紀州釣りで付けエサは何を使う?
堤防や波止や磯から気軽に狙えるクロダイ釣り。
クロダイを釣るにはたくさんの釣法がありますが…。
今回は紀州ダンゴ釣りのつけエサに焦点を絞って見ます!
エサです!エサ!マニアックに探ってみましょう。
紀州釣りのエサに悩んでいる方、何をエサに付けたらいいの?と迷っている方はぜひ散骨にしてください。
紀州釣りのつけエサの種類
紀州釣り、ダンゴ釣りのターゲットは圧倒的にクロダイが多いはずです。
付けエサを考える前にクロダイの生体を少し把握しましょう。
クロダイは普段何を捕食しているのでしょうか?
雑食性で何でも食べるといわれるクロダイ。
大きく分けるとクロダイが食べているエサは3種類になるようです。
- 甲殻類:カニ、エビ
- 貝類 :アサリ、カラス貝、カキ
- その他:小魚、多毛類、軟体動物、海藻
これらの物を付けエサにすればクロダイが釣れるはずです。
ただし入手が困難だったり、手間がかかったりします。
そこで釣具屋さんで簡単に手に入るエサを使います(*^^*)
紀州釣りで付けエサにする種類
ルアー調子悪いので、紀州釣りしてきました。👋😆🎶✨
— SG (@gybradin) October 13, 2021
エサ釣りは強い🎵 pic.twitter.com/rBTWpzFB2C
紀州釣りのダンゴに入れる付けエサの種類は無数にあるかもしれません。
工夫次第で何でも有りなのが釣りだから♪
特にクロダイはスイカやメロンでも釣れるという情報があるほどです( ̄▽ ̄;)
今回は簡単に手に入る「エサ屋で購入可能」な代表的な付けエサを紹介します。
- オキアミ
- サナギ
- コーン
- 練エサ
- ボケ
- シラサエビ
オキアミ
オキアミはクロダイが大好物のエサの1つです!
冷凍で釣具屋さんに1パック500円前後で販売されています。
1パックあれば1日釣りするのに十分な量。
大人気の付けエサでクロダイ釣りのベースとなるつけ餌と言っても良いでしょう。
オキアミは直射日光を当てると、自身の持つ消化酵素によって黒く変色します。
変色したオキアミはクロダイの食いつきが途端に悪くなるので要注意!
小分けにしてエサ箱に取り出すのがおすすめ。残りはクーラーボックスで保管しましょう。
コーン
クロダイがなぜコーンを捕食するのかは謎です。
まともな答えを聞いたことがありません(ーー;)
しかしコーンを付けエサにすると、クロダイが照れることは確かです。
釣れたクロダイの胃袋の中からコーンが出てくることも良くあります。
スーパーに売っているコーンの缶詰めで十分です。
個人的にはデルモンテの紙パックのコーンがおすすめです。
シャキッとした弾力があり、ハリを刺したときに潰れにくいです。
また、次のエサで紹介する「さなぎ 激荒」の中に入っているコーンを刺しエサにするのもよいです。
サナギ
サナギは絹を採取する蚕のことだそう。
集魚効果が高く、紀州釣りのダンゴに入れる定番になってますね。
そんなサナギを付けエサにも利用します。
付けエサ専用のさなぎも売っていますが、おすすめはマルキューが販売する激荒さなぎ。
冷凍になっているさなぎで、ダンゴの中に混ぜたり大き目な粒をより分けて付けエサに利用します。
練エサ
練エサはフカセ釣りでクロダイを釣るのによく用いられる餌です。
なぜなら比重が大きくて底までしっかり沈んでくれるから。
紀州釣りにおいても潮流が早く、仕掛けが浮きやすい時に使われます。
練りエサには
- 高集魚レッド :マルキュー
- 食い渋りレッド、イエロー:マルキュー
- オキアミダンゴ:マルキュー
- 魚玉 :マルキュー
などがあります。
マルキューが独占している市場ですね。
ボケ(スナモグリ)
なんとかスナモグリ pic.twitter.com/p70R1tgFfr
— バナンさん (@banan_0728) May 19, 2019
ボケとはエビとシャコの中間のような生き物で、正式には「スナモグリ」という名前です。
クロダイ釣りを語るには外すことのできないエサ。
なぜなら「超ヒット率が高い」からです。
ボケの使い方にはコツがあり、クロダイがいると確信が持てたときに投入するとほぼ釣れます。
ボケを持っていき、ココぞというタイミングで投入し見事に釣れたらすごく楽しい♪
ただし高いのがネック(ーー;)
一匹50円前後します。
シラサエビ
クロダイのエサとってきた。明日釣りに行くよ〜 pic.twitter.com/9Ux72RPcHr
— さかたざめ (@Rhinobatos_sp) May 25, 2022
シラサエビは付けエサや撒きエサにする生きたエビです。
琵琶湖で生きた小エビがたくさん採れる関西で生まれた釣り方。
エビ撒き釣りと呼ばれ、生きたエビをコマセのように撒いて魚を寄せる豪快な釣り方です。
紀州釣りの場合はダンゴの中に数匹混ぜてクロダイの足止めを狙ったり、つけ餌としても使用します。
ダンゴの中で潰れないように加減して握るのがコツ。
紀州釣りの付けエサローテーション
紀州釣りで使う付けエサの種類はわかりした。
では、使い分けやローテーションはどうするのでしょうか?
これにはエサ取り対策を基本とした考え方があります。
エサ取りは硬いエサは食べられない
紀州釣りにおいてエサ取りはダンゴを突き煙幕を発生させてくれる大事なお仲間です。
エサ取りがいるからクロダイが釣れる!とも言えます。
ただしダンゴが割れて付けエサが出たあとは、単なる敵になり変わります。
つまりクロダイに食わせるはずの付けエサを盗んてしまう(ーー;)
エサ取りが多すぎても紀州釣りは釣りにならないことがあります。
そこでエサ取りが食べられないようや硬いエサに変更していくのです。
付けエサは柔らかいエサから硬いエサへ
付けエサを順番に硬さで表示してみます。
- 柔かい オキアミ
- やや固い コーン
- やや硬い 練りエサ
- だいぶ硬い サナギ
もっとも柔らかいエサで食い込みが良いとされているのがオキアミです。
食い込みが良いエサなので、最初に使うのはオキアミが良いでしょう。
オキアミではエサ持ちが悪いと判断したら、硬いエサへとローテーションしていきます。
オキアミ&コーンのハイブリッド
オキアミだけコーンだけという使い方も良いのですがハイブリッドもおすすめ。
オキアミだけではすぐにエサがなくなってしまうときは、オキアミとコーンを抱き合わせにするのです。
具体的にはコーンを一粒、または二粒をハリに刺して、そのままハリスまで抜いてしまいます。
ハリのちもと部分でブラブラしてる状態。
ハリの部分にはオキアミを刺します。
オキアミが盗られてしまってもしまっても、コーンが残るのでクロダイガ食ってくる確率は残ります。
夏秋には非常に重宝するハイブリッドな付けエサです。
練りエサとコーンのハイブリットも有り
オキアミコーンのハイブリッドが有りなら、練りエサコーンのハイブリッドも当然に有りです。
練りエサの有利な点はエサ持ちの良さと比重の重さ。
練りエサは親指の爪の大きさほどを付けます。エサ取りの小魚では一口では食べきれません(≧▽≦)
ざま~みろ♪
そしてダンゴが割れてからも比重が重いので、ダンゴの煙幕から外れにくいというメリットもあります。
紀州釣りの付けエサのまとめ
今回は紀州釣りのダンゴに入れる付けエサを特集しました。
紀州釣りは非常に面白く、奥の深い釣りです。
ぜひ今週末は付けエサをたくさん持って紀州釣りに出かけてみませんか?