秋の紀州釣りは大チャンス!クロダイを数釣りする!
秋の紀州釣りは数釣りが楽しめる時期です。
春や冬に一匹を追い求めてウキを見つめる時間も楽しいのですが、ブンブンにアタリが出る秋はまた違った楽しみがあります♪
今回は秋の紀州釣りでとにかくたくさん釣るコツを考えてみます!
またクロダイの活性が高く、釣りやすい時期でもあるのでコレから紀州釣りを始める方にも絶好の時期!
さぁ皆さん秋の紀州釣りを楽しんでいきましょう。
秋の紀州釣り!クロダイが数釣りできるのはなぜ?
久しぶりの釣り🎣
— dash morichanネル (@DashMorichan) September 24, 2022
そして今年初の紀州釣り
もう秋だねえ🍁
とても爽やかな朝☀️
ビールが美味い🍺 pic.twitter.com/0qvovS8ubb
秋はクロダイの荒食いの時期➡大チャンス
先ずは秋の紀州釣りでクロダイが数釣り出来る理由を考えてみたいと思います。
秋はクロダイの荒食いの季節とも呼ばれます。
その理由は「冬に向けての体力作り」という側面が大きいようです。
栄養を蓄え皮下脂肪を付ける➡冬の魚が美味しいのはこのため。
クロダイは冬場は深場に落ちる
秋が終わると冬が来る。
冬になると、水温が下がるら浅場から深場へと魚は移動していきます。
クロダイもまた冬に深場へと移動する魚なのです。
魚は変温動物で体温が一定ではありません。
水温の変化に著しく影響されます。
だから季節によって生息環境を自ら選択しおラスティックに移動します。
クロダイの敵水温
クロダイが生息できる水温は5度から30度だと言われます。
エサが捕食できる適水温は13度から23度です。
東京湾沿岸の海水温は厳冬期で15度前後。
寒い日には13度を切る日もあります。
クロダイがエサを捕食できるギリギリの水温です。
また小さな個体ほど低水温に弱いとされ、チャリコクラスは概ね深場へと落ちていきます。
深場に落ちる前に体に栄養を蓄えるために、秋のクロダイは荒食いに走るのです。
では荒食いの準備が出来ているクロダイを数釣りするコツを考えてみましょう!
秋の紀州釣りで数釣りするコツ!3か条
9/12釣果 紀州釣り
— うにいくら★ (@clubblue123) September 12, 2021
秋のハイシーズン突入ですね✨
楽しかった! pic.twitter.com/feozyusl7U
数釣りをするなら抑えるポイント
秋の紀州釣りで数釣りをするポイントを3のコツに分けてみました。
- ポイントを作ってクロダイを集める
- 手返しと勝負が速いオキアミをエサに
- バラしは厳禁
ポイント①紀州釣りで数を伸ばすにはポイントを作ること
紀州釣り🎣
— 尼崎市立魚つり公園 (@amagasakiuoturi) September 14, 2020
和歌山発祥の釣り方で、
こんな感じで撒き餌をダンゴにして刺しエサを包んで海中に投入します😁
夏〜秋にかけてチヌが良く釣れるんです🐟 pic.twitter.com/mGz29glHYJ
ポイントを作れ!何が何でも鉄則
紀州釣りの最大の武器はダンゴです。
1にダンゴ2にダンゴ3にもやっぱりダンゴなのです。
ダンゴの役割にはサシエサを守る以外にも、ポイントを作るという役割があります。
一般的な釣りでは、魚のいる場所へ仕掛けをキャストします。
しかし紀州釣りはクロダイを寄せて、クロダイが常に意識するポイントを釣り人が作ることができる釣りなのです。
このポイント作りが秋のクロダイ数釣りの一番の要になります。
クロダイを寄せ続ける
クロダイを釣る人気の釣法にふかせ釣りがあります。
ふかせ釣りは、足元にコマセを打ったり、潮目に打ったり、沖の深場を打ったりと、フィールドの状況によって釣り方を変えます。
変えることが釣果を伸ばすコツです。
では紀州釣りはといえば…愚直に同じポイントにダンゴを打つ!
ハリの穴を通すような制度は必要ありませんが半径1mくらいのポイント意識したいです。
特に数釣りを狙うならなおさらです。
同じポイントにダンゴを打ち続ける事によってクロダイの意識を惹きつけます。
秋は多すぎるくらいのダンゴの打ち方で良い
秋の紀州釣りはダンゴを打つ頻度は多すぎるくらいの感覚でOkです。
秋の海の中なのでエサ取りも多いです。
ウジャウジャ…。
ダンゴを打つとエサ取りも集まってきますが、大丈夫です、気にしな~い。
エサ取りを交わすのは釣り人の役割ではないと開き直りましょう。
というのは、クロダイは堤防周りではかなり大型の魚です。
クロダイが本気になってダンゴに寄るときは、エサ取りを蹴散らしてしまいます。
だから紀州釣りを初めて最初の一時間はエサ取り地獄かもしれません。
しかしクロダイを集めてしまえば、エサ取りは消えます。
おちぬ様の天国ゾーンへの突入です。
ただし、魚にも強い弱いや相性があるよう。
イシダイの子供のサンバソウ…彼らは非常に気性が荒くクロダイよりつよいさかなだとされています。
サンバソウが集まるとクロダイが寄りません。
サンバソウが集まってしまったときだけは、ポイントを休ませる必要があります。
ポイント②秋の紀州釣りで数を伸ばす!エサはオキアミ
大洗店、谷部さんの釣果です。
— 釣侍北茨城 (@turizamuraikita) September 18, 2019
本日大津港にて、
カイズ32cm頭に17枚、他ヘダイ、アジ混じり。
紀州釣りにて。長堤防。
6時半から14時。
付餌はオキアミのみ。
流石の一言です(^^)
今後は期待大ですね!! pic.twitter.com/J9MwEVX8Kg
勝負を早く!オキアミで即合わせ
紀州釣りのエサはたくさんあります。
オキアミ、コーン、サナギ、練エサ。
秋の紀州釣りで数釣りをするときのおすすめのエサは『オキアミ』です!
数釣りの基本は手返しの良さ。
例えばサナギのエサでダンゴ崩壊から1分流す釣りは冬の釣り方。
秋の数釣りはダンゴ崩壊から15秒経過したら上げてOkです。
柔らかなエサで勝負を早くする
クロダイが寄っていれば、ダンゴを付いてくる。
顎の力が強いクロダイが寄ってくると、エサ取りだけの時よりも、明らかにだんごの崩壊が早くなります。
名手になるとダンゴの崩壊タイミングで「そろそろ釣れる」というのが分かるそう。
ダンゴが崩壊したらすぐに付けエサにアタックしてくるので1分流す必要なんてないのです。
柔らかなエサで食いつきの良さで勝負しましょう。
活性が高い時は即合わせ
クロダイは即合わせは厳禁だとよく言われます。
確かに本アタリまで待った方が良い結果になるときもあります。
ただし今回想定しているのは秋の活性が高い海での紀州釣り。
しかもダンゴでクロダイが集まってきている♪という状態を仮定しています。
だったら「オキアミは即合わせ」です!
感度の良い棒ウキで微妙なモゾっとしたあたりにも、ピクっと動いて止まったあたりにも間髪入れずに即合わせが肝です。
ポイント③秋の紀州釣り!バラシは厳禁
🎣今回の釣行も楽しかった🎣
— じゅん🚺 (@Jun_Ryu_Ko_M) July 24, 2020
紀州釣り?を初めて間近で見た✨
(勝手に見てただけやけど😅)
合わせる時の竿の音🎶
びゅんッ🎣
って、かっこよい😳
いつかやってみたいな…🤔
息子君も釣れたし、秋🦑に向けて燃えてるし、いぃ傾向( ᐛ )و
アオリ釣ったのに…お寿司屋さんでアオリ食べる息子達…😅 pic.twitter.com/ZcRTZ3Xo1v
ポイントで暴れさせるはNG
秋の紀州釣りの数釣りではボイント作りと、勝負の速さを重視するのがおすすめです。
ではクロダイが寄った『釣れるモード』を維持するコツを紹介します。
掛けたら素早く上げる!
大型のクロダイがヒットすると引きを楽しみたくなります。
三日月の如く弧を描くチヌ竿を眺めるのは最高に嬉しい。
だけどです!数釣りをするならできるだけ素早く取り込む必要があります。
なぜならダンゴで作ったポイントで暴れさすと、他のクロダイが散ってしまうから。
場を荒らすとクロダイが散る
釣れたクロダイが暴れると他のクロダイが散ってしまいます。
特にバラシは最悪です。
彼らには言葉はありませんが、仲間に危険を知らせる何らかの伝達方法があると考えられています。
だからリリースするときも、堤防の反対側から逃がすというベテランもいます。
バラしは最もマズイパターンだと心得ましょう。
バラさないためにこまめにハリスチェック
せっかく掛けたクロダイをバラさないためにもハリスのチェックはこまめに行った方が良いです。
目で見てもなかなかわかりません。
ハリスに指の腹を這わしてみるとザラザラするところがあるかもしれません。
そこで次のクロダイがバレてしまうかもしれません。
秋の紀州釣り!数釣りをするコツのまとめ
秋の紀州釣りで数釣りをするコツをまとめてみました。
クロダイは冬に向けて荒食いゾーンに入ることがあります。
荒食いゾーンのクロダイは滅茶苦茶に簡単に釣れる♪
秋の紀州釣りで飽きるまでクロダイと遊んでみませんか?