ます。
ジグヘッドの飛距離が落ちるのです。
アジングはただでさえキャストが難しい軽い仕掛け。
「もう少しキャストが伸びたら釣れそうなのに」
多くのアングラーが見悶えるようなやるせなさに襲われたことがあるでしょう。
それなのに、更に飛距離が落ちるとは何事ぞ!という感じですよね。
リールが大きいと第一ガイドにラインが入る時の摩擦が大きくなるのです。
ガイドの抵抗が大きくなる!?
アジングで使うリールはスピニングリールが大半です。
スピニングリールはスプールから出たラインがコルク状になるのが特徴。
コルクの大きさはスプールの直径に比例して大きくなります。
つまり2000番手と1000番手のリールでは、コルクの大きさが違えのです。
2000番手のリールから出てきたラインは大きなコルクを描きながら第一ガイドに収縮しながら入っていきます。
当然にガイドに擦れ余計な摩擦が生まれます。
この摩擦がアジングの飛距離を落とすネックとして作用するのです。
ナイトアジングでは特にアングラーは目視に頼ることができません。
海の様子やアジからのアクションはジグヘッドを通して感じるしかありません。
アジングの番手!巻き取り量の少なさにも注目
アジングの番手選びに巻き取り量の少なさにも着目するとよいかもしれません。
巻き取り量はギア比とスプールの直系のバランスで決まります。
アジングのリールはハイギアが良い、あるいはローギアが良いと賛否が分かれるのですが…
ナイトアジングのアミパターンを前提にするなら、できるだけ巻き取り量が少ないローギアでスプール系が小さい2000番より1000番手が良いとなります。
巻き取り量が少ないとよい理由
ナイトアジングでアジが捕食しているのはプランクトンがメインです。
プランクトンは自ら活発には動けません。
だとするならプランクトンに擬態するワームもできるだけ動かさない方が、アジに自然な形で口を使わせることが出来るはず。
巻き取り量の多いリールだと、必要以上にワームが動いてしまう可能性があるのです。
ワームをさびくのはロッドの役目。
リールは糸ふけを取るのが役目。
そう考えたら巻き取り量の少ない1000番のリールの方がアジングに向いてると思いませんか?
アジングのリールの番手!タックルバランスに気をつける
アジングリール最高😍 pic.twitter.com/ZscxTkRGEw
— だらずな釣り師 (@k19950106) July 28, 2017
軽量化!?バランスも大事でしょ
繊細なアジングで重要なのがタックルバランスです。
ロッドとリールをセットにしたタックルが丁度よいバランスだとジグヘッドからの情報を読み解きやすいです。
タックルのバランスの中心点はリールシートの少し上。
ここに指をかけてグリップ側とブランクス側のバランスが取れるとグッドです。
グリップ側が重すぎたり、ブランクス側が重いフロントヘビーだと、釣っていて非常に気持ちが悪いです。
タックルのバランスはリールの番手、重さによって変わってきます。
おおよそ180g前後のリールだとバランスが取れるとされてきました。
180g前後でバランスする理由
一般的なアジング竿においてブランクス側の重さはほとんど同じです。
なぜなら強度を維持し、かつマージンを加味するとほとんど軽量化する余地がないからです。
重量が変わってくるのはグリップ周り。
メタルパーツを多用すると見た目はカッコ良くなりますが、ロッド全体では重くなります。
グリップ周りの重さによってバランスするリールの重さは多少変わってきます。
500番の超軽量リールはアジング向き?
500番の超小型で超軽量なアジングリールが発売されています。
全体的に非常に軽くなって釣りやすく感じます。
しかしタックルバランスを考えたときに500番の超軽量リールはどうなのでしょうか?
実際に500番のリールを使ってみると「ん…」という飲み込みにくい使いにくさを感じずには居られません。
500番のリールはバランスが崩れる?
多くのメーカーがアジング専用ロッドを販売しています。
実はロッドのブランクス側の重さは、さほど変わりがありません。
従来は1000番手で180g前後のリールでタックルバランスが取れていました。
この状態からリールだけが超軽量の小型になったらどうなるでしょうか?
グリップ側の比重が軽くなり、バランスするポイントが変わってしまいます。
リールシートの少し上でバランスポイントがあったのに、ブランクス側に移動します。
いわゆる『フロントヘビー』な状態です。
こうなるとロッドを握っているグリップと、バランスポイントがズレてどうにも気持ちが悪いのです。
だから500番のアジングリールが軽いからと言って、釣りやすくなるかといえば疑問が残ります。
メーカーはアジングロッドをワザと重くしてる!?
アジングメーカーの34(サーティーフォー)のCEOで開発責任者の家邊氏はこう語ります。
「うちのロッドは超軽量のリールが登場してから、グリップ周りをワザと重くしてるんです」
グリップ周りを重くしているのは、バランスを取ってフロントヘビーになるのを押さえるためだそうです。
シマノのナスキーで番手のスペックを比較
シマノのリールの「ナスキー」で番手ごとのスペックを比較していましょう。
ナスキーの価格は1万円台で購入可能で500番手から5000番手までラインナップされたシマノを代表するシリーズの一つです。
500番手 | 1000番手 | 200(S))番手 | |
自重 | 170g | 205g | 210 |
糸巻き量(PE) | 0.6-185 0.8-140 1-110 | 0.8-240 1-190 | 0.6-150 0.8-110 1-80 |
ハンドル長さ | 40㎜ | 45㎜ | 45㎜ |
最大巻き上げ量 | 69㎝ | 66㎜ | 66㎜ |
ナスキーの番手を調べたところ500番手では軽すぎるし…1000番は重すぎという予想外の結果に( ̄▽ ̄;)
ダイワ「ルピアス20」スペック表
超軽量という噂のルピナス20ですが、タックルバランスの観点からアジングに向いているのでしょうか?
180gでタックルバランスが取れる前提だと…2500番まで大きくしなくてはならない( ̄▽ ̄;)
ルピナスは本当に軽いです。
アジングリール!2000番手を使うパターン
アジングリール買いました!!!
— 魚絶滅してる (@sakanasyn) September 11, 2022
ちょい投げもこれ使います(*・∀・*)ノ pic.twitter.com/CyVet6B2qk
2000番手のリールを使うこともある
アジングのリールで1000番手をおすすめしたのは「ジグ単」のナイトアジングで常夜灯回りなどのアミパターンを釣ることを前提としていました。
しかしアジングのパターンはプランクトンを捕食するアミパターンだけではありません。
例えば沖でライズしているアジを発見したとします。
1gのジグヘッドを投げても飛距離が届かない!
あわてて2gのジグヘッドにしたら届いたけど重すぎてアジが釣れない!!
そんな時に登場するのがキャロライナリグやフロートリグ。
キャロライナリグやフロートリグを使うパターンの時は、タックルバランスよりもワンサイズ大きな2000番手前後のリールを使った方が取り回しが楽です。
2000番手はメバリングや他のライトタックルと相性がいい
アジングだけではなくメバリングやライトタックルのルアーゲームを楽しむのなら2000番手のリールは汎用性が良いです。
小型メタルジグを使ったライトショアジギングにも2000番手で十分使えます♪