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エギングも面白いけど浜名湖のタコ釣りは最高!
ゲームフィッシングで近年大人気なのがアオリイカを狙ったエギングです。
エビに似た餌木でイカを釣るゲーム性は非常に奥が深くて面白い!
だけどエギングと同じかそれ以上に面白いのが「タコング」です。
タコングって何?
タコングとはタコ専用の餌木を使って「タコ」を釣るゲームフィッシング。
浜名湖ではタコがよく釣れます。そして美味しい♪
今回は浜名湖で釣るタコの釣り方と仕掛けやポイントなどを紹介します。
エギングも面白いけど、タコングもハマル面白さがあるからぜひやってみて!
浜名湖で釣れるタコは美味しい!
まず最初に押さえておきたいのは「浜名湖のタコが美味しい!」ということ。
美味しさの秘密はタコがクルマエビやワタリガニをエサにしているからだそう。
美味しいエサを食べて育ったタコもおいしくなるんですね。
市場でも浜名湖産のタコはちょっとお値段が高かったりするそうです。
ぷりぷりで歯ごたえが良くて、唐揚げ、塩ゆで、タコ飯、タコ焼き…なんでも美味しく頂けるので「浜名湖産のタコ」を是非ご賞味ください。
タコのから揚げ食べた~い♪ハイボールと合わせたら最高よね。
浜名湖のタコが釣れる時期は短い!
浜名湖でタコを釣るには時期に気を付けなければいけません。
シーズンインするのが例年5月のゴールデンウィーク前後です。
頭の大きさがピンポン玉くらいの小ぶりのタコからスタートします。
そして最盛期を迎えるのが7月で8月には釣れ難くくなります。
つまり浜名湖のタコ釣りのシーズンは5月、6月、7月の約3か月間だけなのです。
かなり短い…
- シーズンIN:ゴールデンウィーク前後
- シーズンOUT:7月の終わり位
よく釣れる時期が3か月間。その前後もぽつぽつとは釣れるよ
タコは真水を嫌うので梅雨の時期は釣れにくい
しかもタコは真水を嫌うので雨が降ると釣れ難くなります。
塩分濃度が下がると活性が落ちるらしい。
つまり口を使わなくなって穴の中に籠ってしまうというわけです。
雨が降っても合羽を着て釣りに出かけたいのが釣り人の性ですが・・・タコ釣りだけは辞めた方がいいかもしれません。
水潮になるとタコの活性は一気に落ちると言われているんだ。
浜名湖でタコを釣るにはタコエギが必要!
浜名湖で伝統的にタコ釣りに使用っされてきたのはタコテンヤです。
木の板に大きな針が付いていて、木の板にカニや魚を結び付けてタコを釣ります。
いわゆる「エサ釣り」です。
タコングではテンヤは使いません!エギングと同じようにタコ専用の「餌木」を使います。
タコ+エギングでタコングと呼ばれてます。
本物のエサ使わないっていいよね。私はゴカイとか超嫌い。マジでキモイ( ̄▽ ̄;)
タコングとエギングの違い
タコングとエギングの違いは針の形状と自重です。
イカは抱き着くようにエサを捕食します。抱き着いた足がハリにかかりやすいように餌木の後ろに剣山のようなたくさんのハリが付いています。
それに対しタコの針は男らしい♪
針金のような長くてゴツイ針でひっかけます。
タコの足に食い込んだら絶対に外さないという意気込みがビンビンと感じられる仕様です。
タコエギは重さが重要
タコエギは重さが重要です。
タコは海底の岩陰や障害物の周りに身を潜めています。
「タコは海底に居る」のです。
だから餌木を浮かせてはいけません。海底を引きずるように餌木を引いてきます。
タコを釣るときは常に底を意識して釣るのね。なんか根掛かりしそうな感じもする。
浜名湖のタコングは特にオモリが重要
浜名湖のタコングのポイントは表浜名湖です。
表浜名湖とは一般的に国道一号線より海側を指します。
舞阪町とか新居町の方面です。
表浜名湖は魚の魚影が濃く色々な種類の魚が釣れます。
しかし表浜名湖では釣り人を悩ます大きな問題があります。
それが「潮流の速さ」です。
表浜名湖の潮の流れは半端なく早い!特に大潮の下げ潮は最悪。
下げ潮になると釣りにならず納竿する人が続出です。
タコエギは重りを追加出来るタイプを選ぶ
タコエギに自重を持たせるにはダウンショットリグ(胴付き)とナス型オモリ追加型があります。
おすすめはナス型オモリ追加型。
フックがついていてナス型オモリの号数で簡単に重さを調整することができます。
オモリ追加型なら簡単に餌木の重さのを調整できるから、浜名湖の潮の速さにも対応できるんだ。
表浜名湖のタコングのオモリの号数
タコングに追加するナス型オモリの号数を目安として掲載します。
- 潮止まり:3号から5号
- 潮が緩い:5号から10号
- 潮が速い:15号~20号
例えば新居海釣り公園で、潮が速い時間だと15号から20号の重りでも簡単に流されます。
もうあきらめて流されながらタコを狙うか、納竿するしかありません。
浜名湖のタコが釣れる時間と潮流
魚釣りは「朝まずめ」と「夕まずめ」がよく釣れると言われます。
タコ釣りも同じで朝と夕方はよく釣れます。
また時間帯にプラスして重要になってくるのが潮汐です。
浜名湖のタコ釣りでは潮の流れを味方にするのがとても重要です。
一番おおすすめの時間は「夕方+満潮の潮止まり」
浜名湖のタコはなぜか潮が止まったときに釣れることが多い。
干潮よりも満潮が釣れます。
満潮が朝まずめや夕まずめに重なる潮回りは浜名湖のタコ釣りの大チャンスかもしれません。
私の知り合いのタコ釣り師も、夕方満潮の浜名湖は鉄板だとか言ってた。
タコングの餌木には大きさが重要!浜名湖は2.0か2.5号
浜名湖のタコングでは頭のサイズがピンポン玉サイズから、大きくなってもコブシ大までの比較的に小さいサイズが多いです。
だから大きな餌木は食い渋りの原因になります!
ざっくりとした表を作ったので参考にしてください。
2.0号 | 6.06cm | 適合 |
2.5号 | 7.57cm | 適合 |
3.0号 | 9.09cm | 大きすぎ |
3.5号 | 10.6cm | 大きすぎ |
4.0号 | 12.12cm | おおきすぎ |
浜名湖のタコは美味しいけど一般的に釣れるタコのイメージより少し小さいんだ。だから餌木もタコの大きさに合わせて小さめを選択するといいぞ。
浜名湖のタコング!タコが釣れるポイント
浜名湖でタコが釣れるポイントを紹介します。基本は表浜名湖です。
グーグルマップに浜名湖のタコ釣りポイントを4か所マーキングしました。
実際のポイントでどこを狙うかは釣り場に立って考えてみてください。
実績のあるポイントなのできっとタコが釣れると思います。
- 新居海釣り公園
- 砂揚場
- 網干場
- ウナギ漢音前
死ぬぞ!浜名湖のタコ釣りではヒョウモンタコに要注意
浜名湖にはヒョウモンダコが生息しています。
体長10㎝くらいの小さなタコ。
ヒョウモンタコには人間を殺せる量の毒があるので超要注意です‼
フグと同じ毒のテトロドトキシンという種類の毒で、危険が迫ると毒を吐いたり、噛みついて毒を注入したりするそうです。
中毒症状を起こすと人間が死ぬ可能性もあります。
ヒョウモンタコはカラフルな豹の様な模様が特徴です。しかし釣り上げた直後は模様はありません!
だから油断して触ってしまう人がいるのです。
10㎝くらいの小さなタコを釣ってしまったら気を付けること!身の危険を感じると敵への威嚇で体の表面に模様が現れます。