ふかせ釣り!フナムシのエサでクロダイやメジナが釣れる?
夏の堤防周りで釣りをしていると、ワサワサと足元で動き回る虫。
パッと見はゴキブリのようで気持ちが悪い(ーー;)
そう!彼らの名前はフナムシちゃんです。
実はフナムシってクロダイやメジナを釣るのに餌になるって知ってましたか?
しかもB級のエサではなくかなり釣果が期待できるエサなんだとか♪
ふかせ釣りをやってる人にとって釣れると聞けばエサにしてみたくなりますよね。
今回はフカセ釣りでフナムシをエサにする!をテーマに考えてみたいと思います。
ふかせ釣りのエサを考える!フナムシをエサにするメリット&デメリット
メリット
- ナチュラルなエサでよく釣れる
- コスパ最強!
- エサ取りに強い
デメリット
- 自分で採取
- 安定確保が難しい
- 見た目が悪い
フナムシを餌に使うときに考えなくてはならないのがメリットとデメリット。
メリットの方が大きいと考える人は是非ともフナムシをエサにしてふかせ釣りをやってみてほしいです。
最大のメリットはナチュラルなエサでよく釣れるということ。
デメリットは採取するのに手間がかかり見た目が悪いことでしょうか。
このあたりのことをもう少し掘り下げて考えてみたいと思います。
フナムシはふかせ釣りのエサになる?クロダイはフナムシを常食?
クロダイが日常的に捕食しているエサは、カニ・エビなどの甲殻類、貝や多毛類だといわれています。
フナムシは何類でしょうか?
甲殻類でダンゴムシの仲間だそうです。
なるほど!甲殻類だとするならば、クロダイがフナムシを常食にしていてもなんらの不思議はないのですね。
グレはフナムシで釣れる?
フカセ釣りでターゲットにするグレはフナムシで釣れるのでしょうか?
グレもバッチリ釣れます。
グレも雑食性で小魚から甲殻類まで食べる肉食性です!
来ましたね~フナムシが属する甲殻類!
グレだけではなくイシガキダイもフナムシが大好物♪
見た目はイマイチですが、味は最高なのかもしれません。
ふかせ釣りでフナムシ!餌になる時期は夏から秋
フナムシがエサとなる時期は夏から秋にかけてです。
この時期にフナムシを採取しやすいというのも理由の一つですが、それよりも釣り人の目線でフナムシをエサにしたい理由があります。
「エサ取り多すぎて釣りにならん!!」
夏から秋にかけてのフカセ釣りにおいて、エサ取りの処理、エサ取りとの戦いは切っても切れない因縁があります。
エサ取りを交わして本命「グレ・チヌ」を釣る
コマセを撒くと四方八方から集まってくるエサ取りの小魚。
エサ取りを交わして本命を釣るのが夏から秋のふかせ釣りの宿命です。
本命となるグレやチヌの活性は高い。
エサが届けば彼らは口を使ってくるはず!
だからエサ取りをかわせるかどうかが釣果の分かれ目になります。
ではどうやってエサ取りをかわすのか?そこで登場するのが我らがフナムシなのです。
フカセ釣り!フナムシは釣り人の救世主!?
初の沖堤防(゚ω゚)
— ごましおR (@R14688188) September 30, 2021
青物も期待薄なので偵察がてらウロウロ…
わざわざ沖堤防で小物釣り🎣
フナムシでグレが釣れると思ってなかった(*゚∀゚*)
グレの目って綺麗…
心が綺麗なんかな? pic.twitter.com/VzShlpZg4T
エサ取りの多い時期のフカセ釣りでは、仕掛けが馴染んだ時には餌がない…。
そんな事が多々あります。
そこでエサのローテーションや、足元にコマセを打ってエシ取りを寄せておくなどをします。
グレ釣りならエサをサナギにしたり、練餌にしたりします、
そのローテーションの一角に現れるのが、我らがフナムシ様なのです。
フナムシってエサ取りに無敵!?
フナムシはエサ取りに強いのでしもうか?
オキアミに比べたら強そうなのは見た目からも想像できます。
実はフナムシのエサ取り強い度は魚の種類によって違うのです。
- アジ 絶対に強い
- サバ 絶対に強い
アジやサバやイワシなどに対しては、フナムシはかなり強いです。
たけれど、フグやサンバソウが相手だと、フナムシプラテクターは効果が薄いです。
- フグ やや弱い
- サンバソウ やや弱い
オキアミ並みのスピード感で餌食になってしまいます(ーー;)
フナムシのエサ取り対策の効果は無敵!とは言い難いです。
エサ取りの種類を減らすことはできるのがが正確なところです。
フナムシってマジで釣れるの?
フナムシは堤防や磯周りにたくさん生息しています。
グレやメジナは堤防や磯周りの生物を日常的に捕食しています。
フナムシを食べないと考えるほうがおかしいのかもしれません。
間違いなくフナムシで釣れます♪
場荒れすると特に釣れる!?
釣り場が波気だって場荒れするとふなむしのエサで特に釣れる状況になります。
なぜかといえば、波にさらわれてフナムシが落ちるから。
特に堤防周りでカニや貝を捕食しているチヌは、フナムシが落ちてくるのを知ってるのかもしれません。
堤防周りの足元を釣るヘチ釣りや、テトラ周りの落とし込み釣りてもフナムシのエサでチヌが釣れるのはよく知られた事実です。
では最後にフナムシ使うべ♪と思われた方にフナムシの採取の仕方も紹介しておきましょう。
フカセ釣りのエサ!フナムシの採取の仕方
まきえにフナムシって
— ぶちゅの日常@釣りスタンプ (@boyaboyasitemo) October 7, 2021
釣れるのかと思ったんだが…
ぬかにフナムシって
0円食堂ならぬ0円まきえ
オキアミをつけるように
フナムシをつけて
グレ連発に黒鯛までも…
まあ魚にとって
肉的な物体なら
なんでもいいってことかhttps://t.co/G6E1qKk3TY pic.twitter.com/ke2B1piSQ1
フナムシは堤防周りにたくさんいますが、逃げ足が早い!
とても素手で捕まえるのは難しそうですよね。
おっさんが堤防に這いつくばってフナムシを採取している姿はシュール過ぎる(ーー;)
では小さな網で追いかけ回すか?
実はもっと効率的で手間のかからない採取方法があります。
フナムシを採取する仕掛け「逆さペットボトル」
それが定置網ならぬ、定置仕掛け捕獲作戦です。
定置仕掛け捕獲作戦は自作のフナムシ捕獲仕掛けを使います。
自作と言っても作業時間は5分もかかりません。
使用するのは2リットルのペットボトル。
ペットボトルを上⅓くらいで切り、2つにします。
切ったペットボトルの上の方(飲み口側)を反対にしペットボトルに突っ込みます。
あとはセロテープなどで固定するだけ。
ペットボトルの中に、スルメなどのエサを入れたらフナムシのいる所にセットします。
エサにつられてやってきたフナムシは、ペットボトル仕掛けの中へスルスル♪
捕獲成功です。
日中のフナムシは岩陰などに隠れているので、前日や早朝に捕獲しておくのが確実です。
ふかせ釣りでフナムシをエサにする!クロダイ、メジナのまとめ
フナムシをエサにしてクロダイやメジナが釣れるのか?
私たちはエサ屋さんでエサを買うのに慣れすぎて、本来のメジナやグレの生態を見逃してしまっているのかもしれません。
彼らは堤防や磯周りの捕食できるものは何でも食べているはずなんです。
もちろんフナムシだって。
しかもフナムシはあんなに数が多いのですからクロダイやメジナが食べていないはずがないですよね。
今度の釣行にはぜひフナムシもふかせ釣りのエサのバリエーションに加えてみてはいかがですか?
コメント
フナムシってどうしても気持ち悪いんだよね~。フナムシエサにするとかちょっといややん。俺はオキアミでええわ