のべ竿で堤防サビキ釣りをしよう
サビキ釣りは堤防や港湾の中でアジやイワシなどの小魚を釣る方法です。
一般的にはガイドの付いた竿とリールを使ってサビキ釣りをします。
でも、リールを使わない「のべ竿」でサビキ釣りが出来ないのかといえばそうではありません。
むしろリールを使わない分だけ操作が簡単で初心者さんや女性の方には釣りやすいと好評なんです。
そこで、この記事では一般にはあまり普及していないのべ竿のサビキ釣りのやり方やコツを紹介します。
教えて!サビキ釣りはどんな感じ?
サビキ釣りやったことある?
のべ竿でサビキ釣りは釣れる?
サビキ釣りはまた行きたいですか?
のべ竿サビキ釣りってどんな釣り方?
のべ竿とサビキ仕掛けで全部釣りました、ちなみにヒラメも同じタックルです、千葉県御宿で。 pic.twitter.com/Wn37yPOVK7
— セガール (@lWkQ4bGHUUOPfrN) November 12, 2022
のべ竿サビキ釣りはリールを使わない、フナや鯉を釣るような手持ちの竿を使った釣りです。
サビキ釣りのターゲットになるアジやイワシやサバは堤防の近くまで寄ってくるので手持ちののべ竿でも十分釣れます(^^♪
のべ竿サビキの釣り方
- コマセをカゴに詰める
- そっと海中に沈める
- 大きく素早くさびく
- じっと我慢
- 動かさずに待っているとブルッとアタリ
釣り方はサビキ仕掛けのコマセカゴにアミエビを詰めます。
後はゆっくりそっとカゴを海中に沈めるだけ。
のべ竿は竿先が柔らかいものが多く、サビキ仕掛けの重さで竿先が大きく揺れてしまうことがあります。
そんな時は揺れが収まってからカゴを海中に沈めてください。
仕掛けが沈んで竿先が少し頭を下げるくらいになったら、大きく竿先を持ち上げもう一度沈めなおします。
この竿先を上下させる動作を「さびく」と言います。サビキ釣りの語源となった動作です。
さびいてアミエビを海中に放出
竿先をさびく理由はカゴに詰めたアミエビを海中に放出するためです。
大きく持ち上げた後に、さっと竿先を下げることでアミエビが放出され、放出されたアミエビの帯の中にサビキのハリが同調するイメージで釣ります。
アミエビの帯とサビキのハリが同じ場所にある「同調」が釣果を伸ばすキーポイントです。
アミエビに寄ってきたアジやイワシがサビキのハリをエサと勘違いして食いついてくるから。
同調できていないと釣果はガクンと下がります。
さびいた後はじっと我慢
のべ竿をさびいた後は仕掛けを動かさないようにしてじっと我慢します。
我慢しているとブルッと竿先から魚が釣れたアタリを知らせる振動が(^^♪
仕掛けの下の方で釣れたら魚の活性は低めで、大きな群れは入ってきていないかもしれません。
仕掛けの上で釣れ始めたら活性の上がった魚が泳ぎ回り、大きな群れが入ってくる前兆かもしれません。
のべ竿のサビキ釣りにはメリットとデメリットがある
今日はのべ竿でアジのサビキやってます☺️
— アンディ Connection @朝むら家 (@R3210155) May 14, 2021
ハマりました☺️ pic.twitter.com/pHHWEZ0Dnq
のべ竿のサビキ釣りの弱点を意識して
のべ竿のサビキ釣りには、メリットとデメリットがあります。
のべ竿サビキ釣りのメリット
のべ竿のサビキ釣りのメリットは、竿の軽さと操作性の楽さがあります。
リールの付いていない竿は本当に軽い(^^♪
そして、竿先が柔らかいタイプが多く小さなアジのアタリも明確に伝わりやすいんです。
ただし、デメリットもあります
のべ竿サビキ釣りのデメリット
のべ竿のデメリットはリールを使わないから竿の長さより遠くの沖が釣れないことと、竿の長さ以上に深いタナを釣れないことにあります。
のべ竿の仕掛けの長さは、竿の長さと同じくらいにするのがベストです。
竿より長すぎたり短すぎたりすると釣りにくい。
つまり、水深が深すぎるポイントでは底まで仕掛けを運べなかったり、10m沖合でぴちゃぴちゃ跳ねてるアジはのべ竿では釣れないのです。
だから、のべ竿の長さは出来るだけ長い方が弱点を克服しやすくてお勧めです。
のべ竿サビキ釣は「この竿」がおすすめ
渓流万能竿で長さは5m~7m
のべ竿には大きく分けて2種類あります。それが「専用竿」と「万能竿」です。
のべ竿の専用竿の代表はアユ釣り用の竿でしょうか。アユ釣り専用の竿はアユを釣ることに特化して非常にシビアに作り込まれています。
サビキ釣りには向いていません。
サビキ釣りに使う竿は「万能竿」が良いです。
実際にアマゾンで売って家う商品の中からおすすめののべ竿を紹介しましょう。
アマゾンの売れ筋ランキングで3位に入っていたおべ竿ロッドです。
無名のブランドでおそらく中華商品ですが口コミは悪くない。
竿の長さも10mまで選択できます。10mはちょっと長すぎて扱いにくいので5m~7mくらいまでがおすすめです。
ダイワの渓流竿のリバティークラブです。入門ロッドとして扱われることが多いですが、作りはダイワ品質で申し分ないです。
長さは4.3~6.2mでのべ竿の弱点を補うためにも6.2mがおすすめです。
重さは6.2mで226gと非常に軽い(^^♪
同じくダイワの万能のべ竿がおすすめに上がります。
リバティークラブとの違いは竿の強度。リバティークラブより先端が太く竿全体が硬い造りになっています。
サビキ釣りは重ためのオモリを使うので竿の硬さは重要。
リバティークラブは「硬調」で万能振り出し竿は「超硬」仕様です。
竿の硬さはロッドのパワーとイコールの関係でもあり、サビキ釣りだけではなく堤防のキワでの大物釣りにも向いています。
コスパで選ぶのならコノ竿です!プロマリンの「光流DX 540H」はアマゾンの価格で2500円切ってました( ̄▽ ̄;)
非常に安い。
でもプロマリンんって総じて評価はそんなに悪くはないんです。年に1度か2度の釣りを楽しむ目的ならプロマリンで十分に目的を達せられます。
のべ竿サビキ釣り!竿の他にあると便利なもの
堤防の万能のべ竿でのサビキ釣りにあったら便利なものを一緒に紹介します。
先ずは必須なアイテムのアミエビのコマセです。
コマセは昔ながらの冷凍のブロックアミエビがいまでも主流ですが、チューブのアミエビが絶対に便利です。
カゴにアミエビを詰める作業を想像してください。チューブなら歯磨き粉のように絞り出すだけでカゴに詰めることが出来ます。
しかも、このアミ姫はアミエビの強烈な匂いが無い!フルーティーな香りがするんです(^^♪
続いて釣りには必須の水汲みバケツ。のべ竿のサビキ釣りで釣った魚はとりあえずバケツの中にINします。
お子様と一緒の釣りならおすすめは透明なバケツ。
サビキで釣った魚を横から観察できます。
堤防ののべ竿を使ったサビキ釣りであると便利なのがメゴチハサミ。フィッシュクリップです。
魚って想像以上にベタベタしてます。特にアジはヤバいしサッパは鱗が凄い( ̄▽ ̄;)
直悦に手で持つとえらいことになります。
こんな風にして使って写真を撮るとカッコいい。
本当の実力以上に釣りが上手な人のように見えます…( ̄▽ ̄;)
のべ竿でサビキ釣り!まとめ
のべ竿でサビキ釣りをするコツや竿の選び方を紹介しました。
サビキ釣りにのべ竿を使うメリットは、軽くて操作が楽でアジのアタリがビンビンに感じられるところにありました。
一方でリールを使わないデメリットに仕掛けの長さがの制限がありました。
弱点を認識した上でのべ竿のアジングを楽しんでもらえたら幸いです。手軽な装備でサビキ釣りを始められるのでのべ竿のサビキ釣りはおすすめです。
コメント
仕事が休みの日にのんびり釣り糸を垂らしてみようかなと思っている。
サビキ釣りって子供がやるイメージあるが、のべ竿でのんびり釣るのは面白そうだ。
仕事じゃないからあくせくした釣りはごめんだ。