紀州釣りはインターライン・中通しの竿が使いやすい
紀州釣りは、つけエサをダンゴに包んでチヌ・クロダイを釣る釣法です。
コマセを使う点など「フカセ釣り」に似た要素も多いです。
特に使用する竿はフカセ釣りも、紀州釣りも「磯竿」を使います。
そんな磯竿ですが、紀州釣りに特化した「インターライン」という竿をご存知でしょうか?
紀州釣りに特化…ではないんですが( ̄▽ ̄;)
実は紀州釣りにはインターラインの中通しの竿がメチャクチャ使いやすいんです!
この記事ではインターライン中通しの竿のメリットやデメリットを紹介します。
紀州釣りでインターラインの竿を使ったら手放せない⁉
磯際の大物狙いで10戦1勝9敗wwwインターラインのリーガル1.5号がひん曲がったw pic.twitter.com/yntghdn3ZF
— aqua🥐 (@812_aqua) January 18, 2020
紀州釣りでインターライナーの竿は超Good!
紀州釣りをやってる方で
「インターラインってどうなんだろ?」
と思っている方がいたら断言します。
インターライン・中通し竿を使ったら普通の磯竿には戻れません(^o^;)
断言してしまいましたが、筆者がまさにインターラインの使い勝手のよさの虜になってしまった一人なんです。
どこにメリットがあるのか説明しましょう。
インターラインで紀州釣りするメリット
- ガイドがない
- ラインが絡まない
- ダンゴが投げやすい
インターラインにはガイドがない
インターラインなので当然にアウトガイドはありません。
リールを使う釣り竿にはガイドがあって当たり前だと思っていました…インターラインを使う前までは!
実はガイドって邪魔なだけなんですね。
釣りをするのに必要だから付いてるんですけどなかったらない方がいい。
だって磯釣りや紀州釣りで竿先のライントラブルッテ結構ありますよね。
竿先のライントラブルは、ガイドがなかったらほとんど起こらないんです!
ラインが絡まない
竿先でラインが絡まるとなかなか面倒ですよね。
特に紀州釣りは5.3mの磯竿を使ってる人が多い。
手を伸ばしたって届かない。
キャストのときにラインが絡まってたら、ダンゴが空中で分解してぼんっです( ̄▽ ̄;)
もっと最悪なのが、合わせを入れたときに竿先のガイドにラインが絡まってるパターン。
運が悪いと竿先に変な力が加わり、先端がポキッといきます…(ーー;)
マジで折れます。
ダンゴが投げやすい
紀州釣りはダンゴを投げることからスタート。
竿先の糸絡みを気にしなくて済むからダンゴが投げやすい。
気になる飛距離ですが、普通の磯竿とほとんど変わりません。
インターライナーってライン放出の時に抵抗があって飛ばないんじゃない?
そう思っている方もいらっしゃるようですが、ダンゴを投たる牽引力の方が圧倒的に強いので大丈夫です。
普通にダンゴは投げれますし、遠投にも支障はありません。
ただし、紀州釣りにインターライナーを使うデメリットもあるのであ気をつけてください。
紀州釣りにインターラインを使うデメリット
前回の仕立てで帰り際に🚢💨GONさんからインターラインの磯竿を頂きました。
— クサの上のフグ【麦わらのフグ】 (@moto_kusafuguHT) October 20, 2021
ガイドが無いのでお子さんでも使い易いと思いますと。
んで上のチビはこの竿を大変気に入り、今年の冬休みにグレ釣りに行くと言い始めました。
はいパパ言質取りました!こりゃ良い流れだ🤟😎
GONさんありがとうございます🙇♂️ pic.twitter.com/zIK8t4CrJ9
- ラインを通すのがめんどくさい
- 手入れが面倒くさい
- フカセ釣りには使えない
- 竿先が太い
ラインを通すのが面倒
インターラインの竿は竿先の中をライン、道糸が通ります。
一半の磯竿ならアウトガイドに、ライン・道糸を手で通せばよいのですが、インターライナーの竿はそうはいきません。
道糸を通す「専用のワイヤー」が必要です。
慣れれば直ぐに通せるのですが、コツがあり最初は手間取ります。
また釣り場に到着してからワイヤーを忘れたことが発覚したら、絶望的です。
手入れがめんどくさい
インターラインの竿は、竿の中が中空でトンネル状態です。トンネルの中を道糸が通ります。
道糸は海水で濡れているので、竿の中のアナにも当然に海水が付きます。
放置しておけばベタベタ、ドロドロ…
そうならないためには、紀州釣りが終わったあとに水で洗わなくてはいけません。
洗い方は竿を伸ばした状態で、竿の尻栓を外し、そこから真水を通し、竿先から抜きます。
ホースとかで水を入れると竿先からジョロジョロと水が出てきます。
洗い終わったら陰干しです。
紀州釣りに使えてもフカセには無理
紀州釣りには便利なインターラインですが、フカセ釣りには全く不向きです。
なぜならフカセ釣の軽い仕掛けではラインが出ていかないから。
インターラインの竿でも仕掛けをキャストするところまではできます。
ところが仕掛けが馴染み、潮に乗ってウキが流れていく。
「もう少しラインを送り込みたい」
インターランーの竿だとリールのペールを上げてもラインが出ない(ーー;)
道糸を送り込むには竿先を無理に一度あおり、ウキの抵抗や水に沈んだ仕掛けの抵抗を利用して道糸を放出するしかありません。
コレはまじでイラッとします。
竿の中を通っているラインが、竿の中の壁にぺたっとなってるから、仕掛けを潮に乗せるナチュラルな力ではラインを引けないんです。
竿先が太い
インターラインの竿先はどうしても太くなります。
中が空洞になってるのですから仕方がない…
紀州釣りでも1号以下の柔らかい磯竿を使いたいという方には不向きかもしれません。
どうしても、やや固めになります。
だけど、竿先が太いのはちょっとしたメリットもあります。
それは「竿先が折れにくい」ということ。
磯竿は竿先が細くちょっとしたことで簡単に折れてしまいます( ̄▽ ̄;)
紀州釣りにおすすめのインターラインの磯竿
紀州釣り、ダンゴ釣りにおすすめなインターラインの釣竿を紹介します。
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