- サビキ釣りの武器!遠投サビキをマスターせよ
- 遠投サビキ釣りの魅力は良型のアジ!
- 遠投サビキで釣果を上げるコツ!釣り場所の選び方
- 遠投サビキ釣り方のコツ!潮通しの良いところを狙え
- 遠投サビキ釣りのコツ!竿は磯竿3号〜4号の遠投タイプ
- 遠投サビキ釣りのコツ!リールは3000番前後を使う
サビキ釣りの武器!遠投サビキをマスターせよ
アジは昔から日本の食卓には欠かせない美味しい魚。
20cmを超えるアジなら刺身にしてもタタキにしても塩焼きにしても美味しい!アジフライも最高ですよね♪
そんな大きな良型のアジが堤防から意外なほど簡単に釣れるのが「遠投サビキ釣り」。
堤防の足元を狙うサビキ釣りでは釣れない20cm〜30cmのアジが遠投サビキなら普通に釣れちゃう♪
今年は「遠投サビキ釣り」をマスターして自分で釣った美味しいアジを刺身にしましょう。
遠投サビキ釣りの魅力は良型のアジ!
遠投サビキ釣りの魅力は良型のアジが釣れること。
普通のサビキ釣りとほ比較にならないほど長さも太さもある美味しいアジが釣れます。
遠投サビキ釣りで狙うのは、潮通しの良いポイント。回遊性のアジが深場から港湾内に回遊してくるところを狙います。
アジが回遊しやすい潮の流れは他の魚も同じように泳ぎやすい流れです。
ボラやイカやシーバスやコノシロなども回遊し、居着きのメバルが釣れることもあります。
そして投げサビキで釣れる魚は型がいいです!
- 遠投サビキは良型が釣れる
- 遠投サビキは潮通しが良い所を
- 回遊性のアジが港湾に入るところを釣る
遠投サビキで釣果を上げるコツ!釣り場所の選び方
釣りは技術やエサの前に「魚がいる場所」に行くのが絶対条件。
魚がいない所では釣れません(;´∀`)
釣場所が最も大事です。
では釣れる場所をどう見つけるか?確実な方法がエサを買った釣具屋さんで聞いてみること。
当然な話だけどコレが一番確実だったりします♪
もしエサ屋さんがハズレで愛想のない親父だったらピンチ。その時はグーグルで調べます。
グーグルでアジが釣れる場所ポイントを探す
調べ方としては
- 「地名 投げサビキ」
- 「地名 アジング」
- 「地名 サビキ」
などで調べると情報がヒットします。投げサビキで調べて釣り場所が決まらないときは、地名+サビキやアジングで調べるといいです。
基本的にサビキで釣れる場所には大きなアジも回遊しやすいです。またアジングは良型を狙うので、投げサビキでもアジングと同じ場所で釣ることができます。
遠投サビキ釣り方のコツ!潮通しの良いところを狙え
遠投サビキ釣りで釣り竿を出す堤防や港湾が決まったら具体的に、どこを狙うか。
とにかく意識したいのが水深よりも潮通しの良さ!
潮あたりの良い外向きと、流れの穏やかな内向きがあれば、間違いなく外向きを釣座にします。
アジは大きくなるに連れ回遊性が強くなり潮に乗って移動します。流れの穏やかな港湾の奥まで回遊する確率は低いです。
特に堤防の際の足元には大きなアジはなかなかいません。
- 投げサビキは潮通しの良い所が絶対!
遠投サビキ釣りのコツ!竿は磯竿3号〜4号の遠投タイプ
遠投サビキ釣りはその名の通りキャストして潮に乗って回遊する「遠くの沖目」にいるアジを釣る方法です。
サビキ仕掛けを狙ったポイントまでキャストして飛ばせる竿が必要です。
遠投サビキに向かない竿の悪い例は「長さ3m前後のの竿」
仕掛けが長いので短い竿とマッチングさせるとキャストがとても難しくて狙ったポイントに飛ばせません。
結果撃沈・・・( ̄▽ ̄;)
安定してキャストする為に竿の長さは4.5m〜5.3mくらい欲しいです。
- ✖:3m前後の短い竿
- 〇:5m前後の長い竿
磯竿の投げ竿タイプの3号〜4号。投げ竿なら20号くらいの長めの竿がベストです。
投げ竿は重い仕掛けを遠くに飛ばすために、硬く反発力が強いです。遠投サビキ釣りでアジを狙うときは、キャストでは強い武器になります。しかし口が柔らかいアジで硬い竿を使うと「バラシ」の確率が高くなります。
コレから遠投サビキ釣りやカゴ釣りをやりたい!という方で竿を購入されるなら遠投用の磯竿3号〜4号をおすすめします。
遠投サビキ釣りのコツ!リールは3000番前後を使う
リールをこれから購入される方は3000番程度のエントリーモデルがおすすめ。
リールの番号の数字が大きくなると、リールのサイズも大きくなります。
3000番のリールにナイロン素材の道糸3号、又はPEラインの1号。
基本的にPEラインの方が細く空気抵抗やライン放出の抵抗が少ないので飛距離が出ます。
リールの選び方は投げ釣りやショアジギングもやりたいなら3000番から4000番。
足元を狙うサビキ釣りやウキを使った堤防周りの釣りをやりたい方は2500番から3000番がいいでしょう。
リールのメーカーはシマノかダイワがおすすめ。エントリーモデルなら非常にコスパが高い製品があります。
遠投サビキのリールを選ぶポイント
- リールは3000番前後のスピニング
- 堤防周りの釣りと兼用2500番
- ショアジギングをやるなら3500番
遠投サビキ釣りのコツ!仕掛け、遠投ウキ、サビキカゴを使う
遠投サビキ釣りの仕掛けは、大きめのハリを使ったほうがバラしにくいです。
また仕掛けにはハリの大きさと、幹糸のふとさがあります。
ハリの大きさは4号から6号。幹糸は3.5号がベストです。
サビキのカラーはオキアミカラーと小魚カラーのピンクと白の2種類は用意したいです。
夕方から夜にかけて釣りをするなら蓄光やケイムラがあると釣果アップに繋がります。
遠投サビキの仕掛けのポイント
- 仕掛けの大きさは4号から6号
- オキアミカラーと白を用意
- 半やの釣りなら蓄光式も
遠投サビキ釣りに使うウキ
遠投サビキ釣りに使うウキは10号前後の大型ウキ。
ウキの先端にゴム製のチューブがついてケミカルライトをセットできるタイプもあります。
ウキを交換することなく夜釣りに移行できます。
チューブをセットできないタイプのウキなら暗くなったタイミングで電気ウキに交換しましょう。
明るいうちに交換しておくのがトラブル回避になります。
遠投サビキ釣りに使うカゴ
遠投サビキ釣りに使うカゴは、サビキの仕掛けの上につける軽い網タイプ。仕掛けの下に付けるオモリ付きタイプなど様々なものがあります。
遠投サビキ釣りで厄介な仕掛けの絡みを防止する観点から、サビキ仕掛けの下にスナップで簡単に付けられる「オモリ付き」のカゴがおすすめです。
キャストしたときに先端のオモリのついたカゴから飛んでいくので、仕掛けが一直線になり絡みにくいのです。
遠投サビキ釣りのコツ!サビキのハリにエサを付ける?
遠投サビキの仕掛けにツケエサを付けるのも釣果アップのコツです。
エサの種類はオキアミがベスト。オキアミが簡単にエサ取りの餌食になってしまうなら、青イソメや赤イソメやゴカイのムシエサも有効です。
アジにはオキアミが適していますが、虫エサをつけると、カサゴやメバルの根魚やキスやシーバスまで食いついてくる可能性があります。
グンッと竿先を絞るアタリが突然に訪れるのが遠投サビキの面白いところです。
遠投サビキにつけるエサのポイント
- サビキのハリに付けエサを
- 釣れる魚が増える
- 虫エサを付けたら思わぬ魚も
遠投サビキ釣りのコツ!タナを合わせる
遠投サビキ釣りで釣果を分ける重要なポイントがタナ合わせです。
タナとは魚が泳いでいると予想される水深の深さ。
例えば水深が10mで底付近を狙いたいならウキ止めから仕掛けの先端までを9mにします。
これで海底からサビキ仕掛けの先端のカゴが海底から1m浮いた状態になります。
投げサビキで味を狙うなら海底を狙うのが釣果アップのコツです。だけどカゴが海底についてしまいウキが倒れてしまうようではアタリが取れません。
海水は干潮満潮で水深が変わるのでこまめに調整するのも大切です。
投げサビキでタナを合わせるコツ
釣り場についたらウキ止めを仮固定します。
目安としては海底が見えるなら水深は5m前後。透明度が高いのに海底が見えないなら10mくらいだと予想します。
先ずは予想した水深にウキ止めをセットします。そしてサビキ仕掛けを付けずにおもりだけをつけます。
サビキの仕掛けを付けずに重りだけを使って正確にタナをとります。最初はウキが沈むくらいにタナを短めにします。
ウキが海中に沈み込んだ長さ(しもった長さ)だけウキ止めを調整します。
ウキ下の長さと水深がピッタリになったところから、例えば50cm底を切るように短くする。あるいは1m短くする。そんな感じで調整をすると「海底から何m上でアジが食ったのか」を把握しながら釣りができます。
棚合わせが出来たらサビキの仕掛けをセット。追加した仕掛けの長さ分だけうき止めをスライドさせてください。
棚アワセのポイント
- サビキ仕掛けを使わずに棚アワセ
- 最初は短くウキが沈むくらいに
- ウキ止めを動かし段々長くする
- ウキがトントンになったらサビキの長さを考慮して本設定
遠投サビキで飛距離を伸ばすコツ
遠投サビキで飛距離を伸ばすのは釣果アップの法則の一つ。
魚が回遊するポイントはある程度決まっています。周りで釣果を伸ばしている人がいたら、同じくらいの距離にキャストするのがコツ。
ところで他の人と同じ距離まで投げるにはテクニックのほかにウキの設定も重要です。
ウキには自重のあるウキと、軽いウキの2種類があります。
軽いウキはキャストすると空気の抵抗で「ウキ止めまで上がる」状態になります。
自重のあるウキはカゴの重りに合わせてラインを走るので、ゴム管のようじ止めまで移動します。
つまり自重のあるウキを使うと「ウキ止めからようじ止め」までの距離を数メートルの飛距離を稼ぐことができます。
遠投サビキで飛距離を伸ばすポイント
- 自重のあるウキを使う
- ウキ止めとようじ止めの数メートルの差
遠投サビキ釣りのコツ!狙いは沖のシモリや障害物
遠投サビキ釣りでは遠くになげるほど釣れる?
実はそんなことはありません。先ほどのウキで飛距離を伸ばすのと反対のことを言ってるようですが・・・
ポイントが遠いときはもちろん飛距離を稼がなくてはいけません。
ただし。
「堤防から遠い=アジが居る場所」ではないんです。
魚はストラクチャーや、沈んでいる岩、障害物のような沈み根に生息する事が多いです。
ストラクチャーは魚が身を隠せ休憩できる場所。
さらには藻が生え微小生物や多毛類やエビやカニが集まり食べ物が豊富にな場所でもあります。
そしてストラクチャーにあたった潮がよれるので、流れが穏やかになり魚の休息地にもなります。
潮がよれるとアジの大好物のプランクトンも自然と寄り集まってきます。
もうどこをキャストすれば良いかわかりますよね。
沈み根やストラクチャーが見つからない場合は「掛け上がり」も狙い目です。
例えば船の航路などが堤防の前にあると、ある一定の距離から急激に深くなります。
この急に深くなったポイントが「掛け上がり」と呼ばれるポイント。魚釣りでは重要なポイントになります。
オモリだけで棚合わせをしたときに、急激に深くなったところはないか?と探って見てください。
またベテランの釣り師が居るなら、同じような距離に投げておくのも1つの方法です。
遠投サビキの狙い目のポイント
- 沈み根や障害物周りが狙い目
- 駆け上がりや潮流のヨレについている事も
遠投サビキ釣りのコツ!ラインはPEがおすすめ
遠投サビキ釣りのライン(道糸)はPEラインがおすすめです。又はナイロンの3号前後を使います。
PEラインとナイロンを比較すると、同じ太さなら圧倒的にPEの方が細くできます。
同じ強度を得るためには、ナイロンはどうしても太くなってしまうのです。
太くなるとガイドを通る抵抗や風の抵抗を受けやすくなり、飛距離が伸びません。
また風や波の影響も受けやすいです。
同じ太さならPEラインはナイロンの3倍から4倍の強度があります。ですからナイロンで3号ならPEの1号の細いラインが使えます。
遠投サビキ釣りのコツ!根がかり対策
釣りをしていて嫌になるのが根がかり!遠投サビキ釣りでアジを釣る時は海底付近を狙うのがセオリー。
仕掛けの下にカゴをつけるとどうしても根がかりが発生します。
沈み根が散発しているポイントなら思い切ってウキ下を浅くするのも一手。
また思った距離までキャストできずに、水深が浅いポイントに着水したら、迷わず回収するのが得策です。
遠投サビキ釣りのコツ!アタリがない(泣)どうすれば?
投げサビキ釣りはタナ合わせが重要。タナがボケていないか常に意識を向けておきます。
狙うポイントは沖の沈み根、掛け上がり、そして潮目が現れたら積極的に狙います。
潮目は潮の流れがぶつかったところ。潮がぶつかり沈み込む流れが生まれるので表層にいるプランクトンが海中に引き込まれます。
プランクトンを求めているアジや小魚は表層まで浮かばずに捕食できる絶好の機会です。
釣りやすいタイミングは潮が変わるタイミング。満潮や干潮で潮ご止まる直前や、止まっていた潮が流れ始めた直後にアタリが連発することがあります。
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