堤防でカサゴ釣りに最適な竿とは?結論:7ft前後の軽いロッド

堤防でカサゴ釣りを始めた初心者の方や、もっと釣りたい、もっと極めたいという方向けにロッド・竿の選び方やを紹介します。
堤防カサゴ釣りは簡単に釣果を出せる釣りですが、下手なロッドを使うと、
- アタリが全然取れない
- 根掛かりだらけで釣りにならない
なんてことになって、結果として全然楽しい釣りができません。
そこで、この記事では堤防のカサゴ釣りに必要なスペックの紹介。
初心者さんが迷わない用に、実際の商品のリンクも張っておきました。
昨夜は久しぶりに釣りしてきた🎣
— Miyako (@CnA_BJ_my_HERO) November 30, 2025
寒すぎて手が震える震える🥶
新舞子で釣れたのはカサゴ2匹とアナゴ2匹🙌
でも小さくて3匹はリリース
15cm越えの1匹だけ持ち帰り🙆♀️
カサゴの味噌汁美味しい😋 pic.twitter.com/20fuBGBVxY
迷ったらコレを機銃!カサゴ釣りには7ft前後の軽いロッドを選ぶ

堤防でカサゴを釣りまくった経験を元に、最初っからカサゴ釣りに正解のロッドを紹介します。
■カサゴ釣りロッドはコレが正解
7ft前後(約210㎝)のライトロッド(M~L)
取り回しが良い
カサゴ釣りは堤防やテトラや岩の影を狙う釣りです。
投げて釣るというより「足元を狙う」釣り。
長すぎるロッドは取り回しが難しい。短い竿の方が完全に有利なんです。
足元をシビアに攻められる長さ
カサゴは根魚で岩の隙間などに生息してるのは誰でも知っています。
では、カサゴ釣りでどの位シビアに根回りを狙うのか?
例えば堤防の下にある敷石を狙う場合、敷石の上に乗せても釣果は期待が薄いです。
敷石と敷石の隙間にエサを落とすと釣果が上がる!
かなりシビアなロッドコントロールも必要で面白い釣りなんです(^^♪

感度と操作性のバランスが良いのがルアーロッド
Ḿ~Lのライトロッドは竿先の感度とタックル全体のバランスが良いです。
カサゴは底を意識して釣るので、アタリだけではなく、竿先の感触で海底の状態も把握したい(*ノωノ)
ウキ釣りに使うような柔らかな竿先ではなく、ハリのある竿先が向いています。
1ヶ月前に今シーズン最後と思って締めたアカハタでしたが、まだ釣れそうとのことで行ってきました。釣果はアカハタ5、カサゴ1と良い感じ!
— MJN (@manazurumjn) November 29, 2025
流石に当たり少なく、魚体も細かったので時期ハズレなのは間違いないんだろうなぁ。釣り自体が好きなので、また来年と思っていた中で釣れて嬉しかったです。 pic.twitter.com/EaxER499zS

堤防のカサゴ釣りに必要な竿の性能とスペック
| 竿の条件 | 竿のスペック |
|---|---|
| 長さ | 6~8ft(約180~240㎝) 短い方が取り回しやすい |
| 硬さ | ML〜Mのパワーが◎ 初心者はさんは若干柔らかなL〜ML Lが柔らかくML・M・Hと硬くなる |
| 自重 | 軽い方が扱いやすい ルアーロッドは基本軽い 投げ竿は基本重いので不向き |
| 調子 | 先調子の方がカサゴ向き 先調子=先端が柔らかめで曲がる 中調子=竿の曲がるポイントが中心付近 |
ロッドの長さは6~8ftで2m前後の竿がおすすめです。
硬さはルアーロッドは細かく設定されています。Lが柔らかくM・Hと進むほど硬くなります。
カサゴ釣りにはM~MLがおすすめ。
調子は竿先が曲がる先調子がアタリが取りやすいです。

カサゴの釣り方別!最適な竿はコレ
ここからはカサゴの釣り方や仕掛けに分けてロッドを紹介します。
● 足元狙い(胴突き仕掛け)
足もとを狙うので短めで感度が良い竿が第一優先!オモリは5号~10号を使うのが一般的に想定されます。
胴付き仕掛けは先端にオモリが付いた複数のハリが付いたタイプです。
縦の釣りに特化して堤防のキワを探りながら釣りをします。
プロックス(PROX) 根魚権蔵頑固
プロックスの根魚権化というロッドです。ロックフィッシュ用に設計されたロッドでカサゴ釣りにも十分に対応します。
胴付き仕掛けは、キジハタやアイナメなど大型も根魚が突然に襲ってくることも有る釣り!
● 足元狙い(ブラクリ仕掛け)
カサゴ釣りといえばブラクリ仕掛けを真っ先に思い出す方も多いと思います。
テトラや岩陰や堤防の隅など、非常に細かな隙間まで仕掛けを送り届けることができます。
敷石のポイントでブラクリ仕掛けを使う場合は、敷石の上に置いても釣れません。
敷石と敷石の隙間に仕掛けを送り込むくらいの繊細さも必要な釣りです。
AbuGarcia (アブガルシア) ソルティーフィールド
アマゾンでベストセラーになっているアブガルシアのシーバス&ライトロックフィッシュモデルのロッドです。
硬さはMLで長さは7ft。
背負える重さは2g~24gまでと幅広く、ブラクリ仕掛けやづ付き仕掛けにバッチリ。
ジグ単でワームを使った釣りにも十分対応するスペックです。
ダイワ(DAIWA) 穴釣り・波止釣りロッド 穴釣り専科 M110
ブラクリ仕掛けを使った釣り方に「穴」を専門に狙う変わった釣りがあります(^^♪
その名も穴釣り!
テトラの隙間や堤防の隙間など小さな穴をめがけて仕掛けを入れます。
穴釣り専用の竿は1m前後と超短いのが特徴です。
● 軽いワーム!ジグ単でカサゴを釣る
軽いジグヘッドとワームを利用した釣りが人気です。アジングやメバリングが有名です。
カサゴをワームとジグ単で狙うガシリングも超面白い(^^♪
夏場の20㎝前後のカサゴを狙うなら、アジングロッドやメバリングロッドとの共用も可能です。
秋冬の25㎝アップにカサゴを狙うなら共用は避けるべきでしょう。
バスロッドが安くて優秀
プロマリン バスロッド CB ワンダーバスDX 602S-ML
カサゴ釣りはソルトルアーなので専用の竿が必要と先入観がありますが、淡水のブラックバスの竿がコスパが良くてカサゴ釣りに適したモデルが結構あります。
パワーはML~Mが良いでしょう。竿先が硬くてバットのパワーが強いバスロッドは、つい過ぎるロッドだとカサゴを弾いてしまうことも。
1本のロッドでマルチに使えるルアーマチック
シマノ(SHIMANO) スピニングロッド 23 ルアーマチック
シマノのルアーマチックはソルトモデルで、ロックフィッシュからシーバスやエギングなどマルチに使えるモデルで大人気です。
マルチに使えるモデルって癖が少なくて、初心者の方が使うにはもってこいなんです。
カサゴ釣りに使うワームの大きさは2.5インチ~3インチがおすすめです。
● ちょい投げ・広範囲探り
ちょい投げや広範囲を釣る竿選びには大きく2つの考え方があります。
- ルアーもやるのか?
- エサ釣りや投げ釣り主体なのか?
ルアー釣りもやりたいならロッドはコレ
ダイワ(DAIWA) 万能ルアー(シーバス)ロッド ルアーニスト
ダイワのルアーニストは1万円を切るコスパながら非常に優秀なロッドでアマゾンでも売れまくってます。
UL(ウルトラライト)のアジング用からM/MHのショアジギングモデルまで。
カサゴ釣りにはシーバス用やエギング用のM・MLを選択してください。
投げ釣りを主体のロッドなら
ダイワ(DAIWA) 振出投げ竿 リバティクラブサーフ
のんびりと投げ釣りをやりたい方はちょい投げ系のロッドがおすすめです。
サーフでキス釣りなどにも使えるモデル。
カサゴ釣りに使うなら300か350の短めのロッドが感度も良くておすすめです。
● テトラ帯でカサゴ釣りのロッド
テトラ帯でカサゴ釣りをするなら短め&パワーがあるロッドがおすすめです。
テトラの上に乗るのなら特に手がふさがっている可能性が高いので短めの穴釣りロッドが良いです。
オルルド釣具】テトラ攻略 超コンパクトロッド「テトルドX」
アマゾンの実勢価格で2000円くらいで買える穴釣りロッドです。
価格と比較して意外とひょかが高い(^^♪
遊びで穴釣りやってみようかな…って感じならこの竿で十分かも。
プロマリン PG 極光テトラミニ
プロマリンの極光テトラもコスパが超優秀です。2000円くらいで購入できるので、テトラでガンガン釣りをするのにおすすめ。
テトラでぶつけてもこの竿なら心が平気かも(^^
後輩さん、シマさん、釣りごろ釣られごろじゃろさんとライトロックを嗜んできました!!
— 釣りに行く回数が多い人(回数さん) (@tsurikaisu) November 29, 2025
カサゴ10
タケノコ1
アナハゼ1
エイ1…
久々のブルカレでめちゃくちゃ楽しかった😁✨
こんなとこ近場にあったらしょっちゅう行くわ🤭
皆さんありがとうございました! pic.twitter.com/2NDgjKiYnX

4. 初心者が選ぶべき竿のポイント
初心者さんがカサゴ釣りのロッドを選ぶ際は、高級なロッドを選ぶ必要はありません。
予算は1万円以内くらいで考えて十分です。
釣りの用途を絞ると選びやすい
カサゴ釣りの専用竿は必要ないので、+でどんな釣りをするのかで竿を選ぶと良いです。
ライトなショアジギングやシーバスもやってみたいならルアーロッドを。
投げ釣りがしたいならキャストに特化した竿を選ぶと汎用的に使えます。
シマノ(SHIMANO) フリースタイル ロッド 23 フリーゲーム
シマノのフリーゲームは振り出し系の完全マルチロッドで、エサ釣りもルアー釣りもOKの凄いロッド。
ジグを投げることも軽いプラグやジグヘッドも使えます。
万能ロッドにするなら「7ft ML」
堤防でルアー系の釣りをマルチに使い倒したい方は7ft MLがおすすめ。
堤防周りのルアー釣りでは中間に位置するロッドで、エギング、シーバス、ライトショアジギング、チニングにも使えます。
AbuGarcia (アブガルシア) ソルティーフィールド
中型の魚をターゲットにしてマルチにルアー釣りを楽しむならエギングロッドが選択肢として優秀です。
堤防の高さに合わせて選ぶ
低簿が低い時は2m前後の取り回し重視のロッド選択が正解です。
カサゴは特に穴や障害物や根の周りをタイトに攻めたほうが釣果が上がるから。
でも堤防が高いならそれなりの長さが必要になります。
5. 堤防カサゴに相性のいい竿の種類
| 釣り竿 | 流用 |
|---|---|
| ▲アジングロッド | 軽いジグヘッド 小型が主体なら 底を取るのがやや難しい |
| ▲メバリングロッド | ルアーウェイトが大きめを選べば〇 1gとかのジグヘッドで底取り出来れば ライトロッドで大物釣りはスリリング |
| 〇ライトゲームロッド | ~10gくらいのルアーが投げられる アジングより重いルアーで底取り〇 細身で高感度で軽いのが特徴 |
| 〇エギングロッド | エギングロッドと根魚は相性が良い ルアーの操作性が抜群に設計 7g~30g位までのルアーがキャスト可 |
ロッドの種類別にカサゴ釣りに相性が良い、流用が出来るのか考えてみます。
△アジングロッド
アジングロッドはアジを釣るための専用設計のロッドが多くやや不向き。夏場の小型のカサゴ釣りならアジングロッドの流用も♪
△メバリングロッド
〇ライトなロッドで大物を釣るのてリスクは有るけれどスリリングで楽しいです。25㎝くらいまでなら釣れるでしょう。
30㎝クラスや大物アイナメには最初のツッコミで潜られて撃沈かも。
◎ライトゲームロッド
ライトゲームロッドは魚種を特定しないロッドが多くカサゴ釣りにもピッタリ!
ロッドのパワーはML~Mが良いでしょう。
◎エギングロッド(ちょい投げ向け)
エギングロッドになるとアジやメバルの竿に比べて背負える重さが格段に上がります。
ボトムをしっかり取りたいカサゴの釣りにはピッタリ。
6. カサゴ釣りで“選ぶべきでない”竿
次はカサゴ釣りには適さない「敬遠」すべきロッドを紹介しましょう。
硬すぎる・長すぎる・柔らかすぎる竿は辞めたほうが良いです。
長すぎるサーフロッド
長すぎるサーフロッドはカサゴのアタリすら取れない可能性があります。
遠くに仕掛けを投げることを前提にしているので、硬くて反動が強く設計されています。
足元を攻めるのにも完全に不向きですね。
硬すぎるショアジギングロッド
ショアジギングの中でも「ライト」ならカサゴ釣りに流用可能です。
ただし、ショアジギング用に寄せたジグ重さ60gとか80gを投げられるロッドは、カサゴ狙いのロックフィッシュロッドとは全く別物です。




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