アジングワームの選び方
最近は大人気となって釣りのひとつのジャンルに数えられるようになったアジングゲーム。
アジングが人気になると、無数のセオリーや釣り方が提唱されるようになり、同時にワームの種類も星の数ほど開発されるようになりました。
ワームの種類尾が増えるのはアングラーとしては楽しみのひとつではあります。
だけど、初心者の方には「どんなワームを選んだらいいのか全然わからん」という悲痛のような叫び声をよく耳にします。
そこでこの記事ではアジングワームの基本的な知識とアジングワームの選び方、そしておすすめのワームを紹介します。
アジングワーム選び方!形と大きさの基本
アジングワームの選び方をマスターするために基本となるのが「形」と「大きさ」です。
カラフルな色やカラーに目が移ろいやすいですが、形と大きさの基本を知っておくのが先決でしょう。
木で言えば形が幹に相当し、大きさが枝に当たります。
実はカラーは枝の先にある葉っぱや花だったりします。
先ずは土台となる形から覚えましょう。
アジングワームの形の基本は3種類
アジングワームの形は亜種系を含めると無数にありますが、基本となる形は概ね3種類だけです。
- ピンテール(ストレート)
- シャッドテール
- ワインド
ピンテール(ストレート)
ピンテールワームはアジングの最もオーソドックスな形で外すことができないワームの形です。
アジが捕食する小魚や、プランクトンなどナチュラルにイミテーションします。
また、吸い込みながら捕食するというアジの行動パターンにもマッチし、口に入りやすい形状だともいわれています。
活性が高いときにも、低いときにもOK!
「パイロットワーム」はピンテール系にするのがおすすめです(≧▽≦)
シャッドテールワーム
シャッドテールはボディニーに対し、ほぼ垂直に加工されたテールが付いたワームです。
このテールが水流を受けると、左右にひらひらとスイミングします。
ピンテールと比較するとアピール力は抜群です。
夕マズメで小魚を追いかけているアジには超絶な威力を発揮します。
食い気がMAXのアジには発見してもらうことが大事。
ガンガン動かして誘いをかけていきましょう。
ただしプランクトンパターンに落ち着いたアジには、アピールの強さが逆にアダになることも( ̄▽ ̄;)
ワインドワーム
ワインドワームはダートワームとも呼ばれるワームで、扁平タイプで断面が三角の形をしています。
ダート専用の矢じり型のジグヘッドと組み合わせることにより、左右に滑る「ダートアクション」に特化したワームです。
巻きやフォールを見切ってしまうアジに対し、潮の流れで横滑りさせるダートアクションが超効く場合が有ります。
デイアジングなどでボトムに下がった活性の低いいアジに口を使わせるのに有効です。
アジングワームの選び方!基本は2インチ
アジングワームの大きさ:基本は2インチ
アジングワームの大きさも様々な大きさが有ります。
デカアジを掛けるためのワームから、豆アジを釣るためのワームまで…。
アジングで万能に使える基本の大きさといえば「2インチ」です。
食い気が悪いときは小さなワームにする?
魚の活性が悪いときは、エサを小さくする…と考えがちです。
その考えで釣果が伸びる魚もいます。
しかしアジングに関しては
「活性が低い=小さいワーム」
というセオリーは通用しません!
多くのアジンガーがおっしゃられていますが、食い気が悪い低活性のアジだからと言ってワームを小さくしても好調化にはつながりません。
むしろ大き目のワームの方が「バイト時間が長くなる」ともいわれ、柔らかくて長めのワームの方が釣れる傾向にあります。
アジングワームの選び方!カラーの基本はクリア系
アジングはクリアカラーが基本
アジングワームのカラーの選び方です。
基本はクリアカラーを選択しましょう。
クリアカラーとは透明で光を透過するカラーです。
クリア系であれば色は赤系でも青系でも緑系でも構いません。
筆者の個人的な釣果から言えば「赤系」が信頼度高いような気がします。
ただ、この辺りは好みで構いません。
またラメも好きな色を選んで大丈夫です。自分の好きなカラーをパイロットとして使ってください。
アピールカラーのワームも忘れずに
クリア系のワームが基本でクリアだけでアジングの釣りは成立します。
だけど、いろんなパターンを試してみたい(≧▽≦)
アジングやってると絶対そう思うようになります。多分だけど…
クリア系のワームの次に投入して欲しいのが、アピールカラーです。
アジングワームのアピールカラーとは?
アピールカラーとは一般的に光を通さないワームのことです。
ソリッドカラーと呼ばれます。
光を通さないから輪郭がはっきりして高アピールでアジに誘いを掛けます。
デイアジングなどでは見切られる可能性が高いんですが( ̄▽ ̄;)
では高アピールのワームをどこで使うか?
暗闇や濁り潮でソリッド系のワーム
濁り系の潮や常夜灯もない暗闇でのアジングの時に、クリア系ワームでは釣れないときが有ります。
そんな時に選んで欲しいのがソリッド系です。
クリア系ワームが釣れないのではなく「クリア系ワームではアジが見つけられない」可能性が高いです。
ソリッドの高アピール力で存在感をアジに高発信!結果としてアジが釣れるという流れになります。
アジングのワームの選び方!おすすめワーム10選
ブーティーシェイク(マグバイト)
集魚成分を配合したフォーミュラー…アジの大好き匂い成分を配合したハイブリッドなアジングワーム。
特徴はテールの形。
テールの前半はリーフの形で水流を受け、先端はピンテールになっています。
ワームを泳がせると「波動」が梅まれるといわれます。2種類のテールで複雑な波動が生まれアジにアピールするのだとか。
ブーティーシェイクはかなり人気が高いのは事実です。
一誠 海太郎 「スパテラ」
バス釣りでは超有名なISSEIが手掛けるソルトタイプのワーム。
アジングでは「スパテラ」シリーズがかなり凄い( ̄▽ ̄;)
ピンテールの先に極小サイズのシャッドデールがついて「アジに食わせたい」という攻めのアングラーに人気です。
レイン(reins)× デプス(deps) アジアダー
デカバスを釣るのに大人気だったデスアダー。バス釣り師ならいちどならず耳にしたことがあるはずです。
デスアダーがバスからアジへとターゲットを変えてリニューアルしたのが「アジアダー」です。
ソフトマテリアルで柔らかさはかなりのもの!アジの食い込みの善し悪しは軟r高さで決まるともいわれている…
チビキャロスワンプ(レインズ)
こちらもレインズのアジングワームシリーズの中の一角「チビキャロスワンプ」です。
かなり昔から販売されていますが…オールド感は全くなし!
新興勢力のワームに押されがちですがピカイチの底力で人気を保っています。
テール部分に遠慮がちに刻み込まれたリブも評価高し♪
マゴバチ(オンスタックル)
オンスタックルのマゴバチというワーム。
見た目通り何の変哲もなくのっぺりとしたワーム…だけれどメチャクチャ食い込みが良いんです( ̄▽ ̄;)
触ってみると「わらび餅」を彷彿させるペロンペロンの柔らかさ。
この柔らかさが釣り人の理想とするアクションを海の中で実現してくれます。
ソフトサンスン(マルキュー)
みんなが大好きなマルキューのワームです。
「マルキューってワームも出してたんだ~」
ってびっくりしないでね。実はこのワームめっちゃ釣れる♪
スッとしたフォルムで長さはやや長め、柔らかいのに針もちは抜群でなかなか切れない(≧▽≦)
かなりいいです♪
キメラベイト(34サーティーフォー)
アジングメーカの34が販売するパイロットワーム。
最大の特徴はテールが二股に分かれていること。
アジの食性の中でも「プランクトン」を食べるアミパターンに特に強い、レンジキープやスローフォールを実現するために考案されたワームです。
アジングはワームの選び方が楽しい♪
アジングはワームの選び方で釣果が変わります。
色やカラーよりも形が重要かもしれません。
いろいろな形や色が販売されているので、是非たくさんのワームを試してお好みのワームを見つけてください。
ワームのローテーションで「釣れた」あるいは「釣れなくなった」という発見がアジングの楽しさのひとつだと思います。