アジングワーム!初心者さんが抑えるべきポイント
アジングははまると抜け出すことができない「沼」のような面白さがある(≧▽≦)
自分でアジを釣るための理論を組み立てて、その答え合わせが確実にできるのがなんとも楽しいです。
その日の正解のパターンにたどり着いた時には「爆釣」連続ヒットのご褒美がもらえます。
さてアジングのパターンを掴むのに大切な要素の一つにワームがあります。
「ワームって種類が多すぎて何を使っていいのか訳が分からん」
そんな初心者アングラーの悲鳴にも似た叫び声をよく耳にします。
そこでこの記事では、その日のパターンを見つけるためのワームローテーションの方法を紹介します。
初心者さんでも簡単に実践できる方法なのでぜひ試してください。
アジングのワームは無数にある⁉いいえ!2種類だけです
アジングワームはたったの2種類しか存在しない⁉
アジングワームは大きく分けると2種類しか存在しない…(;゚Д゚)
いきなりの大暴言で「ふざけんな~」というヤジが飛んできそうなのですが…。
大真面目に大きく分けると、たった2種類しかないと考えています。
2種類しかなければ、最初に購入するワームも、ローテーションにも迷うことはない(≧▽≦)
その2種類とは…
『クリア系』と『ソリッド系』です。
- クリア系ワーム
- ソリッド系ワーム
この2種類の選択の正当性は、ベテランアジンガーならきっとわかってくれるだろうと想像しています。
多分…きっと…
アジングのワームにおいて超基本となる2種類のワームの特徴を見てみましょう。
クリア系ワームとソリッド系ワームの違い
クリア系ワーム | ・透明で反対が透けている ・輪郭がぼやける ・ナチュラルにアピール |
ソリッド系ワーム | ・反対が透けない ・輪郭がくっきりする ・高アピール力 |
アジングのクリア系ワームとは?
クリア系ワームの定義としては、反対が透けているものです。
カラーは青でも赤でも黄色でも透けていたら全部「クリア系」です。
アジングのソリッド系ワームとは?
ソリッド系ワームとは、クリア系ワームと反対の色が透けていないルアーです
反対側が見えなくて、光を透過しないものがソリッドです。
アジング初心者はソリッド系とクリア系の2種類はもっていこう
アジングのワームは非常に種類が豊富で「何が釣れるんだろう?」と間違いなく目移りするはずです。
形、カラー、ラメの有無、グローの有無…
違いを探したら山のように種類があってパニック必至です。
このパニックの中から自分なりの理論を組み立てて、ワーム地獄の中からローテーションをくみ上げていくのがアジングの面白さの一つでもあります。
ただし、アジングでアジを釣るための最初の作業としてはアジングワームのローテーションではないのです。
アジングワーム色やカラーの種類に目を奪われるな!本質はソコにはない
また寄り道しちゃった🙊
— モリオ (@vDPbmKX9exPap6y) July 30, 2022
行きもせんのに、アジングのワームと針👀 pic.twitter.com/CFxJ95KNVP
アジング初心者さんが、ワームの種類に目を奪われてしまうとアジングの本質的な要素から遠ざかってしまう可能性があります。
どういうことかというと…
『ぶっちゃけワームは何でも釣れる』
ということなんです(;’∀’)
おいおい…ちょっと待てや…
これは筆者だけの意見ではなくアジングで有名な34の代表の家邉 克己さんも同じような趣旨のことを言っていました。
もちろん露骨にアジングワームは何でもいいとは言ってまえんでしたが…(;’∀’)
アジングで最初にやるのはワーム色やカラーのローテではない
今宵も悶絶アジング❗️
— Kissy (@kissy4fishing) July 29, 2022
アタリはそこそこちゃんと出るのに掛からない。ワームもズレてない。
昨日と全く同じ展開(流れの場所は違う)
アプローチの正確性が試される展開でこれぞ夏アジング🎣#横浜アジング #clearblue pic.twitter.com/xSqRZvJdye
アジングにおいて最初にするべきなのは「ワームのローテ」ではなく、ジグヘッドのローテーションです。
ジグヘッドを基本は1g.
アジの反応を見ながら重くするのか、それとも軽くするのか?を決めていきます。
また、アジのいるレンジにアクセスするには何カウント必要なのか?も考慮に入れます。
そうやって、ジグヘッドでアジへのアクセスの幅をギリギリまで詰めておく。
そこからアジングワームのローテーションが始まるのです。
けっしてワームを軸にアジングを組み立てるのではないのです。
アジングの基本となる縦軸にはジグヘッドを据え置くべきなのです。
ワームは横軸で、縦軸に対するトッピングやエッセンスと考えた方がいいでしょう。
そこら辺りのことはこの記事に書いてあるので参考にしてください。
クリア系ワームとソリッド系ワームは何が違うのか?
さてアジングにおいて最初にすべきはジグヘッドのローテーションだと理解したうえでワームのお話に戻ります。
マジでワームを中心に考えて釣りを組み立てると選択肢が多すぎて爆死します。
クリア系とソリッド系のワームの大きな違いはアジへのアピール力の差です。
アピール力というよりアジからワームの見え方が違う…といった方が正確化もしれません。
アジングにおいて最もポピュラーなシチュエーションである、ナイトアジングの常夜灯回りを例にしてソリッド系とクリア系のワームの差を考えてみましょう。
常夜灯を背にしたときのワームの見え方
常夜灯の明暗の境はナイトアジングでは一級ポイントですね。
ではアジからワームはどう見えているのか?
- ソリッド系:輪郭がはっきりといて魚のように見える
- クリア系 :輪郭がぼやけ水に溶け込んで見える
おそらくアジからはこんな風に見えていると想像できます。
ソリッド系は光を透過しないので、ボトムからワームを見上げるアジの目には、あたかも常夜灯の後光が指したようなワームが浮かび上がるでしょう。
逆光になるのでワームは真っ黒の塊の影のように見えるかもしれません。
一方でクリア系はどうかというと、光を透過させるので黒い塊のように見えることはあり得ないでしょう。
水の中に浮かぶゼリー?クラゲのように見えるのかもしれません。
クリア系とソリッド系カラー!反応の良し悪しは毎日違う
では最初に使うのはクリア系とソリッド系とどちらが良いのか?
これは釣ってみないとわかりません。
アジがクリア系とソリッド系のどちらに反応するのかは本当にわからないのです。
同じポイントでも日によって変わってきます(;’∀’)
同じジグヘッドで、同じ投点へ、同じレンジで、2種類のワームでアジのアタリの差を確かめるしかありません。
アタリに明確な差があればその日のパターン攻略に一歩前進です。
おすすめの色!クリア系ワーム
ダイワの月下美人シリーズから登場している極みシリーズ。
初心者さんの多くはダイワの月下美人シリーズでロッドやリールやルアーをそろえていると思います。
まぁ信頼性高いですよね♪
ブランドを統一していくにはとてもいいですね。釣れるかどうかは別として気分が上がる♪
これって重要です(≧▽≦)
おすすめの色!ソリッド系ワーム
34サーティーフォーのパイロット的位置付けのキメラベイトというワーム。
特徴は2本のテール。
一度使ってみると病みつきになるかもしれません。
マジで釣れる♪34サーティーフォースゲ~(≧▽≦)
アソートパックもあるぞ
複数のカラーや色をブレンドしたアソートパックも初心者さんには嬉しいパッケージ。もちろんクリア系とソリッド系はしっかりラインナップに入っています。
またベテランのアングラーの方でも、34を使ったことがない方はこの機会にアソートパックを手にしてみてはいかがですか?
アジングメーカーと呼んでも差し支えがない!?34の技術の高さ、拘りが垣間見れます。
クリア系のワームはラメ入りがおすすめ
クリア系のワームには「ラメ」が入りをおすすめしています。
ラメはキラキラした反射材で、見た目にきれいです。
だけどキレイだからという理由で入っているわけではありません。
ルアーやワームは魚が捕食しているターゲットをイミテーションしたものです。
ラメだってアジが捕食している「何か」をイミテーションしているから釣れるのです。
その「何か」がプランクトンなどの微小生物です。
ダイワの月下美人の「のりたま」カラーです。
なんかラメまくりって感じ。ラメの盛り強めとでもいうのでしょうか?
なんか美味しそう♪
ラメはプランクトンを模している
ラメが模しているものはズバリ「アミパターン」のプランクトンです。
アジは夕方のマズメ時間以降はプランクトンをほしょsくしていると考えられています。
このプランクトンに偽て作られたのがラメです。
クリア系のワームは水の中で輪郭が透けてゼリー状に見えて居るはず。
だとするならアジからはワーム全体の輪郭は確認できません。
では水中でごちゃごちゃっとプランクトンが固まったポイントが有ったらどうなるか?
簡単にたくさん捕食できるのでアジは真っ先に食いつきに来ます。
そうなのです!クリア系+ラメ入りワームは、ナイトアジングには非常に向いているのです。
最近のアジングはスローフォール&レンジキープ
最近のアジングはスローフォール&レンジキープという考え方が主流になってきました。
簡単に言えば、「ほとんど動かさずにじっとさせておく」という釣り方です。
なぜじっとしていて釣れるのか?
その答えが、アジは小魚を食すのではなくプランクトンを捕食しているからにほかなりません。
プランクトンは基本的に自ら活発的に動き回りません。
潮に乗って流されるまま…赤潮が潮目に乗って流れてくるのって見たことありませんか?あの状態です。
プランクトンは自ら動かないから、そのプランクトンにイミテーションしたクリア系のラメワームもじっとして動かないのが正解なのです。
派手なアクションは逆にアジから見放されます( ̄▽ ̄;)