ショアジギの左右非対称ジグとは?

メタルジグには左右対称タイプと非対称タイプがあります。
当然に、左右非対称だと水流の速度が変わり不規則な動きが発生します。
では、左右対称と非対称のジグはどう使い分けたら良いのてしょうか?
それぞれの特徴から使い分けや、ポイントを考えてみます。
左右非対称のメタルジグとは?

左右非対称のメタルジグとは上から(背中側)から見下ろしたときに、左右で膨らみに差が有るタイプを指します。
どうして非対称にするのか?
非対称にすることで、水の流れる速度が変わります。
具体的には膨らんでいる方がジグを同じだけ進めたときに早く流れます。
早く流れる方にジグは引き寄せられる。
これによって不規則なダートのような動きが生まれます。
左右非対称のメタルジグの特徴は?
■左右非対称の特徴
水の受けが違うので不規則なアクション
先ずは先述したように、水流の差による不規則なアクションで魚を誘う事ができます。
左右対称に比べると、やや引き抵抗が強くなります。
投げ疲れて腕がダル~な時には左右対称のジグをおすすめします。
逆に引き抵抗が少なくジグの泳ぎを感じにくい時には左右非対称がおすすめ。
左右非対称の得意な誘い方、アクションは?
10/8武庫川一文字
— みずほ🐟隼華10期 (@Mizuho0923) October 9, 2024
今シーズン初の青物!
サゴシ♡
マキマキのムコイチカラーで釣れたのが嬉しい!!#PR pic.twitter.com/LZzdEkL5iR
左右非対称は引き抵抗が強く、不規則な左右の動きで魚を誘います。
その特徴から高速のただ巻きだと動きが破綻してしまう事があります。
高速なアクションよりもスローに誘うのが向いています。
■アクションの特徴
- 高速アクション=左右対称
- スローアクソョン=左右非対称
特にファール中は左右非対称の特徴が現れやすく、ゆらゆらっと揺れる不規則な動きは強烈な誘いになります。
左右非対称なジグを使い、ファールで誘いたいときにはショートタイプのセンターバランスご最強です。
薄めで腹が薄い方が左右にダートするようにうごきます。
| 左右非対称 | 左右対称 | |
|---|---|---|
| アクション | 不規則 左右にダート ユラユラ | ウォブリング 規則的に |
| アピール力 | 大きい | 小さい |
| フォール | 不規則に沈む ユラユラ スローが効く | 規則的 まっすぐに沈む 沈下速度が速い |
| 引き抵抗 | 大きい | 小さい |
左右非対称のおすすめのメタルジグ
ダイワのサムライジグR スローフォール
左右非対称でフォールの沈下速度に拘ったジグ。
青物に追いかけられ弱ったベイトを演出します。
リフト&フォールでゆっくりフォールの時間を取ってやるのがコツ。
#ライトショアジギング をサンテレビ#四季の釣り の撮影で初めて放送した時に
— メジャクラの川上テツ (@kawatetsu623) September 3, 2025
ここまで、沢山の人に人気になるとは思わなかった!!
で、本日も四季の釣りの撮影で
和歌山湯浅の#なぎ丸 さんにお世話になり
エギングとライトショアジギングの撮影に行ってきました!
ジグパラスローの新色がヤバい pic.twitter.com/PC4NTlnQ4Z
メジャークラフトのジグパラスロー。コスパも良くて釣果も期待できるとアマゾンでも激売れのジグです。
扁平型で左右非対称でユラユラ度はかなり高い。
バランスはセンターからややリア寄りで飛距離も期待できます。
ブリか?と思ったけど、全然そんなことはなかったです
— MA (@MA01100110) October 11, 2024
自己タイ記録66cmメジロでした
ルアー:ジグパラショート(ライブキンアジ)50gメジャークラフト
タモ入れも自分でできました
これで、あとはお気軽に釣りできそうです
#和歌山 #釣り #ルアー #ジクパラ pic.twitter.com/0TGzRbCglv
同じくメジャークラフトの左右非対称設計のメタルジグ「ジグパラショート」です。
ジグパラスローと比較すると扁平度は小さめでリトリーブで釣果が期待できるタイプ。
ショートでシルエットが小さいので飛距離も出ます。表層直下からボトムまでタナを意識して釣れます。
ダイワの「TGベイト」も左右非対称のメタルジグです。TGとはタングステンの略です。
タングステンは通常の鉛素材よりも質量が大きい。
だから、同じ30gのメタルジグならタングステンはシルエットを小さくできます。
小さくすることでマイクロベイトに合わせたり、沈下速度を上げたり、遠くまで飛ばせたりと、使うシチュエーションは多いです。
ただ巻きで釣れると定評のあるハヤブサのジャックアイマキマキ。
左右非対称のボディーで、左右のホロも違います。そして特徴的なのがリアフックに付いたブレードです。
リトリーブするとブレードが回転してヒラヒラと波動を生む出します。また、光を乱反射するフラッシング効果のアピールも期待できます。
JACKALLのフロント重心の左右非対称の目たるジグ。
10g~60gのラインナップでライトなショアジギングからやや本格的なフィールドまで。
適度な引き抵抗があるので初心者からベテランまで、ジグのイメージが付きやすい。
こちらもジャッカルの左右非対称のメタルジグ。リアフックに付いたスプーン型のブレードがメタルジグの新領域のアピール力を獲得。
激しくしゃくって青物を釣るのが定番。でもブレードが付くことでただ巻きでも釣れます。
ショアジギングの左右非対称のジグって何?まとめ
今回は左右非対称のメタルジグの特徴や使い方を考えてみました。
特徴は下記のようなものがありました。
- 不規則なアクションが生まれやすい
- アクションは大きくなりがち
- 引き抵抗はやや強い
- スローなアクションが得意


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