堤防から気軽に簡単!楽しくアジを釣ろう♪
食卓に定番のおかずのアジ。豆アジの唐揚げや南蛮漬け。アジフライにアジのタタキ。
とっても美味しいですよね。
そんなアジを手軽に簡単に堤防から釣って美味しく食べましょう!
そんな企画で今回の記事をまとめています。
釣りの初心者でも女性でも子供さんでも楽しめるアジ釣りをぜひ知ってください♪
今年の夏は元気に釣りのアウトドアを楽しもう!
アジの生態!アジは回遊魚で群れで移動する
アジは初夏に豆アジサイズが釣れ始め、秋の最盛期には20センチ〜30センチ近い大アジまで釣れます。
- 初夏:豆アジ
- 晩秋:大アジ
釣り場は潮通しの良い外洋に面した堤防から湾内の奥まで釣り場になります。
夏から秋にかけては初心者だって100匹を超えるウルトラ釣果に恵まれることも珍しくありません。
初夏は小さなアジで秋になるにつれてだんだんい大きくなるんだ!
冬はアジは釣れないの?
アジは回遊する魚!回遊がないと全く釣れない⁉
だけどアジは青物の仲間で回遊魚です。メバルやカサゴといった根魚のように同じところにじっとはしていません。
常に泳いでいるの魚だから、釣りに行った堤防にアジが寄ってこなければ、全然まったく釣れません。
回遊が無くてアジかいないんだから何をやっても釣れない( ̄▽ ̄;)
そんな時は、諦めて回遊を待ってのんびりやるしかありません。
夏から秋にかけてのハイシーズンはよっぽど釣り場を間違えなければアジは釣れると思います。
逆に晩秋から冬の間は回遊が大きくなり、堤防付近に寄るパターンが少なくなり釣りにくいです。
アジが釣れる時期
- 釣れる時期:初夏から晩秋
- 釣り難い時期:冬から春
堤防から簡単にアジの釣り方3種類!
堤防からアジを釣る方法は大きく分けて3種類あります。
- 簡単数釣りのサビキ釣り
- 一本ハリでアジをを狙う
- 奥が深いアジング釣り
それぞれの釣り方や仕掛けを簡単に説明します。
サビキ釣りで堤防から簡単にアジの数釣りを楽しもう
堤防のアジ釣りでもっともポピュラーで、小さな子供から楽しめるのがサビキ釣りです。
サビキ釣りは疑似餌の小さなハリが沢山ついたサビキ仕掛けを使います。
釣り方はサビキ仕掛けのカゴに寄せ餌のアミエビを詰めて竿を上下するだけ。
かごからアミエビがこぼれ出し、皮やナイロンで疑似餌になっているサビキ仕掛けにアジが食いついてきます。
一匹かかっても我慢していると2匹、3匹と鈴なりになって釣れてくることもあります。
サビキでアジをたくさん釣るコツ
サビキでアジをたくさん釣るコツはコマセ(集魚剤)のアミエビを切らさないことです。
アジは回遊する魚なので群れで堤防に近づき、一定の時間が経つと離れていきます。複数の群れが付いたり離れたりしています。
だから堤防に近づいてきたアジの群れが少しでも長い時間居てくれた方が釣れます。自分の竿の下にしっかりコマセを巻き群れを離さないようにするのがコツ。
また複数人で釣りをするなら、出来るだけ近くで釣りをしてアミエビがよく効いた状態を作ると良いです。
アジのサビキ釣りはタナと距離が大切
周りの人がアジを釣っているのに自分だけはサバとかイワシだけしか釣れない。
なんで??
サビキ釣りをするとそんな経験をするかもしれません。サバやイワシでも釣れたら嬉しいんですが、食べて美味しくてお土産に喜ばれるのはやっぱりアジですよね(;´∀`)
サビキのポイントはアジの回遊する深さを狙うこと。釣り用語でタナと呼びます。
アジの回遊するタナは基本的にサバやイワシより深いところ。
だからサバ、イワシだけでアジが釣れないときは仕掛けをもう少し深い棚まで落とすのが良いかもしれません。
またベテランの方がウキを付けて少し遠くでバンバン釣っていたら、浮きを付けて同じ距離を狙うのがおすすめ。堤防の足的まで回遊が回って来ない日かもしれません。
サビキ釣りにはカラー!赤、白、ケイムラの3種類は持っていきたい
サビキのカラーは赤、白、ケイムラ、の3種類を用意しておくと安心です。
なぜかアジを含めた魚は、その日その日によって好みのカラーが違う(;´∀`)
「先週はオキアミそっくりの赤で爆釣したのに全く反応しない!」
そんなことは本当に良くあります。
隣でコンスタントに釣ってるお爺ちゃんは白いスキンのサビキ。
自分の道具箱に白スキンのサビキが入ってなかったら指を咥えて見てることしかできません。
ちなみにケイムラは紫外線で発光する特別な塗料を塗ったハリです。UVライトを当てると青白く光ります。
魚の目は人間より紫外線を捉える能力が優れており、海中でケイムラのハリが光って魚にアピールします。
オリジナルな仕掛けで大きなアジを釣ろう!
やや上級者向けの仕掛けになりますが、通上のサビキ仕掛けにひと工夫すると大型のアジに出会える可能性が高くなります。
それがカゴ下の一本針。天秤式のカゴや、小型の小田原天秤をセットしオキアミを付けたハリをセットする。
オキアミの匂いでで鼻先をくすぐられて寄ってきた大型のアジがふわふわと泳ぐオキアミに思わず食い付いてしまうという寸法です。
サビキに反応する個体もいれば、サビキにはまったく反応内個体もいます。
またサビキ仕掛けのオマケのハリは、ハマチなど大物を狙う「カゴ釣り」の仕掛けの応用です。
やっぱりオマケのハリに食い付いてくる魚はサイズアップが狙えます。
ハリの大きさはチヌハリの2号から3号。ハリスの長さは30センチ前後です。つけエサはオキアミがオススメ。
サビキ釣りのコツまとめ
- サビキ仕掛けは赤、白、ケイムラ
- 釣れる時期は初夏から晩秋
- アジは深いタナを泳いでる
- アミエビをしっかり効かす
サビキ釣りをもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を合わせて読んでみてください。サビキ釣りの基礎から応用までまとめてあります。
一本針でアジを釣る!引きが面白い
アジのサビキ釣りの数釣りも面白いのですが、オトナがゆっくり楽しみながら一匹ずつ丁寧に釣るのが一本針釣法。
名前の通りサビキのようにたくさんの針ではなく、一本だけの針でアジを釣ります。
一本針でアジを釣る竿は「延べ竿」
一本針でアジを釣る竿はリールを使わない述べ竿を使います。
渓流竿やヘラブナ用の竿です。
つけエサはオキアミで大きめのアジを狙って釣るのが面白い。
延べ竿の長さは4m〜5mだから、釣ができるポイントは港湾の内部の堤防や小さな波止がメインです。
やっぱり狙いはアジの活性が上がる夕まずめ。日が落ちて暗くなったあとの常夜灯周りは特にアジがたまりやすいです。
まき餌は無くても釣れますが、アミエビを少しずつ撒いて、集魚とアジの足止めに使うと釣れやすいです。
アジが回遊しやすい夏から秋の夕方は、夕涼みがてら延べ竿でのんびりアジと遊ぶのもいいですね。
一本張りでアジを狙う時間帯
- 朝まずめと夕まずめ活性が高い時間
- 暗くなってからは常夜灯回り
一本バリてアジを釣る仕掛け
一本バリのアジ釣り仕掛けはアジ用の白いセル棒浮きをセット。セル棒ウキは感度が良い小さな棒ウキです。
常夜灯がない暗ところなら小型の電気ウキがオススメ。
浮き下はだいたい1メートル前後にセットし、食いが立って浮いたアジを狙います。
アジがエサに食いついたアタリで「棒ウキが寝る」アタリが多いとき(アジの食い上げ)はウキ下のタナが浅い証拠。
逆にウキが「が〜っ」と沈むようなアタリならウキ下が浅いです。
ウキの位置を調整して適度な深さをキープするのコツです。
適度なアタリはアジの回遊する層につけエサが漂っている証拠なので釣果も安定するはずです。
常夜灯周りでアジが大量に回遊し始めたら、浅いタナでアジを釣ったほうが手返しがよく数が伸びます。
重りはカミツブシの大やガン玉の3B前後を使います。ハリスはフロロカーボンで、20cm〜30cm。ハリはアジ針の5号前後です。
- 常夜灯回りが狙い目
- 感度の良い小型の棒ウキ
- ハリスの長さは1mくらい
- アジのアタリを観察してウキ下を決める
アジのアタリを楽しもう
一本針てアジを釣る楽しみはウキの動きにもあります。アジのアタリが感度の良いセル棒浮きにダイレクトに伝わってきます。
横に走ったり、ピクピクっとしただけで静かになったり、かと思えばエサを咥えて一気に走り出すアジもいます。
アタリを捉えたら軽く竿先を持ち上げ合わせを入れます。アジの小気味の良いヒキを味わってからゆっくり引き上げます。
述べ竿なので竿先が柔らかくて小さな味でも釣り感はめっちゃ楽しいです。アジってよく走る。
同じサイズでもサバはもっと力強く走ってくれます♪
アジは口が柔らかい魚なので、ガツンッと大きく合わせると口切れでハリが外れやすいので注意。
アジのアタリが急になくなったら泳がせ釣りで大物狙いも♪
アジ釣りをしていると急にアタリがパタリと途絶えることがあります。
海の中では「アジを狙った大物の魚」が回遊してきた可能性があります。
例えばカマスやスズキ。イカもアジが大好物の一種です。
そんなレアな魚が寄ってきたなら釣ってみたくなるのが釣り師のやらしい所。
エサはたった今釣ったばかりの新鮮な味がいます。
アジの鼻先に泳がせ釣り用のハリをセットし泳がせたら思いもよらぬ高級魚に出会えるかも!
延べ竿でかますが釣れたらスリリングなファイトは必至ですよね。あげられるかな?
泳がせようにもう一本の竿を持っていったほうが無難かもしれませんね。
1本針でアジを釣るコツのまとめ
- 朝夕のアジの活性の高い時間
- 常夜灯周りが狙い目
- 竿はリールのない述べ竿
- エサはオキアミ
- ウキ下は約1m前後
- 釣れたら魚信を楽しんであげる
アジング釣りはハマると抜け出せない面白さ
アジ釣りで近年釣り人の数がどんどん増えているのがアジング釣りです。
ワームを使ったゲームフィッシング♪
アジを釣る専用の疑似餌の「ワーム」と、オモリがついた「ジグヘッド」でアジを釣ります。
アジの食性は大きく2パターンあり、小魚を食べるパターンと、プランクトンを食べるパターンがあります。
この2つのパターンでアジが餌を食べるのに合わせた釣りがアジングです。
小魚を食べるアジを狙うアジング
初心者の方におすすめしたいのが小魚を食べるパターンのアジを狙う釣り。
小魚パターンはエサの小魚を追いかけ回す食事の時間を狙います。エサを食べる時間を「活性が高い」と呼びます。
アジの活性がもっとも高くなる時間が夕方のまずめです。
夕まずめは太陽が西に沈みかけた時間から暗くなる位までの間です。
マズメの時間帯は特にアジの活性が上がり、小さな魚を追いかけまわして口を使います。
活性の上がったアジは、ワームがピョンピョンと動いていていると思わず反応して飛びついちゃう♪
- 小魚パターンは夕方のまずめ
- 活性が高いアジを釣る
釣り人は竿先をちょんちょんと動かして、小魚が逃げているようにワームを動かしてアジにアピールします。
ちょんちょんと動かして止める。止めるとジグヘッドのオモリでワームが沈みます。
またちょんちょんと動かし止めて沈める。基本的にはこの繰り返しです。
プランクトンのパターンのアジング釣り
夕方のマズメ以外の時間帯以外でアジが釣りやすいのは日没後です。
ナイトアジングと呼ばれます。
ナイトアジングで狙うアジは、プランクトンを食べるパターンのアジです。
プランクトンは人間の目にはプカプカ浮かんだゴミのようにしか見えません。
狙い目は堤防周りで潮の変化があったり、人間の目でわかるゴミがたまりやすいポイント。
プランクトンは自力で泳げませんので潮に乗って漂います。ゴミが溜まりやすい場所にはプランクトンも溜まっています。
プランクトンがたまっていればアジも自然にそこに集まってきます。
また常夜灯周りはやっぱりオススメ。光に誘われて食物連鎖が活発になる常夜灯周りは、ナイトアジングとは切っても切り離せない超1級ポイントです。
プランクトンパターンのアジングはゆっくり動かさないのがコツ
プランクトンを食べるアジを釣るならワームは動かさないのが鉄則。
ゆっくり、ゆっくり、スローにワームを漂わせてプランクトンが流れているように演出します。
だからジグヘッドもできるだけ小さく軽い0.5グラムとか、それ以下を使います。
ワームはラメ入りのキラキラと光るタイプがオススメ。ワームの中のラメの、一粒一粒がプランクトンでワーム全体でプランクトンが濃く溜まっているように見せます。
釣りの初心者でも楽しめる釣り方ガイド
ちょい投げ釣りは本格的な投げ釣りとは違い、堤防から簡単に魚が釣れる釣りです。お子様や女性にも始めやすくファミリーフィッシングにもってこい♪この記事ではちょい投げ釣りの本命キスを狙う釣り方です。
初心者の方でも釣りのだいご味が楽しめるのが穴釣りです。テトラポットや堤防の隙間に潜んでいる根魚を狙い撃ちする釣り方で、穴の中に魚がいればだいたい釣れる♪