アジングの飛距離って平均何メートル?
アジングの飛距離って平均何メートルぐらいなのだろうか?
そんな疑問をもっている方も多いと思います。
なぜなら
「もっと飛距離が出たらアジが釣れそうなシチュエーションがたくさんあるから」
そうですよね?みなさん。
アジングだってもっとぶん投げて、サイズアップさせたいし、たくさんのアジを釣りたい(*^^*)
そこでこの記事はみんなの平均的な飛距離や、飛距離を稼ぐ方法を考えてみたいと思います。
アジングのみんなの飛距離の平均値をだそう
淡路アジング
— マンモス (@masashisugita3) October 4, 2021
MAX28センチで、群れの端っこに届くギリギリで釣ったような印象。
ブレイクに届く飛距離を改善しないと…
落ちパク2回で、釣った感はなしだけどドリフトが良かったのかな?色んなアクションも反応もなく。
1匹取り込み後に見事なアジジャンプ3回で海にお帰りになられました。 pic.twitter.com/Y6id9Xi2Xe
アジングのワームやジグヘッドやロッドを販売するブランドで飛距離について言及した記事をよく目にします。
だけど所属するプロアングラーやテスターでも、確実な数字を出せないのが現実です。
なぜならアジングをするフィールドの条件で数字は全く変わってしまうから(笑)
だって向かい風と追い風だったら全然飛距離違うでしょ?
使ってるロッドやラインでも飛距離は変わってくる。アハハハハ。
アジングで平均的飛距離だすなんて無理⁉
特にアジングのようなウルトラライトな仕掛けの釣りだと自然条件はモロに影響を受けてしまう(;^ω^)
もはやアジングで飛距離の平均なんて出すの無理やんって話です。
だけど、無理なのは承知の上で、無理矢理にでも平均値が知りたい…それがアングラーの心境だと思います。
だから風は無風でラインの影響は全く無視して、ロッドも平均的なアジングロッドを使用したという、あり得ない仮想空間でどのくらい飛ぶのか考えてみましょう。
みんなでアジングの平均飛距離を出してみよう
無風で1gのジグヘッドを投げるとします。
ラインはPEの0.2gとでもしましょう。
あなたの飛距離は何メートルくらいでしょうか?
該当する飛距離でポチッと押してみてください。
1gのジグヘッドの飛距離は何メートルですか?
ちなみにもっと飛距離を伸ばしたら釣れると思いますか?
1gのジグヘッドで15mの飛距離が平均的?
アジングでもっともよく使かう重さは「1g」じゃないでしょうか?
とあるプロテスターが「1g」で10mから20mの飛距離だと豪語していました。
10mから20mって範囲が広すぎだろ!?
思わずツッコミを入れてしまいました。
でも逆にいえば、プロのアングラーでもその程度なんです。
そしてこんなことも言ってました。
「アジングに飛距離は必要ない!」
アジングに飛距離は必要ないのか?
アジングしてた人が移動したポイントでジグサビキぶん投げたら爆釣した。やっぱ飛距離なんっすよー。刺身となめろうにして残りは焼いて犬のオヤツになった。 pic.twitter.com/nqRr9OT6tG
— またんご (@MATANGO34) October 7, 2019
アジングに飛距離は全く関係ない!
そう言い切るには…そんなはずないだろ!という心の叫び声が聞こえすぎるくらいに聞こえてしまい、躊躇を余儀なくされますが…
あえて言い切れば
「アジングに飛距離はあんまり関係ない…たぶん」
となります。
スローフォール&レンジキープのアジングでは飛距は関係ない⁉
というのは、そもそも現在主流となっているアジングは、スローフォール&レンジキープです。
簡単に言えば、アジのいる水深をできるだけ動かさずに定位させるっていう釣り方です。
アミパターンのアジに有効な釣り方ですね。
アミパターンのアジングって何?
#アジング#舞洲
— Koji Aji(こじアジ)初級アジニスト (@Tatsuya05719067) April 11, 2022
夜勤帰りに舞洲に寄り道。0時から3時半程度。潮がよれてるとこを徹底的にねちっこく攻めた結果23〜25くらいが3匹。ばらし2匹。ショートバイト多数。色々試した結果1gとテイルウォークのバーニー白が正解でした!アミパターン時のバーニーは強し! pic.twitter.com/lCbqt2ZO2S
アミパターンとはプランクトンなどの極微小な生物を捕食するアジのパターンのことです。
この釣りにおいては20mくらいが限界な距離だと思います。
それ以上遠くまでキャストしてしまったらレンジキープとかもう無理っすよね。
ロッドでジグヘッドをコントロールできる距離じゃない( ̄▽ ̄;)
つまり30m先の潮目にいるアジはもはや無視しろ!という暴言レベルの話になってしまうのです。
そんな遠くのアジではなく、自分中心として20m以内のアジを、釣っていたほうが面白いアジングが展開できるという理屈。
あくまでアミパターンの時の話ですよ。
アミパターンで使うジグヘッドの重さは1g以下が主流
アミパターンで使うジグヘッドの重さは皆さん幾つぐらいを使用しますか?
ここでもまた質問させてください♪
あなたはアミパターンで何グラムのジグヘッドつかいますか?
アミパターンで何グラムのジグヘッドを使いますか?
アジングの飛距離を伸ばす方法【劇的効果】
アジングにおいて飛距離を伸ばす方法は大きく2つあります。
フロートを使うかジグヘッドを重くするかです。
- ジグヘッドを重くして飛距離を稼ぐ
- フロートを使って飛距離を稼ぐ
フロートを使う場合も、結局は仕掛けを重くするので基本的な考えは同じなのですが…。
ともかく飛距離を出すには重量を上げるしかないんです。
でも単純にジグヘッドを3gとかにしたら、マズメの時間以外はまず釣れない!
ほんとに釣れない。ビックリするくらいアタリがない。
そこで登場するのがフロートという考え方です。
飛距離を出す秘密兵器!?フロートとは?
フロートリグとはアジングにおいて飛距離を出す、最大にして最終的な秘奥義のような存在です。
フロートはその名の通り浮力のある重り。
例えば2g重量のフロートで、2gの浮力を持っていればちょうどビッタリバランスします。
これが重量3gなら引き算して1g分の重さで沈んでいきます。
フロートにより浮くフロート、沈むブローと種類がたくさんあります。
フロートを使うメリットは、フロートの重量分だけ遠くまで飛距離を伸ばすことができる。
しかも浮力を持っているのでゆっくり沈む。
つまり30mや40m先で「スローフォール&レンジキープ」が思いのままなのです。
フロートリグがあるからジグヘッドは0.5gなど非常に軽くしてもアジングが成立します。
フロートの飛距離は何メートル?
フロートを使ったときには何メートルくらい飛距離が出るのでしょうか?
およそ30m~50mくらいは狙えます。
かなり飛びますよね。
視認できる潮目とかならほとんど届くかもしれない(≧▽≦)
フロートで飛距離を出すコツとしては「垂らしを長く」してロッドにのせる感じでゆっくり投げること。
普段の0.5gとかを投げる時のようなピュッとしたキャストでは上手に飛んでくれません。
ダイワの月下美人シリーズのアジングメバリング用のフロートジグです。
さらに飛距離を伸ばす!キャロライナジグ
さらに飛距離を伸ばすのにキャロライナジグがあります。
通称「キャロ」と呼ばれるジグ。
キャロシンカーという専用の重りを使うことで、より遠くまで飛距離を稼ぐことができます。
キャロシンカーの特徴は空気中はよく飛ぶのに、水中では沈みにくいこと。
フォールを繰り返して探る釣りで、トゥイッチなどのアクションを多様すると効果が高い。
スローフォール&レンジキープの釣りとは対照的でリアクションで食わせる釣法です。
アジングで飛距離を伸ばす方法【効果あり】
劇的に飛距離は伸びないものの一定の効果が有る方法も紹介します。
- ラインを細くする
- ロッドを長くする
ラインを細くすると飛距離は伸びる⁉
ラインを細くすれば抵抗が少なくなるので当然に飛距離は伸びるでしょう。
アジングで使われるラインはPEラインが主流で、エステルに移行した人が半数、たまにフロロの通しをラインにしている人がいるという感じでしょうか?
ラインを細くすれば飛距離が伸びるというのは、ナイロンラインのごっついのからPEの極細に変えたら飛距離の差を感じるかもしれません。
しかし、もともとPEの3号を使っているアングラーがPE1号に変えたからと言ってそれほど飛距離が変わるものでもありません。
ロッドを長くすると飛距離は伸びる⁉
ロッドを長くすればそれだけ遠心力が大きくなるので飛距離は伸びます。
ジグヘッドにより大きな力が伝わるというカラクリです。
ただしロッドを長くする事でデメリットが発生することを押さえてい置かなけらばなりません。
デメリットとは「感度」が落ちるという点です。
アジングは1g以下のジグヘッドを操るような釣り。
感度が落ちるとジグヘッドがどこにあるのか…潮のアタリ方はどうなのか…そんなジグヘッドから伝わってくる大切な情報を読み取りにくくなります。
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